長崎の原爆投下を知らなかったこどもたち
昨日は長崎で原爆投下があった日だ。
子供たちに「今日はなんのひ?」と聞いても、イマイチな反応だったし、全く知らない子も沢山いた。
これは黒板で教えるものより、彼ら・彼女らにとって今必要で大切なことだと思い、
少し時間をとって話した
全く他人事のような子や、眉を八の字にして聞く子や、それを現実としてあったことだと受け止める子もいた。
戦争のキッカケや、
アメリカ人の中には、(特に年配の方には)
原爆を投下したことが間違っていない、と考える人が少なくないことも伝えた。
それによって終戦させることができたからだ。
それに対して驚いていた子が本当に多くいた。
こどもたちは、普段の授業よりやはり、こういった社会の話・歴史・ジェンダーなどの話の方を真剣に聞く傾向があるなと思う
単純に聞いたことがなくて目新しいからかもしれないし、知らない情報がどんどん出てきて飽きないからかもしれない
わたしは
些細な一言がその人自身の人生を変えてしまうことがあると本当に強く思っている
言葉は何気なくその人の心に一生棲みついたりする
こういった日を取って、話をする機会を少し作るだとか、
短くても、その子の人生に今後も印象づけられる言葉になるかもしれないから、何かしらでもできる限り大切なことは伝えるようにしている
そのあと少し教室の空気が重くなったのを感じたけれど
それは、きちんと受け止めてくれたからこそだと思った
この若くて色々なことを吸収できる時期に、そして未来を担う原石たちに
人が人としてありのまま生き、その人らしさが活き、ワクワクできるような世界を創っていくために「その子自身のあたま」で色んなことを沢山考えて欲しいなと思う。
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