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大好きなゲーム(ボード・カード・クイズゲーム編)

ゲーマーとしての趣味をネットの大海にさらけ出し、
何かのタイミングで誰かとワイワイ盛り上がりたい!
好きなゲームを語り合うのは何よりも素晴らしいひとときだ!

というだけの感情から始めることになった不定期企画第5回です。
ただ思い出を語りたいだけなのでレビューチックな内容ではなく、
そのゲームにまつわる思い出をグダグダと書き連ねていく感じです。
未定ですが惚れ込んだゲームを上げ尽くすまで全10回くらいになりそう。
いやはや、振り返ると超好きなゲームっていっぱいあるもんで、
いつの間にか予定を超過して行う予定となっております!

あと、youtubeの『ゲーム夜話』が好きすぎるので、
紹介した好きなゲームの特集回があればリンクを貼るようにします!
ゲーマーの方なら見ていて飽きない素晴らしいチャンネルだと思います!
(今回挙げたゲームは取り上げられていませんでした。しょぼーん)

はじめに

第5回はボード・カード・クイズゲーム編となります。
少し変わり種のゲームが多いですが、こちらも非常に好きなジャンルです。
ゲーム性にこだわっていたりほかで見られないゲームが多いかもです。
知名度が低めのゲームが多いかもしれませんが、
個人的には思い入れがたっぷりのゲームがたくさんあります!

★過去の回のおさらい★
第1回 RPG編
第2回 ギャルゲー編
第3回 ノベル・ADV編
第4回 SLG編



①爆笑人生劇場2

タイトー 1991年3月22日発売 FC

これはもう思い出深すぎるソフトです。長期休みの度に長く滞在していた水戸にあった従姉の家にあるファミコンソフトの先発三本柱の一角になります(残りはマリオ3とボンバーマン)。兄と従姉と3人でコントローラーを回しながらプレイしました。このコントローラーを回しながらプレイというのも時代を感じるエモい想い出ですねぇ。このゲームの通算プレイ回数でなかなか負けることはないと思われるレベルです。こんなに面白いゲームがどうして今この時代に続編が存在していないのかが不思議でしょうがないです。
・最後の数コマの破壊力がデカすぎる
・必勝パターン・必勝ルートがわりとすぐにわかってしまう
などバランスで甘い部分はあるものの、補ってあまりあるほどの魅力に溢れたゲームでした。ミニゲームの『よっぱらいフミフミ』などワードセンスも素晴らしかったです。億ションという言葉を覚えたのもこのゲームのおかげでした(自分の人生では縁がなかったけど)。今でも多くのBGMや効果音がいつでも脳内再生できるくらい印象的でした。ゲーム機のない家庭育ちは1本1本のゲームに対する思い入れがより半端ないのかもしれないですね。
全く実物を目にしたことはありませんがFCでも続編が出た後に、SFCでも続編シリーズが展開されていました。江戸っぽいバージョン、サラリーマン編、ドキドキ青春編と出たのでそれなりに人気があったような気がします。割とそれなりには友達の間での普及率もあり、サラリーマン編とかはTVでCMを見たような気もします。結構良いセンスをしていたので、開発・販売体制がしっかりしていたら場合によっては準桃鉄くらいのキラータイトルになったのではと悔しい思いがあります。
ドキドキ青春編は木脇君が持っていて、物凄く面白くてこちらもかなり遊びました。江口洋介もどきや宅八郎もどきが出てくるのが時代を感じます。ランダムイベントによるステータス変動や恋愛要素の他、アルバイトのミニゲームとか装備品の導入などFC版の2の超正当派続編感がありました。凄く思い入れがあるシリーズの1つなので、まんま人生劇場の雰囲気をまとったゲームをいつか自分の手で作りたいという欲が強いですね。でも今の時代にどうせ作るならやってみたい、ネット同時対戦をやる技術力がないのがつらいところです。高次元ウディタ使いの方でご興味ある方は是非連絡してほしいですね。
ちなみに自分が作ったゲーム『修学旅行』のタイトル画面を見ただけで本作がモチーフだとピンときた人はそれだけで友達になれそうなので是非声をかけてほしいです。キャラクターが踊るのも完全にオマージュです。



②木づちだ!クイズだ!源さんだ!

