見出し画像

大好きなゲーム(ACT・スポーツ・格ゲー編)

ゲーマーとしての趣味をネットの大海にさらけ出し、
何かのタイミングで誰かとワイワイ盛り上がりたい!
好きなゲームを語り合うのは何よりも素晴らしいひとときだ!

というだけの感情から始めることになった不定期企画第6回です。
ただ思い出を語りたいだけなのでレビューチックな内容ではなく、
そのゲームにまつわる思い出をグダグダと書き連ねていく感じです。

エロゲ除く惚れ込んだゲームは次回の第7回で完結の予定です。
いやはや、振り返ると超好きなゲームっていっぱいあるもんで、
予定を大幅に超過します。

あと、youtubeの『ゲーム夜話』が好きすぎるので、
紹介した好きなゲームの特集回があればリンクを貼るようにします!
ゲーマーの方なら見ていて飽きない素晴らしいチャンネルだと思います!

めに

第6回はACT・スポーツ・格ゲー編となります。
鉄板ジャンルをまとめてひとまとめにしてしまいましたが、
後で分ければよかったと後悔するほど超豊作ジャンルでした。
最新のものが90年代ということで、
ある時期から完全にACT系から遠ざかっているのが良く分かります。
個人的には思い入れがたっぷりのゲームがたくさんあります!

★過去の回のおさらい★
第1回 RPG編
第2回 ギャルゲー編
第3回 ノベル・ADV編
第4回 SLG編
第5回 ボード・カード・クイズゲーム編



①ボンバーマン

ハドソン 1985年12月19日発売 FC

従姉妹の家先発三本柱の一角。これもかなり遊んだ記憶があります。ルーイというヨッシー的な可愛すぎクリーチャーを発明してカジュアルさを増しに増したSFCシリーズの対戦は一時代を築いたくらい普及して、大体どこの家にも置いてあったくらいでした。4人プレイ用のタップとかってほぼこのゲームのために存在してた気がしますし、何よりやられてしまった後にもステージの外から爆弾を投げ入れられるというシステムにより全員が最後まで遊べる素晴らしいゲームでした。時間切れでステージがブロックで埋まっていって中央に追いやられて、最後ルーイに乗ってるおかげで勝つパターンが一番ガッツポーズものですよね!と、本題はSFC版の話題ではありません!
初代は後のシリーズと比べるとメチャクチャ硬派なゲームでした。シンプルな画像に落ち着きのあるBGMと味のある効果音が素敵なんです。このゲームの足音はテレビゲーム史上の足音ナンバーワンというくらい好きで、操作キャラを不規則に動かしたときの粋な足音がたまりませんでした。ブロックを壊した時にアイテムが出てくる率もかなり渋かった気がします。横にスクロールする広めのステージなのに、アイテムはステージに1つか2つしか存在しなかった記憶があります。ともかく硬派なんですよね、作りが。
出てくるアイテムは火力アップ、同時に置ける爆弾数アップのほか、壁抜けや、リモコンボム、爆風に対して無敵なんかがあって初代からレパートリーに富んでいます。リモコンボムか爆風無敵を手に入れた瞬間に基本的には勝ち確です。リモコンボムは変な動きをするやつを含めて慎重にやれば百発百中ですし、爆風無敵を手に入れると爆風の中に身を置きながら新たな爆弾を置くことで、ひたすら爆発させながら縦横無尽に動き回る最強の爆弾魔が爆誕します。最初期の爆弾1つ爆風1段階のショボさったらないのと、どちらかのつよつよアイテムを手にした時はゲームバランス崩壊級に簡単になる感じが良かったですね。敵を全員倒したら入れるようになるステージクリアのドアを爆破すると敵がうじゃうじゃ出てくる演出もパンドラの箱のようで好きでした。
ちなみに後にネット対戦できるボンバーマンなるものも作られたらしく、大学で同じクラスだったやつが世界2位だと言っていました。そいつは毎日寝てる時間と最低限出席を取る講義以外の時間はほぼボンバーマンに費やしておりほぼ無敵だったらしいのですが、世界1位は一人だけそいつの3倍くらいのポイントだと嘆いていました。なんか良く分かりませんがゲームはほどほどに遊ぶのが一番ですね。



