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「言の葉と言の刃」いつも粘土のような気持ちで【母の言葉】

どうやら緊急事態宣言も延長されそうな感じで、出口が中々見えない日々が続きますね。

閉塞感漂う中、SNSでは不平不満や誰かを攻撃するような噛み付く言葉を目にすることも増えてきました。

偏重が著しい方、真偽が定かではない情報をシェアする方、情報を精査でせずに攻撃的な発言を繰り返す方など、目に余る言動の方の多い方はフォローは外すこともせざるを得なくなってきました。

普段は超絶豆腐メンタルの僕なのですが、こういう時、意外とフラットでいられたりするような気がします。

それは昔、砥石で包丁を研ぎながら言った母の言葉があるからかもしれません。

言葉を放った後は受け取り手次第。
ひらひら舞う葉っぱのように優しく落ちる「言の葉」か、
無意識に誰かを傷つける「言の刃」になるか。

そんなつもりじゃなかったで許してくれないひともいる。
相手の事を思いやっていたら、言葉を選ぶ無駄な作業をしなくて済むから。

刃物に刃物で立ち向かうとどちらかが傷つく。
刃こぼれをして両方傷つくかもしれない。
こっちは粘土、刃物を粘土で包むような気持ちでいなさい、と。

そんな母の言葉を今また思い出すのです。

あ、母は息災です。

そろそろ母の日のギフトも考えねばなりませねんね。
少し先を、明るいことを考えて。前に前に。



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