アイレム 1992年12月18日発売 GB

私自身かなりクイズが好きです。謎解きがかなり長期にわたって流行してむしろ人気が定着している状態だと思いますが、私は昔から謎解きよりもクイズのほうが好きです。昔はアメリカ横断ウルトラクイズやFNS1億2,000万人のクイズ王決定戦!なんかの素人参加型の超ガチ系のクイズ番組が流行っていて胸を躍らせていました。アタック25とか高校生クイズのように、参加さえできればわりと勝てちゃうじゃん!と思えてしまう難易度のものよりも、異次元のレベルを見たい派ですね。なので初期の東大王とか頭脳王とかも好きです。出演者をタレント化させる演出は覚めがち派です。伊沢君は例外。
さてここで本題に入ると、今となって思い返すと自身のクイズ好きの原体験は今作にあると思っています。大工の源さんは今ではパチンコのほうがよほど有名なコンテンツだと思いますが、オリジナルはそれなりに有名なアクションゲームのシリーズでした。知名度で言えばPC原人とかワギャンランドとかそのくらいの感じではないかと。そんな大工の源さんのキャラクターとしての魅力をフル活用して発売されたのが本作です。どういうきっかけで本作が生まれたのかは興味深いところです。作れたから作った感じかなぁ。
本作はたまたま親友の猪狩君が持っていたため相当に遊びましたが、本当に面白かったですね。ドット絵は今見ても驚くほど描き込まれていてクオリティが高いですし、様々なお助けアイテムの存在やミニゲームによりクイズ以外の部分でのゲーム性も高いです。当時は文京区の不忍通り沿いに住んでいたので、びっくりするほどゲームの舞台がご近所で驚きました。アクションゲームだけでは気付きませんでしたが、ここまで近い下町だったとは。
クイズの内容は割と子どもにとってタメになるようなものが多かったです。タバコを吸うと体温は下がるとか、七夕の織姫はこと座のベガとか、本作のおかげで一生染みついた知識も結構あります。なにせ余裕で常に正答率100%でクリアできるほどやりこみましたからね!クイズゲームは作りたい欲があるのですが、知識がメチャクチャ偏ってるのでジャンル設定が難しいですよねぇ。やめるが吉っぽいです。



③いただきストリート2 〜ネオンサインはバラ色に〜

エニックス 1994年2月26日発売 SFC

日本音楽界のほぼ頂点に君臨する筒美京平氏が音楽を手掛けたゲームとしても、DQの堀井雄二さんの代表作のひとつとしても有名なゲームです。相当簡略化されてはいるものの、株の概念は本作で学んだ気がします。当時としては画期的な面白さで、随分と遊び尽くした記憶があります。さくらこ、かおるこみたいなちょっと変わった?名前の個性的なキャラたちが場面に応じて画面中央のコマ内でアニメーションするのも印象的でした。ダイスは完全にランダムだと思われますが、相手の(半)独占エリアへの株乗っかり作戦や買収による独占崩しなどのテクをうまく使えば、対CPU戦はよほど狭いコースでなければほぼ無敗くらいになれるくらいのバランスも良かったです。マップも色々な種類があって背景デザインもそれぞれ趣がありましたし、相手を破産に突き落とした時の深刻な効果音がドS感情を刺激して癖になりました。迂回ルートのあるマップでは銀行に自分自身が一切近付かずに、お店を独占・強化しまくることで永遠と略奪を繰り返せる仕様だったので、何度もやりすぎてバグらせていた記憶があります。(摩天楼マップとか)
ちなみに昔ハマりまくっていたことを思い出してかなり最近PS VITAで発売していたDQFF版を購入したのですが、CPUが操作している間の待ち時間の長さを全く我慢することができず、ほとんど遊ばずに購入直後に売ってしまいました。自分だけなのか世の中の流れなのか、20年ほど経って随分とせっかちになってしまったものです。。。



