遠回りすることが結果的に近道になるかもしれないという話
先日、【西野亮廣エンタメ研究所から学ぶ 『日本酒のマーケティング』】という記事を書きました。
簡単に説明すると、月額制の有料記事を公開して、その内容を自分や日本酒に置き換えてマーケティングを学ぼう!みたいな試みです。
▼2018年4月12日に西野亮廣エンタメ研究所に投稿された内容(全文)▼
【4000%生きる】
Webサービスを作ったり、スナックを作ったり、会社に寄付したり、ナンタラカンタラで現金が全然ないのに、その場のノリで150坪(500㎡)の土地を買って、鬼借金を作ってしまった私です。
ここから更に美術館を作るとなるとウン億円の話になってくるので、完全に死んでしまったわけですが、
バナナは腐りかけが旨いし、
クワガタは死にかけが元気だし、
サイヤ人は死にかけた後が強いので、
おそらく西野も死んでからの方がピョンピョンと元気に飛び回るのではないかと思っております。
『キョンシー戦法』です。
キョンシーとなって現世にカムバックする予定なのですが、はてさてどんな方法かあるでしょうか?
そんな中、ひとつ、決めていることがあります。
それは、『助成金を受け取らず、民間の力だけで作る』ということ。
美術館建設も、やはり日頃のキングコング西野の活動と一貫していた方が気持ちが良いと思っていて、「きっとキングコング西野なら、国や市から大きなお金を貰うよりも、『小学生から30円ずつ寄付してもらって、美術館を作った』という物語を選ぶ」と思われていると思うので、その期待に応えようと思います。
『民間の力だけで作る美術館』
そうなってくると、このオンラインサロンに入っている方なら、最初に思いつくのが『クラウドファンディング』だと思います。
絵本同様、美術館に吊るす「提灯枠(提灯に名前を入れる権利)」や「制作過程に参加できる権利」などをリターンに出すパターンですね。
それ、やります。
問題は「どこでやるか?」ですが、今、このオンラインサロンのメンバーでもあるエボラブルアジア代表のソルさん達や吉本興業と一緒に『シルクハット』というクラウドファンディングサービスを作っておりまして(8月頃にリリースします)、その第一段企画として、『民間の力だけで「えんとつ町のプペル美術館」を作りたい』をやろうかな、と。
目標金額は『1億円』
その数字と、「芸能事務所がクラウドファンディングを作った」という話題でもって、スタートダッシュを決めようかなぁと思っています。
ドンブリ勘定ですが、僕が稼働しないと機能しないリターンだけでは、スケジュールの都合もあるので、せいぜい5000万円が限界で、1億円となってくると、僕が稼働しなくても成立するリターンをいくつ作るか?の勝負になってくると思います。
何か良いアイデアがあれば教えてください。
僕も考えます。
あと、微々たるものかもしれませんが、金額よりも「参加する」ということに価値があると思っていて、クレジットカードを持たない子供達も巻き込んでいきたいので、全国各地の『えんとつ町のプペル光る絵本展』の会場に『プペル美術館建設募金』の募金箱を、プペル展の主催者さんにお願いして置いてもらおうかと思っています。
ウン億円の借金は2年で返すつもりです。
必ず生きて帰ってきまーす。
応援宜しくお願いします。
【追伸】
銀行の口座番号を晒してやろうかな。
出典:オンラインサロン 西野亮廣エンタメ研究所
資金方法調達について
資金調達をする際の方法として、例えば、融資、投資、助成金、クラウドファンディングなどがあります。
どれが正しいとか、メリットデメリットはそれぞれあると思いますが、今回の記事では『助成金を受け取らず、民間の力だけで作る』という内容です。
大きなお金が貰えるかもしれない、近道出来るかもしれない方法を切り捨てて、『物語』が生まれる方法(遠回り)を選んだということですね。
その為の方法として、クラウドファンディングで資金調達をするという選択肢が出てきます。
何故そんな遠回りをするの?
これは『西野亮廣エンタメ研究所』というオンラインサロンがあるからこそ、最大化される方法なのではないかと思っています。
オンラインサロンでは、エンタメを作る過程を共有したり、様々なプロジェクトの裏側を公開したりしています。
例えばそこで、「助成金で国から5億円貰いました!」というストーリーと、「10万人の方からクラウドファンディングや寄付して貰って1億円集まりました!その時にこんなトラブルが発生したんだけどね・・・」というストーリー。
後者の方が、圧倒的に語れることが多いんです。
語れることが多いということは、結果的にオンラインサロン記事のクオリティが上がる、クオリティが上がれば会員者数が増える・・・
そんな感じで、遠回りした方が結果的に利益が生まれる可能性があるんです。
まとめ
目標金額が1億円という額なのにもかかわらず、助成金に頼らないという選択を出来るのは流石だなと思いました。
また、その為の調達方法の発想も斬新です。
募金箱の設置や口座番号を晒すとか(これは冗談だとは思いますが)固定概念に囚われず考えてみるのも良いかもしれませんよね。
大きなお金がないと挑戦できないというわけではありませんが、やっぱり資本があれば出来ることも増えてくると思います。
色々な方法を模索しながら、『お金』という課題についても一緒に考えていければと思います。
まずは、自分が出来ることをコツコツとやっていきます!
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
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