②スーパーマリオブラザーズ3

任天堂 1988年10月23日発売 FC

従姉妹の家先発三本柱の一角。マリオシリーズはFC、SFC、GBで発売されたものは全て遊んでいますが、物心ついた時に既に3が存在していた身としては初代より3の方がより衝撃的でした。今振り返ってもこんなに完成度の高いゲームがこの時代に存在していたというのに驚きませんか? もちろん初代は始祖であり革新的な発明なのでゲーム史における重要度はそちらが上なのでしょうが、同じ方向性で誰もケチがつけられないほど完成度を格段に上げてきたのが3という認識です。1と3が同じハードで出ており、1からたった3年後に登場しているということが今でも信じられないです。
子どもがワクワクをするような全8ステージ構成で、1草原の国、2砂漠の国、3海の国、4巨大の国、5空の国、6氷の国、7土管の国、8暗黒の国と今でも各ワールドの様々なコースが思い出せます。土管の国の入り組んだ迷路っぷりもやり込みのおかげで迷子にならずにクリアできました。笛を使った先でもう1回笛を使うといきなり暗黒の国まで行けるのはもはや常識ですが、途中の国もそれぞれ面白過ぎなので飛ばすのはもったいなさすぎる! プレイする時は大抵1-1から全面クリアに向けぶっ通しで遊んでました。
思い出と言えば大体クリア直前で夕食の時間がやってくることですね。ファミコンを出しっぱなしで飯を食うことはできないので、本体を移送する係、動線と置き場の障害物をどかす係、家族にちょっと待てこっちに来るなと睨みを利かす係に分かれた共同作業を行ってました。食事や後片付けが終わった後にそっと机にファミコンを戻して画面を確か2chに切り替えた時にバグっていれば落ち込み、そのまま遊べる場合はガッツポーズでした。感覚としてはセーフ:アウト率は2:1くらいだった気がします。
ほとんどのコースをやり尽くした気がしますし、特に草原の国の各ステージなんて夏・冬休みに遊んだ記憶だけでいつでも空白のノートにマップを再現できるくらい脳裏に刻まれていました(人生劇場2のマップも同様)。それにしてもゲーム機がないからって自分でマリオのコースを書くなんて、なんて不憫な小学生なんだ!と涙がちょちょぎれます。でもおかげでアイテムとコインの配置によって、1-1からしっぽマリオの機能を自然に試させようとする任天堂の思惑に小学校低学年で気付きました。えっへん。
笛だけでなく、1-3での無限1アップや暗黒の国の船のステージでの海底潜って楽々クリア、クッパはちびの時にコントローラーの下を押せば無敵、などいつ誰が仕入れてきたか分からない裏技がとても周知されていた記憶があります。



③バトルッジボール 闘球大激突!

