TEDから学ぶ英語プレゼン③
英語プレゼンを色々と学ぶことができるTED(Technology, Entertainment and Design) 。
英語プレゼンにおいて重要な要素にSUCCESSがあると先日説明しましたね。
S(Simple カンタン明快)
U(Unique ユニークであること)
C(Concrete 具体性)
C(Credible 信頼性)
E(Emotional 感情的)
S(Story ストーリー性がある)
S(上と同じです、、、)
今日はそのうちの最初のS、
Simple(カンタン明快)
について説明しますね。Simpleに説明する、といっても色々とその要素はあるわけです。先日論理的説明で説明したPREP(PointーReasonーEvidenceーPoint:結論ー理由ー根拠ー結論)というのも一つのやり方ですよね。
しかし、私の外資系企業の中での経験上最も効いたのは、
Core Message (コア・メッセージ:最も伝えたいこと)
の設定です。プレゼンの内容が何であれ、人は忘却曲線に従って聞いたことの7割くらいは翌日には忘れてしまっています。そうすると、何を覚えてもらいたいのか、そのエッセンスを一言で表すような究極の表現、コア・メッセージ、決めゼリフ的なものがプレゼンにあると凄い内容を覚えてもらえます。
例えば、「英語の学習法」というテーマであれば、私は以下のようなCore Messageを用意します。
英語は耳から学び、口で覚えろ!
えっ、て思いますよね。ま、要するにリスニングで音からインプットして、それをスピーキングして覚える、シャドウイング的なやり方が一番いいわけですが、それを「英語は耳から学び、口で覚えろ!」っていうと、新しいし、「口で覚えろ!」って何?となって相手の関心を呼び起こすことができます。
観衆を惹きつける、これがシンプルに話す場合に最も重要で、最も効果的なことです。あとはPREPで上手く説明すれば十分ですね。
Core Message(コア・メッセージ)
を入れること。しかも冒頭部分に、これがSimpleに話す一番のコツです!
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