④子育てマイエンジェル

ナムコ 1997年11月13日発売 PS

ギャルゲーブーム真っ盛りの際には色んなジャンルのゲームにギャルゲーっぽいノリが進出していきました。アーケードはそもそも脱衣麻雀などのアニメ絵系がそれなりに定着していたこともありますし、昔はクイズゲームがそれなりのシェアを占めていたこともあり、本作およびクイズなないろドリームズの出現は必然だったように思います。なないろドリームズはCAPCOM、こちらはナムコということでどちらも良くできたゲームでしたが、育成要素を掛け合わせた本作は名作と呼べるできだったかと!
ゲームスタート時は0歳の娘がゲームの進行に応じて年齢を重ねていき、最後の最後までプレイすると結婚式で終わるという涙無くしてプレイできないゲームでした。正解したクイズの分野によって真面目、お色気、わんぱく、オタク(だったかな?)のステータスが伸び、ステータスによって娘の外見が変化するのも良かったです。回答時間が早ければ早いほど多くの養育費がもらえるシステムも好きでした。個人的にはわんぱくの娘が好みでしたが、出題傾向が偏ると一瞬で瓶底めがねのおたくっ娘になってしまう悲しさったら。問題はジャンルによりますがかなり難しめで、結婚式まで到達するには10クレジットでは全然足りなかった気がします。一度だけゲーセンでエンディングを見た時はうっかりアフリカ式結婚式を選んだので感動しそこねました。人気機種だったのでそこそこインカムは良かったようで、1プレイ50円のゲーセンは随分探したのですが自分の活動範囲には存在しませんでした。序盤だけは割と難易度が低めだったような気がするので、大体は1クレジットでどこまで進めるかみたいなプレイしかしませんでしたが(あまり進めない)、後にPS版が出たのでこちらはかなりやり込んだ記憶があります。
ちなみに今回調べていて続編の存在を初めて知りました!初恋モードだって!!どうして今まで一切その情報に触れずに生きてきたのか、謎で仕方がないです。ちなみに、『青春クイズ カラフルハイスクール』もさっき初めて知った。一時期完全にゲーム方面へのアンテナは立ててなかったので。。
ゲーセンでの稼働時とか遊んでた頃に大学生とかだったら、彼女と二人で疑似子育てプレイが捗ったんだろうなぁ。って今思えば大学時代に引っ張り出して遊べばよかったですね。疑似子育てより疑似子作りに夢中だったようです!お後がよろしいようで!



⑤日本プロ麻雀連盟公認 本格プロ麻雀 真・徹萬

ナグザット 1998年10月8日発売 PS

皆さん麻雀のルールは知っていますか?最近はシステムがちゃんとしたソシャゲなんかも出ているらしく意外とできる人は減っていないような気がします。私自身は麻雀は全く得意ではないですが、覚えたのだけはやたら早いです。『玄人のひとりごと』という雀士が主人公のとても面白い漫画にハマり、GBの役満というゲームを小学校低中学年の頃にたまたまプレイして自分でも新品で購入し、その直後に井出洋介プロの教本で麻雀を覚えました。高校でやめる頃までは基本的にはそこそこいつも勝てている感じでしたが、あまりに時間を食うのと場所代考えるとプラマイゼロか下手したらマイナスくらいになることに気付き完全にやめました。あ、時効ということで。。
そんな自分が中学校時代にとてもハマった素晴らしい麻雀ゲームがこちら!実写でたくさんのプロが登場してきて、子どもにとっては大人を感じさせるゲームでした。ウイポEXもそうだけど当時の実写ゲーには独特の大人の雰囲気を感じさせる魅力がある気がします。ゲームは年間を通じてさまざまな大会に参加しつつ、全体で賞金ランク上位4位に入って年度末の阿佐田哲也杯で優勝しよう!というもの。大会で良い成績を残すことで参加できる大会のランクも変わって来て、獲得賞金が増えます。対戦データの通算記録が自分だけでなく登場する全プロ分きっちり残るのがとてもお気に入りでした。大相撲の取組前に画面に表示される通算・直近の対戦成績やプロ野球名鑑、競馬ムックなどが原点だと思いますが、きちんと蓄積された公式データを見るのがすごく好きな性質なのでデータを眺めているだけで楽しかったです。こいつは面前手が好きだとかよく哭いて早上がりだとか、そういえばこいつに役満振り込んだなぁとかが振り返れるのが良かったです。当時としては本当によくできたゲームだったと思います。
ちなみにこのゲームに登場する雀士は小島武夫プロや安藤満プロとか荒正義プロとか業界では超一線級の有名雀士も数多くいます。一方で、女流雀士のMIMIさんとか誰やねん!という。当時は知識もないので誰が凄いとかはあまり分からなかったですねぇ(ABCのランク付けはありましたが)。雀士たちは実写での出演だけでなく、恐らく声優としても登場しています。セリフは「チー」「ポン」「カン」「ロン」「ツモ」だけなので収録は一瞬だったはず!弁当すら出なかったのでは?この声もかなり個性があって良かったですね。前述のMIMIさんの「ポン」はポもンも高い声で抑揚が無くて不思議な発声でした(今この時代でこの話が通じる人は何人いるんだろうか)。なお、私の中で誰にも伝わらないモノマネランキング第1位は本作の安藤プロの「ロン」です。ねっとりとした感じで発声します。安藤プロは相当強くて、本作内でも最強の一角だったので随分この「ロン」には煮え湯を飲まされました。って話がマニアックすぎる!!

