SAKUの好きな映画 : ファミリーツリー(The Descendants)
こんにちはThe Splendid、SAKUです!
普段は整形外科医として働きながら、音楽活動しています!
今日は好きな映画「ファミリーツリー」を紹介します。ほっこり癒される映画です。(内容自体は決して明るくはないのですが)
主演
大好きなジョージクルーニー。
今回は珍しくカッコいい感じじゃなくて、くたびれたおっさんっぽいキャラクター。(まぁそれでもかっこいいんだけど。)
あらすじ
ハワイはオアフ島ホノルルに住む弁護士マット・キング(ジョージクルーニー)は友人達から天国だろうと羨ましがられる生活をしている50代だ。
しかし実態は仕事に追われる日々で、自宅にも滅多に帰らない日々を送っていた。そのためか家族(妻と娘2人の4人家族)と上手にコミュニケーションが取れているとは、言い難い日々を送っていた。
そんなマットは、カウアイ島にある1860年代から先祖代々受け継がれてきた広大な土地を、7年後の信託を前に売却するかどうかという大問題を抱えていた。
父親の死後は、マットがこの土地の受託者になっていて、売却すれば自然は失われるものの、一族に莫大なお金が入ってくる。彼の親戚達は売却益を分けることを望んでおり、彼も売却益で妻エリザベスと今後はゆっくりした生活をしようと目論んでいた。
しかしそんなプランとは裏腹なことが起きてしまう。
エリザベスがボート事故に遭い、昏睡状態になってしまったのだ。数ヶ月近く全く会話がなかったので「当てつけかよ」とマットは感じる。
10歳の次女スコッティは、エリザベスの昏睡状態で情緒不安定になり、病室に横たわるの母親の写真を学校で見せびらかしたり、友人をイジメたり最近は問題行動ばかり。
全寮制学校へ通う17歳の長女アレックスはというと、心の動揺や二日酔いのせいで荒れている。こちらも問題ばかりなので、マットがある時寮に迎えに行くとアレックスが妻エリザベスと喧嘩していたと知る。そこで衝撃の事実が。
喧嘩の原因は、なんとエリザベスが知らない男と浮気をしている現場を見てしまったからだと告白される。(しかもクリスマスに)
動揺したマットは、エリザベスのことを良く知る親友夫妻に事情を聞きにいくと、エリザベスはこれを機にマットとの離婚を真剣に考えていて、浮気相手の男と生きていきたいと考えていたというのだ…
ショックのマットは、エリザベズの病室を再び訪れる。しかし病室で本人と会話ができるわけもなく、思い悩む。
そんな折、医師からエリザベスはもう助かる見込みがないと説明され、彼女の生前の意志に従って生命維持装置を外すことになるが…
さてマットは、これらの山積みの問題とどう向き合っていくのか。そこがこの映画の面白いポイント。
感想
みんなが羨むような大きな力(権力、能力、お金)があったとしても、悩むことはたくさんある。
特に人間関係の悩みは、そういう人ほど多いのかもしれない。
みんなそれぞれ抱えるものがあって日々闘っている。そう勇気づけられる映画です。
こちらも以前紹介した「シェフ」同様に時々見返したくなる映画です。
「ファミリーツリー」は随所に盛り込まれるハワイアンソングとか、ハワイの景色が最高なんですよねー。あー、ハワイ行きたくなってきた。
本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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