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ロンドンで妊婦⑤ 12w初エコー

NHSでは、10wのmidwife初診が無事に終わると、次に12wに初のエコー検査が入ります。

詳しくはHPに書いてある通りですが、概要をまとめると

・10~14週の間に実施
・dating scanとも呼ばれる
・膀胱をなるべく満タンにして来てくれると見えやすくなる
・約20分間実施

・妊娠週数と予定日の算出
・単胎か双子等かの確認
・着床位置の確認
・成長具合の確認
・ダウン症のcombined test(希望者のみ)

Combined testとは、血液検査と、エコーで測るNT(首の後ろのむくみ)の結果を合わせて、ダウン症の確率を算出するものです。

combined testの結果は、問題がある場合は結果判明後3日以内に電話等で呼び出して連絡、問題がなかった場合は2週間以内に手紙での通知、という形が多いようです。病院によって形式は違うかもしれません。

コンバインドテストは、感度90%偽陽性5%という数字があるようです。日本での導入で物議を呼んだNIPTはまた違う方法で、感度99%偽陽性0.1%とのことです。

NHSでは、コンバインドテストでハイリスクグループと出た場合のみNIPTを受け、それでもハイリスクだった場合は羊水検査、と進んでいけるようです。もちろんハイリスクとの結果が出ても、それ以上の検査を受けないという選択もできます。

詳細はこちらから↓

なおdating scanと呼ばれるのは、パートナーを連れてくることを推奨されているからのようです。初めて胎児の姿を見ることができる大切な瞬間、ということのようです。または異常がわかる場合もあるので、それを一緒に受け止めてくれる人と一緒に来てという意味もありそうです。

エコー写真をもらうには、お金を払うことが多いようです。1枚5ポンド、3枚10ポンド、くらいが相場のように思います。NHS産科で唯一、お金を払う瞬間ですね。

3D画像や4D動画が欲しい場合は、別途プライベートクリニックにかかる必要があります。全身を撮りたい場合は、体が小さく子宮内に余裕がある10~24週頃、顔をはっきり撮りたい場合は、顔のつくりが成長した25~30週頃が良いようです。経験はないですが少し調べた限りでは、100~200ポンドで撮影してくれるクリニックがあるようです。

次の記事では、NHSでの健診とエコー検査のスケジュールについて書きたいと思います。

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