バンプレスト 1991年7月20日発売 SFC

ドッジボールといえば「くにおくんのドッジボール」が超有名作でこちらもかなりプレイしましたが、私はバトルドッジボールの方が圧倒的にプレイ時間が長いのでこちらを選出です。稀に「俺の一押しはPCエンジンのドッジ弾平です!」という人がいるかもしれませんが、そんなあなたは通すぎるので是非胸を張って下さい。
さて、本作は様々なモードが楽しめるのですが、良くプレイしたのはリーグ戦を繰り返すモードとRPGのようにキャラクターを成長させていくモードです。リーグ戦を繰り返すモードは特定のチームを選んでひたすら対CPUの対戦を繰り返します。強化のコツは外野を鍛えることで、外野の能力を極限まで高めればパスワークをある程度うまくやれば即無敵になれます。RPG的なモードは球速や走力やジャンプ力などの持ちキャラの強化は全てハンバーガーショップ的なところで行うのですが、確かポテトやハンバーガーみたいなアイテムと羽みたいなアイテムと世界観が統一されていなかった思い出があります。ベースの主人公はさっさとお払い箱にして、ゲーム中に倒すと仲間になる通常キャラよりだいぶ小さいミニキャラを育ててました。ロボとかジムとかそんなのです。ミニキャラを極限まで育てて無双してました。
ちなみに思い出すのは効果音や演出のカッコ良さ。必殺技発動時に流れる音楽は凄くお気に入りでした。ただ、必殺技は攻撃力が大してない上に、発動後は必ず相手ボールになるので実は使い勝手が悪かったですね。なのでゲージは最大まで溜めっぱなしにしてここぞという時にだけ演出を見てました。
2も出たらしいですが、そっちは見たことがないです。たまたま猪狩君が持っていたという一点のみで思い出深いゲームになった典型的な逸品です。



④ゴールデンアックス

セガ 1991年12月27日発売 MD

かなり頻繁に泊まりに行っていた従姉の家には最後までFCしかなかったのですが、たまに遊びに行っていた従兄の家にはFCがなくてMDだけありました。従兄は11歳~7歳年上の三兄弟だったのですが、周りの友達の家に滅多に置いてないMDを持っているというその一点だけで?カッコ良く見えていました。だってカッコ良いんですよ!セガのMDのゲーム!次回に回すゲームも含めてですがセンスの塊!洋ゲーの雰囲気が凄いわけです。そんなセガのゲームでカッコ良かったものの1つがこちらゴールデンアックス!凄い洋ゲーっぽいのに、「ゴールデンアックス」という横文字だけだと意味が通じないことを危惧したのか、「GOLDEN AXE」と「戦斧」の合わせ技にしたというセンスも素敵です。戦斧てどう読むんだっけ!?
本作は有名どころだとファイナルファイト、天地を喰らう、ダブルドラゴン、タートルズ、セーラームーン、といった、俗にいうベルトスクロールアクションの隠れた?名作です。特徴はハイファンタジーな世界観、ステージ間の演出に代表される洋ゲー風のお洒落さ、アイテムを集めると魔法が使えるところ、などなどでしょうか。特にステージ開始前の演出がメチャクチャお洒落なんですよ。画面の左半分に手書きの地図みたいなものが表示されて、そこを少しずつ進んでいくわけです。右半分には当時はさっぱり分からなかった中学生レベルの英語であらすじが書かれています。音楽もとってもオシャレ。このセンスは本当にたまりませんでした。ちなみに演出で言うと、ステージをある程度進んだ際などにインサートされる野営シーン。野営中の夜中に魔法を使うためのアイテム(壺?)を盗まれてしまうのですが、逃げ惑う盗人をどつくとアイテムを落とし、どつきまくるとむしろアイテムが増えるのですがそのシーンも良かった。やっぱり音楽も良かった。
プレーヤーキャラはじじいとパンイチ青年とビキニアーマー美女。上に貼った紹介リンクで姿は少しだけ確認できます。なんで刃物で切り合ってるのに露出度が高めの格好なのかは子どもながらに意味不明でしたが、とりあえず全員マッチョで強そうなのでヨシです。使い勝手は圧倒的にじじいが良いので、いつもじじいを巡ってじゃんけんが繰り広げられましたし、そもそもこのゲームのことを「じじい」と呼んでいたくらいです。
本当に名作だと思います。2も出て同じくらい面白かった思い出があります。こちらはゲーセンでたまに見かけたのでそこまでやり込んでません。