※今検索したら、MIMIって誰やねんと寸分違わず同じツッコミの人がいた!



⑥天空のレストラン

メディアファクトリー 2000年11月16日発売 PS

こちらはいたストのスタッフが制作したらしい、まさに正統進化版と呼べる面白ゲーです。本作、かなりの名作だと思うのですが、なんだかほとんど評判を耳にすることがないのは何故なんでしょう? まだSNSなどが普及していないし、レトロゲーと呼ぶには中途半端な時期だから? コースを巡回して食材を集めつつ料理を完成させ、完成後にはできた料理を提供することで、範囲内に止まったプレーヤーから代金を徴収するという仕組みのゲームです。完成した料理を給仕する「ギャルソン」は歴史上の偉人とかなのですが、配置する際に立つ向きを選ぶことになります。初期状態では料理を給仕するマスは1つのみで持てる料理も1つだけなのですが、給仕回数だか給仕金額だかを蓄積するんだったか投資だったかでレベルを上げると、料理を給仕する対象マスを3マスくらいまで広げつつ、料理も3つくらい持てるようになるので一気に高額請求を巻き上げることが可能になります。レベルが上がって巨大化した複数のギャルソンが大量の料理を食わせに来る絵面の迫力ったらなかったです。食い倒れて破産するというのもとてもシュールです。って説明が難しいシステムなのでゲームを知らない人が読んでも想像がつきにくいかもしれません。
ギャルソンのキャラクターが歴史上の偉人ではなくモーニング娘。などのハロプロのアイドルに入れ替わったバージョンも売っていたような朧げな記憶があります。そちらは未プレイですが、そちらも特に話題になった覚えはないですね。もう既にアイドルとしての全盛期は過ぎていた時期だったのか、アイドルとゲームの食い合わせが実はあまり良くないかだと思われます。テレビゲームのボードゲームって一般的にはあまり人気になりにくいのかもしれませんね。自分はネクストキングを筆頭に?凄く好きなのですが。



⑦カルドセプト セカンド エキスパンション

大宮ソフト 2002年9月26日発売(PS2)

何の気なしに購入してプレイしたところ超絶感動したゲームです。ゲームの完成度や神懸かったゲームバランスは通のゲーム好きが選ぶオールタイムベストに顔を出しても全くおかしくないと思います!メチャクチャ面白いのにあまり遊んだという人を聞かないので、やはりこのジャンルはセールス的には弱いんでしょう。
本作の雰囲気や世界観のかっこよさは刺さりまくりでした。多分マジックザギャザリングなどにも通じるようなカッコ良いグラフィックに、外国人のそれとわかるやたらカッコ良い発音のナレーション(カード名を英語で呼んでくれるんですよ!「リンカーネーション」と「マナ」がお気に入り!)が素敵過ぎました。なぜ手にしたのかは全く覚えていないのですが、マジで素晴らしい作品でした!遊んだ人ならこの気持ちはわかるはず!
初めに触れましたがゲームバランスは本当に凄くて、ゲームバランス調整のためだけに活動している会社(猿楽庁)があるということも本作を通じて初めて知りました。今見返してみたらポケモン、龍が如く、アトリエシリーズに天空のレストラン(!)まで錚々たる作品に関わってる!
それなりにカードゲームやボードゲーム系のゲームにも興味を持って遊ぶようになりましたが、このジャンルでは本作を上回る感動は今のところないかもですね。リメイクや正統進化版が出たらある程度業界を賑わせるくらいではあると思うんだけどなぁ。発売元が大宮ソフトじゃなくて任天堂だったら超絶売れてたんじゃないかなぁ。



