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【高知旅行】牧野植物園と竹林寺に行ってきた

仕事で高知に行ったので、高知駅周辺を観光した。そのなかでやや高知駅から離れている牧野植物園と竹林寺に行ってみた。

1.高知県立牧野植物園

牧野植物園は、高知出身の植物学者の牧野富太郎博士を顕彰するために開園した。牧野博士は日本の植物分類学の父とも呼ばれ、多くの標本を収集し、命名して日本植物分類学の基礎を築いた一人である。私が行った時はまん延防止措置のため展示館は閉まっていたが、とにかく広いので園内を歩き回るだけで十分楽しめた。

南門から入ってすぐに温室があり、日本だけでなくアジアなどの熱帯地方の標本が多く展示されている。ハスを下から見るという珍しい体験や、食虫植物の鉢植えを観察できる。室内の椅子に座ってゆったり休むこともできる。

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牧野植物園は高所にあるので高知市街を見渡すことができる。園内には牧野博士が収集した植物が所狭しと植えられている。北の一画には薬用植物も集められている。ちょうどゴールデンカムイを読んで野生の植物の効能を知ったので、これを機会に見分けられるようにしようと思ったが、全然分からなかった。

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2.竹林寺

竹林寺は聖武天皇の時代に創設され、現在は四国霊場第三十一番札所に定められている。牧野植物園のすぐ目の前にある。高知の地名は土佐藩二代当主山内忠義が竹林寺の住職空鏡上人に命名を頼み、高智と名付けられたことから転じたという。

寺院内には本堂の文殊堂のほかに、善財童子や五智如来など他の寺院では見られない珍しい像があり、庭園もある。仏教の教えや歴史を学べる看板も豊富にある。

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3.注意

ちなみに牧野植物園と竹林寺には間違っても歩いて行こうと思ってはいけない(そんなバカはいない?)。地図で見ると路面電車の県立美術館通駅から1km程度だが、残念ながら大間違いである。アホな私が歩いてみるとトンネルを通り抜けて下田川まで着いてしまった。下田川に面したところから山登りをするハメになってしまった。

車などがの足がないのであれば、MY遊バスを利用することをお勧めする。1時間毎に高知駅から植物園まで通っている。1000円でバスも路面電車も乗り放題なので、高知駅周辺の移動にも便利である。

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ちなみに東京にも牧野氏が作った庭園があるらしい。近所なので行ってみたいと思う。



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