⑤ストリートファイター2

カプコン 1992年6月10日発売 SFC

説明不要すぎる一大ブームを巻き起こした格ゲー界の大スターです。格ゲーでミリオン売上を達成したソフトはストⅡ、バーチャ2、鉄拳2&3の4本だけだとどこかで見ました。(全部思い出のソフトなのでこの記事に登場)
ストⅡがゲーセンで大流行りしていた頃はまだゲーセンに出入りするような年齢では全くなかったので、プレイしたのはほぼSFC版オンリーです。発売時に筋肉少女帯と水野美紀の春麗の黄金コンビのテレビCMがバンバン流れていたのは良く覚えています。本作の普及率はメチャクチャ高かったです。
思い出としてはとにかく猪狩君の家での鬼プレイです。一時期は小学校の通学路途上にある猪狩君の家(マンションの5階)にわざわざお邪魔して、朝食を食べるお父さんお母さんの横で猪狩君と2,3対戦してから登校するという図々しいったらない日々を過ごしていました。行儀が良くてご両親に好かれていたことと、他の友達の素行と性格の悪さのおかげでなんだかやりたい放題だったようですが、時代だけでは済まされないような厚かましさです。あの頃のお詫びとお礼をしたいのですが猪狩君と音信不通なの切ない。
持ちキャラは強いて言えばケンでしたが、COMレベル最大で全キャラノーコンティニュークリアしたことあるので全員対CPUなら無敵です!えっへん。クリア後のエンディングは全キャラ分見ていますが、やっぱり一番好きなのはザンギのEDですね。私はギリで生ゴルバチョフをニュースで見た世代なのですが、今だったらこんなところにプーチンを出したら国際問題だよなぁ、と。ホンダのEDでは若貴も出ていましたよね。良い時代だ。
当時から感じていましたが音楽がメチャクチャ良いですよね。世界中の国のファイターが集うというコンセプトをこれ以上ないレベルで体現した素晴らしい音楽だったかと。その後魅了されたライブアライブの音楽担当が下村陽子さんだというのはサントラCDを買ったので認識したのですが、下村さんはスクウェアの人という認識だったのでストⅡが下村さんだと知った時は震えました!確実に五本の指に入るレジェンドだと思ってます。
ちなみに個人的な思い出としては海外版だとベガがバイソン、バイソンがバルログ、バルログがベガという三すくみで名前を取り替えっこしていることです。父が昔イギリスに駐在していたので長期休みの度に遊びに行っていたのですが、ヴァージンアトランティック航空ではエコノミーでもSNESのゲームが遊べたんですよ!そこで機内の遊びにくいコントローラーでストⅡを遊んだのですが、ラスベガスでバルログが現れた時には驚きました。その後、スペインでラスボスのはずのベガが現れて、サガットを挟んでタイでバイソン。見た瞬間に『海外の感覚だとこちらのがおさまりが良いんだろうな』と気付きました。確かにアメリカでバルログは移民の二世感ありますし、あんな爪付けて壁登るのはベガって感じですよね。
他に思い出深いのは実写化ですね。1つは香港映画の『シティハンター』。世界的トップスターのジャッキーチェンとゴクミが共演した、珍しく評価の高い漫画の実写映画化作品です。私世代だとテレビのなんとかロードショーで10回近く見た気がしますが、この作品内でストⅡ的演出が楽しめます。世界的スターのジャッキーチェンの映画に出るなんてやっぱストⅡスゲェ!となりました。もう1つは謎の実写ストⅡ作品で、秋葉原に買い物に行くと色んな所でその作品の映像を目にしました。なんだかえらくチープな作りで、ザンギだかホンダだかがなぜか子どもが演じているようなヤツです。ネタ的にかなり有名だったはずですが、今調べたら特定できませんでした。一方、韓国などでも実写化されまくってるなど新たな情報が得られました。
ちなみに四天王も使えるストⅡターボ、キャミィなどのキャラが増えたスーパーストⅡなど随分と商売っ気があるなぁと思っていましたが、これは各種ハード供給会社との関係のような大人の事情もあるらしいと後で知りました。
ストリートファイターシリーズは今でも現役バリバリなわけですが、Ⅱ以降である程度プレイしたのはストゼロですね。猪狩君のリュウと自分のケンでCPUのベガをしばきまくる2対1対戦は飽きずにやりまくったなぁ。神龍拳で連打しまくってフィニッシュするのが気持ち良すぎでした!



