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高収入・高学歴な人としか結婚できないと思ってた私が無職の彼と結婚した理由

こんにちは、
新婚旅行で世界一周している桜子です。

このタイトル、正直これで公開してしまっていいものかどうか悩みました。

だって・・・
あからさまに 「高収入・高学歴な人と結婚したい!」だなんて、
かなり計算高くて嫌な女っぽくないですか?笑

ほっさ(旦那さん)にも 「そうゆう女が一番嫌い」と言われたことあります・・・

でも逆に、そうゆう女と結婚したのもほっさですし、
「高収入・高学歴な人と結婚したい!」と言っておきながら、
無職の彼と結婚したのも私です。

なぜそんな風に気持ちが変わったのか?

理由は簡単です。

お金より何より、やっぱりわたしは好きな人と結婚したかったから。
自分の心の声に正直に生きたかったから。

みんな本当は気づいていると思うんです。
お金が全てじゃないことくらい。

でも、どうしても世間体がわたしたちの気持ちを惑わせる。

今日は、昔のわたしのように悩めるタラレバ娘たちに、
「世間のイメージに惑わされず、自分の心に正直に生きて欲しい」

という思いを込めて、こんな記事を書きました。

負けるな、タラレバ娘たち!!!!

まずはじめに


ほっさと結婚する前、わたしは毎日のように悩んでいました。

・わたし1:高収入・高学歴な人と結婚したい
↕︎
・わたし2:純粋に好きな人と結婚したい

二人のわたしが心の中にいて、後者こそが私の幸せだ!
と言い切れる自信がなかったんです。

それと、そもそも好きな人がいなかったので、
私はとりあえず、高収入・高学歴な人を求めることにしました。

高収入・高学歴な人じゃなきゃ結婚できない!!と思っていた一人目の私

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一人目のわたしは、とにかく高収入・高学歴な人にこだわってました。

・話題の高級マンションに住んでみたい
・朝ヨガからのお料理教室みたいな1日を送る生活をしてみたい
・記念日には予約の取れないレストランに連れて行って欲しい

当時のわたしは口にこそ出せませんでしたが、
人と比べ、誰から見てもいいなと思われる生活をしたい。

心のどこかでそんな風に思っていたんだと思います。

「某有名企業の人を紹介してあげる」と言われたら、
朝・昼・夜と時間差で3人の男性とデートしたり、

「最近イケてる若手起業家との飲み会がある」と聞いたら
そのためだけに新幹線乗って地元名古屋から東京に行ったりしてました。

ある意味、意識高い系ですよね笑

しかし、そんなスペック高め男子が一般人のわたしに振り向いてくれるわけもありません。
わたし自身もなんか違うんだよなぁ。と全然好きな人ができませんでした。

あまりに好きな人ができないので、
精神科で働いてる友達に 「わたし、人を好きになれない病気かもしれないんだけど、どう思う?」
と本気で相談したこともありました。

そんなこんなで、彼氏いない歴だけあっという間にぐんぐんアップ!

周りからも 「桜子は誰よりも結婚が遠いだろう!!!」と言われ続け、
気づけば30歳はもう目の前に。

まさに、 "THE タラレバ娘"状態でした!!

お金なんかにとらわれず、純粋に大好きな人と結婚したいもう一人のわたし

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高収入・高学歴な人との合コンに明け暮れながらも、
心の中には隠しきれない、もう一人のわたしがいました。

「お金があるかどうかなんて考えず、好きな人と結婚したい。」

と純粋に思うわたしです。

でも、派手な世界を散々見てきたわたしにとって、

・小さな家で小さな車に乗るなんて恥ずかしい・・・
・ミーハーなわたしが質素な暮らしで幸せと思えるか自信がない・・・

そんな思いが強くありました。

毎日のように幸せについて考えてきましたが、
仕事と違って結婚はどう考えても一人でできるものじゃない。

ゴールのないトンネルにいる気分でした。

何度インターネットで 「自分に合う 男性  タイプ」
とグーグル先生に助けを求めたか分かりません笑

もうこの際、 「あなたの運命の人はこの人ですよ!」と差し出してくれたらどんなに楽だろう思っていましが、そうもいきません・・・

時だけが流れていくことに焦りもありました。

こんな風に夢みてちゃダメだ。
こんなんじゃいつまでたっても結婚なんてできない。

自分の正直な気持ちは封印して、
高収入・高学歴な人と幸せになるんだ。と自分に言い聞かせていました。

ほっさとの出会い

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好きな人もできないまま、やみくもに高収入・高学歴を求めていた矢先に

今の旦那さん(ほっさ)と出会いました。

ほっさは私と出会った当時、某商社で働いていました。

「もし良かったら、今度ご飯いきませんか?僕がいい感じのお店
予約しておきます」と連絡が来たので、

まず、 年収ラボで給料を調べてから

「楽しみにしています。」と返事をしました。

デート当日、彼の言うおしゃれなお店は、ありふれた居酒屋でした。

ここ???期待はずれもいいとこだ。せめてもうちょっとあったでしょうよ・・・

そして乾杯するや否や、更なる衝撃的事実を知ることになります。

「僕、世界一周に行くのが夢で・・会社辞めるんで、もうすぐニートなんです。」

え・・・今、何と・・・???会社やめちゃうの??
せっかくいいお給料もらえるのに?