⑧クイズマジックアカデミー

コナミ 2003年7月24日稼働開始 AC

ゲーセンのクイズゲームはQMA以前と以後で分かれる!と言っても過言ではないクイズゲームの傑作です。昔はゲーセンやボーリング場、バッティングセンターなどには大抵なんだかよく分からないクイズゲームが稼働していたものですが、もはや本作以外のクイズゲームは完全にゲーセンから淘汰された感があります。完全にブームは過ぎた感はありますが、初めて本作を見た時はクイズ好きかつデータ残るの大好きなので感動しました。途中で脱落して以降は気が向いた時にちょっとやるくらいですが、多分シリーズの最初期作やリニューアル1,2回くらいのころはそれなりに遊んでいるはずです。
そこそこの雑学王(そこそこの王という矛盾)を自負しているので新しくデータを作ってから真ん中か少し上のクラスくらいまでは安定して大体1位か2位を取れる感じなのですが、等級が上がりすぎると段々とプレーヤーキャラは魑魅魍魎しか存在しなくなってきて、プレーヤーキャラが5人以上になってくると決勝に残れる確率がどんどん下がっていくのが悲しいところです。どんなジャンルにおいても世の中は上には上がいまくりですからねぇ。コスパを大事にするみみっちい性格ですので、安定して決勝に行けなくなるといつもプレイをやめてしまいます。そうです。ヘタレです。
プレイしていた頃に全国ランキングで新橋のあるゲーセンが1位だったのを覚えており、たまたま仕事で近くを通った時にそのゲーセンを発見したので中に入ってみたら、たくさんの筺体の前でサボリーマンと思われるスーツ姿の男たちがひたすら問題を写メで撮りまくってました。トップ層はもはや財力+覚えゲーだったのか!という衝撃および腑に落ちた感。強いゲーセンは問題と答えのデータ共有なんかもやっていたのかもしれません。というかそういうことにして敗北感を紛らわせました。更にその後、東大王で有名な鶴崎さんが練習風景としてゲーセンで本作を遊んでいるのを見ました。ほんまもんのクイズ王もいるんだから、そりゃ上位に割って入るのは無理だよなぁとも思いました。私にはたまたまゲーセンに立ち寄ってたまたまプレイしたぬるいカップルを撃破するくらいがお似合いのようです。(妄想)
なお、アニメ・ゲームのジャンルは絶対に一般人よりは相当に詳しいはずなの相対的には圧倒的に一番弱いジャンルなのでこのゲームのプレイヤー層がなんとなく想像できます。また、ノンジャンルや文系が相対的には一番得意と言うことになっていて意外な感じがしました。スポーツが一番詳しく自信があるつもりなのにあまりそうでもなかったのもややショックでした。



⑨桃太郎電鉄USA

ハドソン 2004年11月18日 PS2

全ジャンルを見渡しても大人気なシリーズの登場です。このジャンルで桃鉄が入っていなかったらさすがにモグリだろと思われるみんな大好きパーティーゲームです。私もご多分に漏れずGBやSFCの頃からかなりプレイしていました。自宅にゲーム機があってゲームに寛容な両親に育てられていたら、お正月とかには家族で仲良く99年プレイとかしてたんだろうなぁ。今は子どもが2人いるのでその夢は叶えられる、と見せかけて妻がゲーム嫌いなので今世でその夢が叶うことはなさそうです。平日のゲーム時間は長男も次男も上限が15分ですぜ!いや、15分て!! 夢のようなお正月、羨ましいなぁ。ちなみに私の実家はゲーム機禁止系の家庭だったので、子どもの頃に一番遊んだのはGB版でした。随分とこっそり遊んだ記憶があります。野球チーム持ってる時の日本シリーズ演出とか懐かしすぎます。
ですが、プレイ時間としていちばん長いのは恐らく本作、USAバージョンです。発売日を見直して気付いたのですが、兄が就活決まった頃で暇だったからたくさん遊んだという流れだったようです。今はかなり疎遠気味になっていますが、本作の99年プレイを2周やった記憶があるので当時はかなり仲が良かった気がします。ちなみに桃鉄の続きをやろうとする時は何も言わずアイコンタクトだけで通じ合っていましたね。兄と仲が良かった時期を思い出して懐かしくなります。
日本の地理や特産品は桃鉄で覚えました!というのはメチャクチャ鉄板だと思うのですが、残念ながらアメリカはとても広いですし、長時間プレイしたとはいえ1作遊んだくらいでは全然どこにどんな都市があるかは覚えられませんでした。そもそも州も全部言えるか怪しい、というか言えない。