⑥スーパーマリオカート

任天堂 1992年8月27日発売 SFC

今まで遊んだゲームの中で一番プレイ時間が長いゲームはなんだろうかと考えた時に、一位である可能性がある数本のソフトのうちの一つ。SFC全盛期が小学校時代と重なっていたこともあり、SFCがある家庭のほとんどに行き渡っていたくらいの普及率でした。
アクションゲームから始まったマリオのキャラクターとしての魅力と知名度を存分に活かした派生作のうち最も成功したのが多分マリカーで、もはやアクションゲームとしてのマリオシリーズと肩を並べるシリーズになったその初代作品がこちらです。開発者天晴れの超名作だと思います。
プレイ時間のほとんどは猪狩くんと一緒に猪狩くんの家でのものでした。猪狩くんがドンキーで私がクッパ。全く変わることなく二人して持ちキャラを愛して使い続けました。なので、たまーにキノピオとかで勝利するとこんな勝利音楽だったんだ!となんだか嬉しくなったもんです。私の腕前は150CCのスペシャルでも安定して45点で優勝できるレベル。150CCスペシャルのチビヨッシーでも猪狩君ドンキーの接待プレイ的なフォローで優勝したことがあるレベルです。ソフト持っていない人限定大会ならかなりイイ線いくはずです。猪狩くん以外に自分より上手い人にまだリアルで会ったことはありません。全盛期の私のレインボーロードの攻め攻めノーミスプレイを見たらみんな自分のコーナリングに惚れる気がします。あと、かなりやり込んでいたのでここのドリフト中にバナナをぶん投げるとコンピューターが引っかかる位置に置ける、なんてのも割と経験で習得してました。ゲームは好きな割には別に大して上手くもないのでここまで自信があるゲームは珍しいです。ただ、ネットでマリオサーキット1の世界記録とかを見ると世界は広いなぁと思ってしまいます。ちなみに私は砂地を走った方が速いという事実をどうしても受け入れられず、マリオサーキット1のコースのタイムアタックで1分を切ったことはありません。
バトルモードも面白くて随分遊びました。猪狩君とは赤甲羅を禁じ手にする縛りプレイで渋い対決を繰り広げまくってました。ちなみに64を導入した友達がいなかったのと、以降は対象年齢がより高いゲームに移行したので後のシリーズ作は全く64に何度か触れたくらいです。最近自宅に8DELUXEを導入しましたが、全然上手くなくて悲しくなりました。でもちょっとやったら200CCでそこそこ1位になれるくらいにはすぐなりました。SFC版と同じレベルと考えると安定して60点クリアできるくらいにはならないと。



