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#一度は行きたいあの場所
【ちびまあ】親子の旅立ち😂
#ちびまあ 「東京いこわい」その瞬間口元を抑え洗面所へ駆け込んだ。
「やめや!」はじめてのおかあの涙に動揺。
上京に付き添ってくれた最後の一言。
「入学式終わったら私はおらん。おかあはもうこたないけん!」
当時は恥ずかしく痛々しくなるほど、泣いた
今でも同じ気持ちだ、違う意味で。
だって
…今も住んでるて…
【ちびまあ】みあげてごらん
『この問題は、じゃあ あっくん』
このように先生から答えを促されると
窮したあっくんは
ぽか~んとした表情から高確率で天井を見上げる癖があった。
そんなあっくんを見ながら俺の脳内では
あの名曲が浮かぶ
『み〜あげてごらん〜〜♪』
とはいえそこは子供だ
毎回毎回そのパターンはもう退屈だ。
かくして俺の脳内ではこのように変わった
『み〜あきたごめん〜〜♪』
【ちびまあ】おじいのいきなはからい
『庭くらいなんとかせぇや』
何度説教とも批判とも取れない
悲痛を浴びせてきたことか
おじいに、、、
うちの祖父は
造園業を営んでいた
名を、誠石という
石は、漱石から一字拝借したとの事
ーーー文豪と造園ーーー
ものづくりという点では共通しているのだが自宅の庭も剪定しない
石のように動かないその姿勢は
蝶よ花よのように可愛がられた
ぼっちゃんの強い意志を感じる
しかし
この粋なはからいは
【ちびまあ】それでか!
「まあどしたん?その目!?」
目?!そういや、かゆー!!かゆかゆかゆー
小さな頃はいつも充血していた。アレルギー性によるものだろう。当時は知る由もなかったが。
家族はそうでもないのだがなんで俺だけ?
アレルギーなら尚更遺伝的なものを想起させるものだが。。
たぶん飼育係だったからじゃないか?
さみしがりだからまあは。
うさぎもさみしいと死んでしまうという。
うさぎを死なせたくてじーっと
目
【ちびまあ】豚小屋
いつものジョギングコースの
曲がり角に自販機がある。休憩も兼ねて息を整え乾いた喉を癒やす。
「ふぅ」
まだ吐く息は白い。
ところでなんか気持ち悪い。
走りすぎ?疲れが溜まっているのかな?
待てよそういえばここって、、
昔豚小屋だった!!!
「おえっ!」
そんなデジャブいらない
【ちびまあ】ぎっちょ
政治的信条があるなら、ない。
右も左もないということだ。
偏りは視野を狭めて道を塞ぐ。
何事も中庸が肝要だと思うのだ。
腕相撲が強かった。左が。
大柄の体育教師を瞬殺して
教室中か拍手喝采に包まれたことも。
握力もパンチングマシーンも強かった。左が。
字を書くのも絵を描くのもお箸は右だ。
もっとも物心付く前は、物を手に取るのも
お絵描きするのも、みんな左だったらしい。
おじいがぎっちょ(左利