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CHANELに憧れて

この仕事をする中で、最も憧れているデザイナー ココ・シャネル

惹かれた理由は沢山あるけれど、何といっても彼女の生き方が好き。

もちろん、実際に会ったこともなく、全ては情報から得た彼女の人間像だけど、彼女の顔を見るたびに、凛としたその眼差しに、芯の深さを感じます。『強くしなやかに生きる』それが、私自身のキーワードにもなりました。

私が洋服のデザインをする時や、ブランドとしての在り方を考える時、必ず彼女の存在を思い出します。

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彼女に憧れて通ったパリ。

私にとってのパリは、彼女に会いに行く場所と言っても過言ではありません。ゆっくりと歩く中で感じることのできるあの空気。目には見えない空気の中に、彼女の存在を感じます。

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どんな観光名所に行くことよりも、ただ歩く。それがこの街の一番好きな過ごし方。

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女性が着る洋服を、スタイルという装いに変えたシャネル。

洋服という単語だけでは、立体的になった布をただ身につけるだけのように思うけど、スタイルともなれば、自分を表現する存在になる。

彼女が洋服を通して表現していたのは、デザインでも、今季の新色でも、トレンドでもなく、着る人そのもののスタイルだったと思うのです。

その時代を生きる女性のスタイルを作ることで、洋服に洋服以上の価値を生み出した彼女。

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女性の社会進出に大きな力を与え、その斬新なデザインは、大きな衝撃と共に、女性を新しい時代に開花させたのだと私は思っています。

女性にジャージー生地をあてらい、利便性とファッション性を両立した洋服たち。

コルセットや華美な装飾を好むこれまでの美意識とは全く違う提案でした。

一人で歩くようになった女性が必要とした機能性は、彼女がデザインしたリップスティックやハンドバック、スーツスタイル、など全ての作品に共通して存在していました。

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夢や理想を心の中で弾ませながら、今という現実を強く生きる多くの女性たちに眠っているエネルギーを開花させる、それは、多くの働く女性を強く応援したのでしょうね。

彼女の手によって、洋服をきっかけに自分というスタイルを持って生きる女性たち。なんとも美しく、自由や希望の象徴のように感じます。

華美であることよりも、エレガントであることを選ぶ女性像は

自分の足で歩き、人生を強くもしなやかに切り開いて行く。

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女性の中に眠るエネルギーというのは、どんな世の中になったとしても、当時も今も、変わらない、普遍的なものだと私は思うのです。

厳しい現実を生きながら、心の奥底に眠る夢や理想。

装うことが、そんな希望を身につけて生きることのできる存在であったらいいなと思うのです。

洋服はいつもあなたの味方。

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そして最近、美しい人から、素敵な贈り物をいただきました。

『CHANELの5番』

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これを私に渡してくださったその人は、「どうか、原点を忘れずに。」とそっと一言。

原点を忘れないで欲しい、そのメッセージをのせたアイテムにこのCHANELの5番を選ぶ、彼女のセンスがたまらなく好きでした。

まさしく。偉大なブランドCHANELの原点。この香水に込めた想いは、身につけた多くの女性の元に届いているのでしょうね。私もその一人。

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憧れをずっとずっと胸に刻みながら、

スタイルを装う洋服を、一人一人に届けて生きたいと思います。


これからも表参道の街角にある小さな小さなお店SAKI・UEHARAの歩みを、もしよろしければ、読み続けていただけますと幸いです。

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