⑦バーチャファイター2

セガ 1995年12月1日発売 SS

いつの間にか世の中を完全に席巻したのがバーチャ2です。この頃には小学生のクセにちょいちょい友達を誘ってゲーセンに入り浸るようになっていたので、世の中の熱狂をきちんと感じることができました。ストⅡと比べてどっちが熱狂度が大きかったのかはもう少し年配のゲーマーに聞いてみたいところです。テレビでも(確か)浅ヤンとかで取り上げられていましたたし、結構深夜番組にブンブン丸とか池袋サラとか新宿ジャッキーとか柏ジェフリーとかのような有名ゲーマーが出ていたような気がします。確か池袋サラだった気がしますが、月に20万円くらい使うと聞いてのけぞりました。
ブームの最中にプレステサターン戦争の強力な援護射撃として発売され、サターン本体の売上にもだいぶ貢献した気がします。だって数万円出せばただで遊び放題ですもんね。少なくとも小学生の目にはほぼ同じに見えるような移植再現度でした。金持ちの中根君の家にはジョイスティックがありましたが残念ながら2つあるなんてことはなく、パッド対ジョイスティックで勝てるわけもありませんでした。そういえばジョイスティックじゃないと操作しにくい格ゲーの代表格がバーチャだと思います。
本作の想い出はまたも父がイギリスに住んでいて4度ほど遊びに行った話になってしまうのですが、ロンドンのヤオハンか何かの近隣にセガの直営ゲーセンがあって、買い物をしている間そこで遊んで待つ流れになりました。ここには全部で5,6回くらいは行ったと思うのですが、バーチャ2旋風は生粋のロンドンっ子にも日本と同じように吹き荒れており、結構乱入し合うくらいは流行ってました。遊んでた人がかなり弱そうだったので乱入してみたのですが、アウェーの空気にもあてられたのか負けてガックリしました。人生最初で最後のこちらからの乱入。。向こうからすれば一重で黒髪の東洋人の少年、しかもこのゲーム作った国からやって来たなんていかにも強そうなのに拍子抜けしたことでしょう。それもそのはず、私は2,3回に1回くらいはリオンにやられちゃいますし、ノーコンティニューでデュラルまで行ったことも多分1度もなかったようなレベルです。ちなみに子どもはお金が惜しいのでコンティニューなんて絶対やりませんし、とにかく長く遊びたいので対人戦は苦手です。
持ちキャラは基本ウルフですね。確かカナダ人だったはず。隙の割にダメージが少ない使えない技が多かった印象で、タックルやドロップキック、ラリアットなんて実戦に堪えるものだったかは微妙だった気がします。ジャイアントスイングは対人戦ではそんなに決まらず、スタイナーズ・スクリュードライバーを多用していた記憶があります。あとは相手がしゃがみ状態の時の投げですね。うーん懐かしすぎる。
全盛期にはアニメも放映されていましたが、そちらはパイが主役の一人というのも多分にあった気がしますが見なかったです。好きな方には申し訳ないですが、パイってキャラクターの魅力なさすぎません!? 同じ中華キャラとしてストⅡの春麗が既にいる中でこれはないでしょ!と小中学生くらいでも思ってました。ラウやシュンはキャラとしても魅力的なんですけどね。



⑧鉄拳2

ナムコ 1996年3月29日発売 PS

おっさんが主人公だったり、般若面を付けた刀持ってるヤツがいたり、ロボや動物がいたりとこれまでの正統派のストⅡやバーチャと比べるとどう見てもフザけたゲームなのに、プレイするとあまりの完成度に否応なくハマってしまう、それが鉄拳シリーズでした。鉄拳の開発者はストⅡとバーチャの良いところを参考にしまくって鉄拳を完成させたとのことですが、最後発の利点を活かしたストⅡの操作性とバーチャのような3Dリアルアクションの合いの子、いいとこどりのようなゲームだったと思います。バーチャはどうしても上級者向けのゲーム(じゃんけん+攻守交替+間)という側面がありましたが、操作にやや付いていけなかったストⅡは好きだった非コアの格ゲー好きは全員鉄拳に流れた印象がありますね。ロウが一番わかりやすいですが適当にレバガチャしてるだけでカッコ良いコンボ発動しますもんね。そういう意味でもゲーセンでよりコンシューマ移植版の方がプレイ人口が身の回りでは多かったです。
バーチャではほぼ感じなかったストーリーも割と前面に出てくる感じで、三島家の存在だったり、1と2で主人公が交代になった背景だったりというのもプレーヤーはみんな認識として持っていた気がします。当時としては超美麗だったエンディングムービーもキャラクターの背景を一瞬で分からせる素晴らしいものでした。もちろん全キャラのEDは自プレイで見たのですが、ゲーム内容の記憶の割には付随する思い出がないのが不思議です。初めて見たのはサクラ大戦と同じで大石君の家だったのは覚えているのですが。
持ちキャラは初めはキングでした。バーチャのウルフの流れでレスラー好き&孤児院に寄付するタイガーマスク的な中身イケメン&教会っぽいステージカッコ良い&ワンダフルメキシカンコンボをゲーメスト読んで一生懸命覚えたという感じだったのですが、後に平八使いに華麗なる転身をしました。だって簡単コマンドの浮かせ技豊富で圧倒的に爽快なんですもの!後にシリーズ作を見かけるとゲーセンでたまに気ままにプレイしていたのですが、平八使いになったおかげでそれなりに戦えました。多分相対的にバーチャよりはまだマシなはず。