⑩箱庭フロンティア

こよるさん(個人製作) 2016年8月28日公開 PC

いきなり最後はフリゲなのですが、これはもうメチャクチャ好みのゲームだったので思わずここにランクインです。まさに自分の好みの要素を全て詰め込んで作った、ピンポイントで自分に刺さりまくったゲームです。ウディコンのゲームは間違いなく3桁以上の作品数をプレイしているのですが、一番好きなゲームはこれかもしれません。本作の存在を知らなかったフリゲ好きの方は是非概要だけでも見てほしいです!
雑に説明すると、すごろくボードゲームにコマンドRPGを足しつつ、周回プレイを前提とした累計ポイントの要素もあり、作成したキャラもやり込み要素的に残る、といった感じでしょうか。ドラクエのすごろくが好きな人とか周回プレイで要素を解放していくのが好きな人、パワプロのサクセスモードみたいにクリアデータを用いて別のモードで遊びたい人なんかにはピッタリだと思います。
ある程度のランダム性がある中でベストを尽くしつつ、周回要素が詰め込まれたゲームが凄く好きということですね。このゲームを通じて自分の好きなゲームのジャンルが言語化・具体的なイメージ化ができたような気がします。過去にありそうでなかった新しいシステムだと思いますし、本当に魅力的なゲームなので相当に遊んだ記憶があります。このゲームのシステムを突き詰めた先に、例えばローグライクとかアトリエシリーズのように、究極のゲームのひとつの完成形があるように今でも感じています。いつかはウディタに触ってみたいと今でも思っている一番大きな要素はもしかしたらこのゲームへの憧れかもしれないです。



その他

ここまでで上げたゲームは特に思い入れや面白かった印象が強いゲームになります。ここまで挙げた以外に思い出深いゲームを以下羅列してみます。
(間違いなく色々漏れてる)


・役満
・上海
・主にFC版のドラゴンボールのゲーム各種(一応カードゲーム?)
・クイズでアイドル!ホットデビュー
・クイズなないろDREAMS 虹色町の奇跡
・ネットワーク対戦クイズ Answer×Answer
・パワプロのサクセスモード(そこまでやりこめてない)
・Heart of Crown
・slay the spire

このジャンルはSLG系と似たような面白さがあるのだろうなと思っております。違うのはランダム要素が強めという共通点でしょうか(クイズゲームも出題はランダム、ということで)。市場のニーズがあまり強くなさそうなところを見ると、他の人と比べて自分が個人的に極めて好きなジャンル、ということになるかもしれません。
ボードゲームはオンラインの発展とともに気軽に遊べる良作がもっと出てきても良い気がしますし、クイズゲームもクイズそのものはかなりブームが定着している感もあるので上手くやればもっとジャンルとして流行っても良いような気がします。カードを用いたゲーム(デッキ構築系)は非電源系のカードゲームがマジックザギャザリングなど大流行しましたが、私は息子とドミニオンを一時期少し遊んだくらいです。デジタルゲームについても遊んでいないだけでかなり名作が沢山ありそうなのと、slay the spireが滅茶苦茶面白い(学生時代に出会っていたら死ぬほど遊んでそう)ので、フォロー作品も沢山出ていて今後にも期待ができそうな気がしています。
このジャンルもこれは!というゲームがあれば是非教えてほしいところです。というわけで今回はこの辺で失礼します!

本命のエロゲ編でフィニッシュを決める気満々なので、次回はアクション、パズル、その他のいずれ(もしくはまとめて)という感じになるかと思います!ではまた次回、2,3週間後くらいにお会いしましょう!


以上、富井サカナでした。

ボードゲームとかも作ってみるのは面白そうだなぁとは思っています。

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