マインドのスイッチ現象
Ⅵ. L'AMOVREVX Le tarot de Marseille de Jean Noblet (Paris, vers 1650)
ハートとマインドを連携させるためのスイッチ現象が今後急増することが予測されます。
そのわかりやすい現象として、乗り物関連の故障・事故・盗難に遭うことがあります。
直近では、東海道新幹線、沖縄空港で停電が発生しました。
東海道新幹線で停電=6本遅れ、4800人に影響-JR
2019年06月10日19時14分(時事ドットコム)
那覇空港「ブレーカーが落ちた」 許容量を超え停電、バックアップも作動せず
2019年6月9日 17:21(沖縄タイムス)
あとこれは乗り物ではないですが大規模な停電ニュース
八潮市の広範囲で停電が発生 電気設備から火花 6/10(ピカリニュース)
マインドはハートの乗り物なのですが、意識のシフトが起きると、ハートの磁力に見合わないこれまでの古いマインド(乗り物)は交換(スイッチ)されます。
その仕組みをカバラ生命の樹で説明します。
マインドに相応する領域はビナーです。土星が属します。
ハートはティファレトが相応し、太陽が属します。
太陽は生命の樹の中心に位置し、マインドは太陽より上に位置しますが、中心ではありません。
マインドはハートに仕えることで機能します。
マインドはハートが表現するプラットフォームを提供します。
しかし意識のシフトが起きない限り、大抵ハートとマインドは連携していません。
意識のシフトは、ハートの方向転換といえます。
生命の樹においては、ティファレト(太陽)が下方のイエソド(月)との交信を切り替え、上方のケテル(系外の恒星)と交信を始める状態になります。
ティファレトとケテルをつなぐ「女教皇」の経路が開くことで交信がなされます。
すると、マインド(土星):表現のプラットフォームも、その意識状態に見合うものにスイッチします。
「魔術師」がその作業に取り掛かります。
ケテルから授かった部品をビナーで組み立て、新しいマインドを用意します。
そして新しいマインドをハートにつなぐ「恋人」によってスイッチは完成します。
「女教皇」ハートの方向転換
↓
「魔術師」新しいマインドの用意
↓
「恋人」古いマインドと新しいマインドを入れ替える
車や携帯電話など、交通手段、通信手段がマインドに相応します。
ビナー(土星・マインド)のエンジンやバッテリーを動かすエネルギー源は、ケテルとティファレトをつなぐ女教皇の経路にある深淵を超える磁力(愛)です。
無限から常にエネルギーが送られてくるので、バッテリー切れの心配はありません。
この磁力によって、永続する意識状態へとシフトします。
ハート(太陽)は月に意志を映し出しますが操作はしません。運転手は水星です。
月:乗り物(土星・マインド)の中に居て太陽(ハート)の意志を伝達する手段
水星:乗り物(土星・マインド)を操作する手段
水星は双児宮と処女宮の支配星です。この両サインはダブルボディーズと云います。
マインド(土星)のスイッチに対応可能な機能が備わっているということです。
意識がシフトしているのにも関わらず、古いマインドを手放すことができないとどうなるでしょうか。
古いマインドが太陽の意志をブロックし、乗り物の中にいる月に伝達できなくなります。
乗り物を外から押して動かそうとしている状態です。
すると、太陽の意志を映し出すことができなくなった月は獣の性質に従うようになります。
月と水星だけであちこち動き回ります。永続する意識とは無関係なことに時間とエネルギーを費やします。
この機能不全に陥っていくうちに麻痺して行きそれが普通のことになります。
筆者はこの状態のことをすり替えられた「聖杯」と呼んでいます。
永続する意識状態と月を隔てる古いマインド(土星)によって、不当に貶められた存在として自己を認識することになります。
生命エネルギーは現状を継続させるための養分として消尽されて行きます。
それがこれ以上耐えられないところまで来てようやく、古いマインド(土星)を手放し、新しいマインドに乗り換えることができます。
それがマインドのスイッチ現象です。
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