今回こそは・・・って期待してたのに泣

・・・終わった。

また振り出しに戻るのか、と。

しかし、

それと同時に、心の中でもう一人の自分が声高く叫びました。

「キャーーー世界一周だって!!旦那さんと旅するの夢だったじゃん!!!運命なんじゃない?」

高収入・高学歴を求めるわたしと
お金なんか気にせず恋愛しちゃいなよ!というわたしが

心の中でパニックでした。

そんな私の気持ちに全然気づかない彼はまるで面接官のように質問をしてきます。

・「なんで、旅が好きなの?」
・「なんで、看護師になろうと思ったの?」
・「なんで、彼氏がいないの?」
・「なんで?なんで?」

わたしは彼に問いました。

「帰国したら、何か仕事のあてはあるの?(せめて復職できるとかいう可能性カモン)」

「何もないよ、コネもないし。この世界一周中に色々考えたいなと思ってる。」

ハァ・・・そっか。

この人と結婚したら、きっと高収入・高学歴な暮らしはのぞめない。

でも、でも・・・

もう一人の自分が尋常じゃないくらいワクワクしているのを否定できませんでした。

気づいたら、わたしはワインを2本も空け、
彼との将来を勝手に想像していました。

自分にとっての幸せを改めて考える

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その日の帰りの電車は、酔っ払っているのか興奮しているのか。
熱い感情を抑えられず、ずっと心臓がドキドキしていました。

自分の駅で降りることも忘れ、終電まで行ってしまったほど我を失っていました。

「これが運命なのか?」

いや待てよ。相手は、 無職になるニート男だ。早まるな。

家についてからも、興奮のあまり眠ることができず、

自分の感情をとにかくノートに殴り書きしました。

自分にとっての本当の幸せは何なのか?

今まで散々考えてきたことでした。

それからというもの、寝ても冷めても、
このことについて考えるようになりました。

小さな家に住んで小さな車に乗るなんて嫌。

でも、

ほっさとの将来を想像した時のワクワク感は、
わたしがかつて、どんな高収入・高学歴な男の人とデートしても
感じたことがない特別なものであることは確か。

もうすぐ30の娘が無職と結婚・・・親はなんというだろうか?

ショック死しないだろうか・・・

友達にも笑われるかもしれない。

自分の正直な気持ちと世間体。

どっちを選択するべきなのか・・・

わたしはどうすれば幸せになれるのか??

あーもぉ、正解とかわからん!

わからんけど、

一つだけ、たった一つだけ、分かることがある。

わたしはノートに大きくこう書きました。

「わたし、ほっさが好きだ!!!!!」

そして、わたしは覚悟を決めました。

「わたし、この人と結婚して世界一周に行く!!」

付き合ってもいませんでしたが、なんか本気でこの時はそんな風に思ったんですよね笑

わたしは自分の心に正直になることを決めました。

世間体を捨てた瞬間でした。

そして、今、わたしはそのひとと結婚して夫婦で世界一周の旅をしています。

「最高に幸せです」

そして今思うこと。

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ほっさと結婚して良かった。

心からそう思います。

今のわたしたちには、特に何も失うものってありません笑

家もお金も。

失うものは少なくありませんでしたが、
それ以上に価値ある時間を持てているなと実感しています。

毎日こんな話をします。

「どこに住もうね?」
「一緒にいられる時間を優先したいから、定時にあがれる仕事がいいよね」

ゼロベースで人生を二人で作っていけることが、

わたしにとっては最高の人生の選択だったと確信しています。

今なら、小さな家で小さな車でも、ほっさとなら幸せにやっていける。
そう思えるわたしがいます。

あの時、自分の気持ちに正直になって本当に本当に良かった。

自分で自分を褒めてあげたい!笑
大袈裟だけど、そのくらい勇気ある選択をした自分に拍手を送りたいです笑

あの時、あの選択をしたからこそ、今のわたしがいるのだから・・・。

終わりに

世間のイメージに惑わされて、
自分の本当の気持ちを見失うってよくあることだと思うんです。

自分の幸せが何なのかわからないから、
お金という目に見えるものに、どうしても頼りたくなってしまう。

しかし、目に見えるものは長い目で見ると
本当の幸せには結びつきません。

どんなに大きな家に住んで、大きな車に乗れたとしても、
翌年にはまた新たなデザインのものが発売され、
それを手にする人が現れます。

幸せだと思って手にしたモノたちは、いとも簡単に廃れていきます。

世間の幸せのイメージというのは、お金で買えて、廃れていくものです。

本当の幸せは、お金では買えない目に見えないものばかり。

だからこそ不安になる。

でも、 自分の気持ちに自信を持って、
自分の心の声に正直に生きて欲しいと思います。

本当の幸せは自分自身の中にあるものだから・・・。

この記事を読んで、一人でも多くのタラレバ娘たちが、
世間体に打ち勝つことを願っています笑



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