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#トライアングルオフェンス
フットボールのダイヤモンド・オフェンスにおける攻撃サポートの構造化 31 ~ハンドボール1〜
ハンドボール編:バスケットボールの次は、スペイン、ヨーロッパで人気のあるハンドボールの攻撃戦術をフットボールに応用することを考えた。ハンドボールの様々な文献や動画、実際にFCバルセロナのハンドボールチームの試合をカンプ・ノウスタジアムの敷地内に併設されているパラウ・ブラウグラナ(8,250人収容)で観戦し、フットボールに応用することができそうな新たな攻撃戦術がないか、もしくは類似なものはないかを探
もっとみるフットボールのダイヤモンド・オフェンス における攻撃サポートの構造化24 パスの7原則 〜バスケットボール4〜
テックス・ウインター(1962)は、トライアングル・オフェンスのためのパスの基本的な原則を提唱している:
パスの7原則:1. パサーとそのディフェンスの距離はできるだけ狭いほうがよい。1m 以内が望ましい。ディフェンスの距離が近ければ近いほど、ディフェンスはこちらの動作に対して早く反応することが難しくなる。
2. ボールハンドリングやパスにおいて不必要な動作はおこなわない。ゆっくりとした予備動
フットボールのダイヤモンド・オフェンス における攻撃サポートの構造化23 2.3.5 ファイナルゾーンにおけるプレー・オプション 〜バスケットボール3〜
2.3.5 ファイナルゾーンの状況におけるプレー・オプション 〜バスケットボール3〜フットボールのダイヤモンド・オフェンス は、テックス・ウインターが考案したバスケットボールの攻撃メソッドであるトライアングル・オフェンス をベースにしたものである。テックス・ウインター(1962)が提唱したトライアングル・オフェンス には、フォワード(ウイング)がボール保持者になった場合に「4つのパスのオプション」
もっとみるフットボールのダイヤモンド・オフェンスにおける攻撃サポートの構造化15 2.2.3 どのようにファイナルゾーンのプレーを最適化するのか?
2.2.3 どのようにファイナルゾーンのプレーを最適化するのか?フットボールのダイヤモンド・オフェンスはセットオフェンス・メソッドの一つである。テックス・ウインター(2007)はセットオフェンスについてこのように説明している:
セットオフェンスのおもな目的は適切な得点チャンスを生み出すことであり、これはすべてのオフェンスの基本的な目的でもある。この目的を達成するためにはいろいろな方法があるが、す
フットボールのダイヤモンド・オフェンス における攻撃サポートの構造化3 (要約)
今回は、スペインサッカーコーチングコース・レベル3(S級相当)の卒業論文の要約です。スペイン語、カタルーニャ語、英語、日本語で書きましたので日本語バージョンを掲載します。A4サイズ1枚という規定の中で書きました。要約がシンプルすぎてわかりずらいかも知れませんがご了承ください。補足として、ダイヤモンド・オフェンスの図二つを載せました。
イントロダクションフットボールを愛する多くの人々はゴールシーン
フットボールのダイヤモンド・オフェンスにおける攻撃サポートの構造化(インデックス)
これは、スペインサッカーコーチングコース・レベル3で、私が書いた卒業論文をスペイン語から日本語へ訳して、加筆したものである。
インデックス
プロローグ 1. イントロダクション 1.1 イントロダクション
1.2 研究課題
1.3 研究の必要性
1.4 リミット
1.5 仮説
2. 研究に関係する参考文献 2.1 ダイナミック・システムとしてプレーヤーを理解する