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さくらモンブラン
2021年5月9日 02:59
見た目に派手な重いウエイトを持ち上げることはすぐにはできないし、無理したら怪我をしてしまう。でも、軽くても綺麗なフォームで1回ずつ丁寧に上げることならできる。そう思って筋肉の塊みたいな人達ばかりの広いジムの隅っこで、一人でバーベルを担いでスクワットをやっていた。遠くからチラチラと女性トレーナーの視線を感じた。ウエイトが軽いから初心者だと思って事故の無いようにさりげなく見守ってくれてるの
2020年8月15日 21:40
コロナでジムが休館になった時、これは本当に大変な事が起きているのだなと初めて本気で思った。割と大きめの地震が起きても、猛烈な台風がやって来ても営業をやめなかったジムが休館になったからだ。「そんな地震や台風のさなかに開けてて誰か来るの?」聞いてみたら、地震は揺れが収まった直後には何事もなかったかのように皆トレーニングに戻り、台風の時は行く所がないからと言って結構な人数が来たと、トレーナーが
2019年11月1日 09:02
その日は仕事で些細な失敗をして気が滅入っていた。ジムに行くのが億劫で、ジムの前の公園に座り携帯を意味もなく見ていた。都合の良い言い訳を作り上げて帰ってしまいたかった。視界の端に階段でスケートボードを練習している男の子が見えた。スピードをつけて5段の階段をジャンプして、着地、できそうで転倒。転んで尻もちをつく。そして立ち上がり、またスタート位置に戻る。もう一度ジャンプ、やっぱり
2019年9月9日 18:43
久しぶりに会ったJくんは起業していた。やりたい事があると言っていたし、いつか何かやる人オーラを発していたけど、いつかはすぐだった。私はいつかこんな風になれたらいいなぁ、なんて事を書いているノートがあるのだけど、振り返って見てみたら3年前のページに昨日書いた言葉と全く同じ文字を見つけた。はい、3年間、無駄。 息子と言っても通じるくらい年の離れた目の前