⑨みんなのGOLF

ソニー・コンピュータエンタテインメント 1997年7月17日発売 PS

みんゴルは1から4くらいまでは全作出てすぐ(兄が)購入してやり込んでいます。ゴルフゲームとしての完成度は過去のゲームをほとんどやったことがないですが、物凄く高かったと思います。やり込み要素や記録が残るということに異常に魅力を感じる勢からすると、キャラやコースの解放要素のほか、ギア収集、VSモードの戦績が記録されるところなどがたまりませんでした。そしてなんと言っても自分が好きだったのが自分の華麗なるプレイシーンを記録できること。珠玉のアルバトロスやホールインワン、長距離チップインイーグルのVTR集は宝物でした。・・・どこかへいってしまったのが悲しい限り。シリーズはかなりやり込んだのでジャストインパクト率はほぼ10割で、2つ以上ずれることはなかったですね。あのカチって音、気持ち良過ぎません?
ゲームとしては単純ではあるものの算数的な計算をし続ける必要があるのも好きでしたねぇ。感覚ではなく計算計算で打つ向きやパワー調整をして、予測通りチップインするときの快感ったらないです。なお、計算する要素が増えるのが嫌だったので、持ちキャラは常に打球がストレートの中で一番飛距離があるキャラに固定していました。1では見た目がバーチャのサラ似のHONEYでした。懐かしい。グリーンはシリーズによって高低だったり芝目だったりしましたが、5メートル以内は確実に入れるけど5~10メートルくらいはそこそこ、10メートル以上はほぼ入らないくらいのレベルでした。難コースでない限りは大体寄せちゃうのでパットは練習の機会が少なく、ロングパットは得意じゃなかったです。
シリーズによっては色んなモードがあったりしてそれも楽しめました。3までは確実にかなりやり込んでましたが、4はそもそも買ってたかどうか定かでないといった感じでしょうか。ちなみに数少ない対人戦でほぼ相手を圧倒できるゲームだったのですが、何かの際にオンライン版を見た時にあまりの猛者しかいなくて焦りました。私のゲームの腕は得意なゲームでも町内一くらいがせいぜいのようです。



