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茶室建築 Tea-Room
2019年7月30日 09:25
「遠州の四畳台目」遠州の十八番ともいうべき茶室です。へうげものこと、織部の弟子でもあった遠州は、江戸前期の安定してきた封建社会にあって、武家茶の方向性をより進めます。その特色は、客座から見やすい位置に点前座を舞台のように配置。さらに織部の燕庵形式を進展させ、上座を一目でわかる位置に配し、相伴席の必要性を草庵形式の中に消化。江戸幕府の作事奉行も勤めた遠州の優れた見識と閃きの光