ep.10 バレーボール とパーソナルトレーニング その2
ずっと外でトレーニングをしていましたが
オンラインの味を占めてから毎日家でトレーニングをしているイワサワです
いやーやっぱりやってみるもんですね
もう外にでてトレーニングの外に出るがめんどくさくなっちゃうくらいオンラインや家で行うトレーニングには魅力があります
あ、くれぐれも外で行うトレーニングやライブ空間で行うトレーニングは必要ないということではないことはわかっておいてください
それぞれに魅力があります
要は役割分担でなぜトレーニングをするのかに対して選択するトレーニングは変わってくるという話です
今回は前回のバレーボールをパーソナルトレーニングに落とし込むための因数分解の続きをしていきましょう
前回の内容はこちらから確認しておいてください
では予告通り
スパイク動作に必要なムーブメントスキルのためのトレーニングから書いていこうと思います
まずは股関節から見ていきましょう
なぜ股関節なのかはだんだんわかってきているとは思いますが
めちゃくちゃ大事だからです
皆さんは骨盤が大きい理由について考えたことはありますか?
体の中でここまで大きい骨はありません
それは体を支える、そして動かす上で大きな役割を持っているからだと思うんです
それをただ単純だからといって膝にばかり頼ってしまうと
膝は壊れます
現場ではそのようにして膝が壊れてしまった方をたくさんみます
少なくともバレーボールの競技において股関節のオーバーユースは今まで一度もみたことがありません
これはとても興味深いことで、
膝に負担をかける動きの反復により多関節筋からの影響で股関節周囲に痛みを伴うこと
もしくはスクワットやラントレーニングのし過ぎにより股関節に痛みを生じることはありましたが
競技のみでの痛みはないんです
それってすごいことでやっぱり組織的にサイズが大きいことはそれなりの強度にも耐えられる作りになっているということも言えるんだと思います
なので股関節です
話が早速逸れてしまいましたが股関節の大切な動きとはなんでしょう
ヒップヒンジです
先にこの動画をチラッとみてもらってどういう動きなのかを確認してみてください
まあなんとお粗末な動画でしょうかwww
自分でやってて恥ずかしいですが
この股関節の動きがヒップヒンジです
ジャンプの動きにはこれは欠かせません
この動きがマスターできていない状態の選手で膝が痛いといってきたら
私はまず運動させません
もしくは痛いのは自分が悪いことを自覚した上で了解をしてやる分には自己責任です
厳しいかと思われる方もいるかもしれませんが
この動きが体に染み付いていないうちは膝が壊れる危険性は爆上がりします
体の気づきを教えてあげることが私の大事な仕事の一つです
時には選手を守らなければならないケースもあります
なあなあでやっていては肝心なときに選手が苦しむことになるのでそういった決断は非常に重要です
というわけで
ヒップヒンジは死ぬほどやってもらいます
ちなみに動画のタイトルにもなっていますがこのトレーニングはルーマニアンデッドリフトという種目です
実際にウエイトを持ってやることもあります
もっと言えば緩急をつけることや片側で行うこともします
特に片側で行うことはとても重要で人間は二足歩行の動物なのでほとんどの動きにおいて左右別々の動きをします
なので左右でトレーニングを行うことが重要というわけです
そして少しづつバレーボールにおけるジャンプ動作に転化させていきます
ルーマニアンデッドリフトのみをしていても決してバレーボールのジャンプはうまくなりません
ここも落とし穴で、結局最後は競技に寄せたりリアクションの中でできるようにすることが大切になってくるわけです
片側にした例も乗っけておきますね
こんな感じでバリュエーションも増やしておくと選手やクライアントさんも飽きずにトレーニングすることに繋がるかと思います
ちなみにバレーボールはジャンプが全てではないのですがこの股関節の動きはレシーブにも直結しますのでやっておいて得しかないと思います
切り返しやストップ動作の際にも膝や足首に過度な負担をかけないために必要な動きですので必須です
さて今回はなかなか読み応えがあったのではないでしょうか?
わからないことがあるようでしたらコメントいただければなんでも答えます
基本的にわからないことが残るように書いていますので遠慮なく聞いてください
次回は上半身にフォーカスしていきますのでお楽しみに!
ではまた
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