⑩BIOHAZARD 2

カプコン 1998年1月29日発売 PS

兄が高校生になったタイミングでゲーム機を所有することが許され、兄の部屋に早速テレビデオ(なつい)とプレステが導入されました。私もお年玉を渡してサターンを購入してもらいました。というわけで中2からは三世帯が住む一軒家である自宅にゲーム機がある生活が始まったわけです。
中学生時代によく遊んだ記憶があるゲームは各種競馬ゲーム、サカつく2、(寝静まった頃に祖父母のリビングで)同級生2やネクストキング、といったあたりなのですが、中3になって毎日起きてる時間はほぼ勉強に励む超絶受験戦士に生まれ変わった私は、受験が近づくと時間が溶けまくるSLGや生活リズムを崩してしまうギャルゲーがプレイできない状態になりました。そんな自分にピッタリなゲームが1時間ほどのプレイでしっかり遊んだ感が得られる本作でした。
当時としては超美麗なCG。レオンとクレアが1つの屋敷で同時に活躍する街にも通じるようなシナリオが好みで、レオン⇒クレア裏、クレア⇒レオン裏と何度も飽きずに繰り返し遊びまくりました。しかしゲームの腕はないですし基本受験勉強の息抜きプレイだったので、割と遊んだはずなのにハンクも豆腐もクリアしてません。うーん、残念。
一番の思い出は高校受験の本命校の受験前日に3時間プレイしたことです。中3の後半は学校にも行かずに睡眠(毎日必ず9時間)、風呂、食事、(たまに少しゲーム)以外は移動時間も含めて起きている時間はほぼ勉強に捧げていたため、今更じたばたしてもしょうがないよねとガッツリ遊びました。本命の某有名進学校にはバッチリ受かりました。えっへん。
後継・類似・関連作で言うと、サイレントヒルとディノクライシスはかなりやり込みましたが、バイオ3、鬼武者、コードベロニカあたりは買ったもののクリアしたかどうか定かでない感じでしょうか。2だけ異様にやり込んだのが良い思い出です。



その他

ここまでで上げたゲームは特に思い入れや面白かった印象が強いゲームになります。ここまで挙げた以外に思い出深いゲームを以下羅列してみます。
間違いなく色々漏れていますが、こうしてみるとメチャクチャ遊んでます。
小さい頃にいかにアクションやスポーツを遊んでいたのか!と。
相当遊びまくったゲームと、印象が強くて覚えてるゲームがある感じです。

【アクション】
・ロックマンシリーズ
・ドラゴンボール 神龍の謎
・スパルタンX
・高橋名人の冒険島
・スーパーチャイニーズランド
・アイスクライマー
・コナミワイワイワールド
・くにおくんシリーズ
・カトちゃんケンちゃん
・超魔界村
・レッドアリーマー 魔界村外伝
・ドラえもん のび太と妖精の国
・ザ・グレイトバトルII ラストファイターツイン
・ファイナルファイト
・スーパードンキーコング
・アーマードコア
・ダイナマイト刑事
・クレイジータクシー
・サイレントヒル
・メタルギアソリッド2 インテグラル
・真・三国無双シリーズ
・悪魔城ドラキュラ 月下の夜想曲

【スポーツ】
〇野球
・ファミスタシリーズ
・スーパーリーグ(セガのメガドライブのやつ)
・スーパーパワーリーグ
・2020年スーパーベースボール
・実況パワフルプロ野球シリーズ

〇サッカー
・キャプテン翼
・実況ワールドサッカー パーフェクトイレブン
・ロックマンサッカー
・Jリーグサッカー プライムゴール

〇その他
・つっぱり大相撲
・F-ZERO
・パイロットウイングス
・スラムダンク
・リッジレーサー
・Formula 1
・ボクサーズ・ロード
・スマッシュコート
・パワースマッシュ2

【格ゲー】
・キン肉マン マッスルタッグマッチ
・らんま1/2 町内激闘編
・ドラゴンボールZ 超武道伝
・バーチャロン
・Queen Of Heart
・ファイティングバイパーズ
・Dead or Alive


このジャンルはやっぱり大人の時より子供の頃の方が熱中して遊べる傾向があるような気がします。この一覧見ると他のジャンルと比べても夢中で遊んだソフトが目白押し過ぎる!龍が如くやバイオハザードみたいな操作性のゲームをどこに入れるかを迷ってしまったせいで、「シェンムー 第一章 横須賀」をどこにも入れ忘れてしまったのが後悔ですね。

本命のエロゲ編は長くなりそうなので大好きなゲーム第二章ということでまた何回かに分けて書いていくことにしました。次回はパズル、シューティング、その他という感じになります!次回は3週間後くらいになるかと!


以上、富井サカナでした。

今回ジャンルのゲームを作りたいと思ったことは人生で一度もないなぁ。

この記事が参加している募集

自己紹介をゲームで語る

全力で推したいゲーム

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?