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#休息メモ 短期間の旅はもはや仕事

こんにちは!
現代の休息をアップデートする活動をしているさきしまです!

現代の休息のヒントを探す#休息メモ (2)!
今回、話の相手は休息の楽園宮古島で出会った「中野竜二さん(仮称)」です!

中野さんは現在25歳で、愛知県在住のフリーター。週単位の休みを取って、ゆっくり離島に訪れるのが趣味とのこと。

今回も1週間の休みを取って宮古島に訪れていて、宿泊するゲストハウスにて、話を伺いました。

そんな彼、25歳とは思えない達観した休息観を持っていました。今日はその話を少し。

話を聞いたゲストハウスのテラス

短期間の旅はもはや仕事

さきしま:
趣味の旅について、なにかこだわりはありますか?

中野さん:
旅において大事にしているのは「長めの休みを取っていくこと」ですね。そうすることで余白をつくり、イレギュラーを楽しむ余裕を作っています。

私からすれば1泊2日の弾丸ツアーなどは絶対に組みません。あれはもはや別の仕事だと思うんです。
短い時間で旅行に行こうと思うと、どうしてもその限られた時間の中で合理的かつ効率的に満足を得ようとスケジュールを詰め込んでしまいますよね?

着いたらまずは○○に乗って、〇〇に行って、〇〇を食べる。〇時に○○のイベントがあるから、間に合うように〇時の電車に乗る。夜は○○と会って、〇時に予約してあるレストランに行く。みたいな。

そのようにして気づけばタスクをこなすような旅をしている。旅内のタスクを素早く、多く、効率的に、クリアしていくことが目的になり、旅を楽しむという目的は、いつしか後ろ回しになっている。

「スムーズに、スマートに旅をしたい。」
だから予期せぬトラブルやミスでそのスケジュールが少しでも崩れると、大きなストレスを感じてしまうんです。

そんな旅が終わった後に感じるのは、満足よりも先になにか仕事を終えたような安堵感。そしてよくわからない大きな疲労
果たしてこれって休みになっているんでしょうか。僕には、旅が別の仕事になっているように思えます。

そのような詰め込み旅にならないように、僕は旅に行くときは決まって長めの週単位の休みを取ります。
スケジュールは大まかにはありますが、細かいものは決めません。「この期間のどこかで行けばいいか」みたいな感じです。時間に大きな余裕があるのでトラブルで少し予定がズレても気にしません。むしろ何事もなくスムーズに終わることの方がつまらない(だって時間はあるから)。

宿泊先はイレギュラーが起きない一般的なホテルなどではなく、交流があるゲストハウスを選びます。
同様の考え方の人が集まるので、そこで話す中で、予期しない予定が決まることもあります。

決められた旅行タスクを終わらせる旅ではなく、現地で気ままにタスクを作っていく旅、僕はそれが楽しいんです。

いかがです?
25歳にして、すごい旅行観そして休息観ですよね。笑

私自身は話を聴いていてすごく納得させられました。
確かにリラックスするはずの休日が、気づけばタスクをこなすような過ごし方になってしまい、逆に疲れてしまっているということありますよね。

なにを隠そう私も旅には効率性を求めてしまうタイプでした。
忙しい日々の中で何とか気分転換をしようと、旅行を企画することがありました。(皆さんもありますよね。)その中で気づかぬうちに意識していたのは「いかに効率よく旅先を周り、満足(リラックス)を得るか」という発想。

より多く、早く、安く旅先を回れればリラックスに繋がるだろう、安易にそう考えていました。

しかし、この話をきいて少し考えさせられました。僕が今までしてきたほとんどの旅は「楽しむ」ではなく、「効率」を求めたものだったのだなと。

今の時代、予定調和の旅、観光地を巡るだけの旅はもはやYoutube等でストレスなくいつでも見れます。
自分が楽しむ為、休む為には何が必要か。
それは効率ではなく、余白なのではないか。
そう考えさせられるお話でした。

ぜひあなたも、ここからあなたらしい休息を!
それではまた~!

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