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地上の言の葉たち

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景色をみていると、どこからか言葉がうかんでしかたない♪ そんな私を通じて出てきた言葉たちの欠片、ご堪能ください^^
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日と灯の言葉

日と灯の言葉

日の光は影とともにある 日の光がまぶしいほど 影に癒される
灯の光は影から浮かび上がり 道しるべとなる

自分と向き合うことで 自分の中の 輝きにたどり着く だれもが

周りの人と向き合うことで 自分と響きあう輝きにたどり着く だれもが

もとは同じ灯だったことを ある日 あの日 思い出すことだろう

そして 日が私たちを包むだろう 始まりの記憶を重ねながら

人はだれかの灯になって 照らして 世

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黒い感情を手放す言葉

黒い感情を手放す言葉

自分を尊重してもらいたかったという想いは

自分自身が自分を尊重しているか

尊重されたかった。

そうされなかった。

怒りや 悲しみや 諦めや 無力感

我ながら 黒い

なぜ今 このどす黒い感情はやってきたのだろう

怒りは 悲しみと一緒に

埋めつくす 埋めつくす 

そしてそこから

間違いなく 今もある生を生きて

魂からの願いを 感じられる今に続く

魂の声を

聞く時だ

いつか見た風景の言葉

いつか見た風景の言葉

どうしようもなく 懐かしい

そんな風景に出会う

日常のほんの近くに そんな場所があったとしたら

かわりゆく自分を 受け止める時

いままでの自分から これからの自分をつなぐ

ちいさなちいさな奇跡のような今を

そこだけを見ることで 永遠に生まれ続ける自分に気づく

どうしようもなく 懐かしい風景の

感情はどこまでも香しい

たんぽぽが空を泳ぐ言葉

たんぽぽが空を泳ぐ言葉

しっかりと花びらを放射状に広げていた姿から一転。

いま、種のネモトのネモトのところで 巣立ちの時を迎えている

ふわふわは たよりないだろうか

余計な力を脱ぎ捨てて

風に任せ 日に任せ 近寄ってくる動物 植物からも

抗いもせず 飛び立つことをあきらめもせず

風の中を ふわふわと 泳ぐたんぽぽ

このふんわりとした時間は

どこまでも柔らかく 暖かく 

確かな命が 場をめぐる