自分が前を向くとき

自分が自分に納得してないと、どうも上手くかない。
今すべきこと、できることに取り組んでいないと、
結局不安になって、自分の存在を無意味に感じてしまう。

そこに居ていいんだと思えるように頑張れること、
それは、とても大事なことだと思う。

無理することないよって、頑張りすぎなくていいよって、
最近はよくそんな言葉を耳にするけど。
そんなことはない。

頑張ってないから、前に向かうために行動できてないから、
そんな自分に不安で下を向いてしまう人だって本当はたくさんいる。

私が子育てで不安で悩んでいた時、いつも保健センターの人が
『お母さんは、大変だよね。頑張ってますね。大丈夫ですよ。』
て、言ってくれて。
近所の人も保育園の先生も健診の看護師も医師も
『大丈夫ですよ。不安になりますよね。でも、みんなそうですよ』
って、言ってくれて。
こういうのは読んだことある?とか。ちゃんと調べてみた?とか。
そういう指摘や提案をくれる人はいなかった。

逆にそれが不安にさせてくるっていう。
答えのなさが、不安で結局あやふやで。
ちゃんと調べてやりなさいよってことなんだけど。
それを怠ってるだろ・・・というような、
ズバッと心当たりのあるような何かを言われない方が、
もっと不安になる人もいる。
私はそんな風だったなと思う。

だから、ちゃんと調べて、不安を解消できるように動いている時が
一番前向きで、しっかり地に足ついて進んでいる気がする。

私は『 ゆとり世代 』と言われる世代だからなのか。
こうしたい・ああいした、ということさえよく分からず。
結局合わせようとしたり、そういう自分のなさに不安になったりするのだ。

だから、素直な自分の声が聴こえてこないこともある。
そういう時は、一呼吸おいて、ちゃんと自分の知りたいこと・
不安なこと、やりたいこと、やっておくべきことを実行して、
進めていくこと。
そうすると、自然と前を向いて、人並みに進めていたりする。

周りを見て焦って、何かを無理に頑張る必要はないけど、
自分が気になったことには、しっかり取り組んで進められているか、
何かに頑張れているかは、重要なことだと思う。

頑張らなくていいよって言葉を、履き違えないでいたい。
無駄な励ましも、賞賛もいい加減にしましょう。
響いてなければ、言わない方がマシだもの。

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