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【江東区】特別支援教室とは?R6年4月~拠点校増設予定

みなさん、こんにちは!

看護師・助産師・一児の母で江東区議会議員の酒井なつみです。


江東区議会では、まもなく9月議会がスタートします。

区議会議員にはさまざまな議案の資料が配布されました。


#補正予算 #決算 審査もあり、いわゆる繁忙期となりますが、並行して、 区政に関する情報発信も活発に行いますので、ぜひチェックしてくださいね✨


今日のお知らせは、特別支援教室(ひまわり教室・つばさ教室)の拠点校が2校ずつ増設する予算が補正予算に盛り込まれたことです!


【江東区】特別支援教室拠点校増設

特別支援教室とは

通常の学級での学習に概ね参加でき、知的障害を伴わない発達障害(自閉症、注意欠陥多動性障害、学習障害等)または情緒障害(選択性かん黙等)のため、一部特別な指導を必要とするお子さんための教室です。
区では週1回程度、個別指導や小集団指導を通して、コミュニケーションや対人関係などの社会性を高めることや、本人の特性に合わせた学習の仕方を身につけることなどに取り組んでいます。

江東区ホームページより
特別支援教室のしくみ(江東区)

対象となる児童生徒は

通常の学級での学習に概ね参加でき、知的障害を伴わない発達障害(自閉症、注意欠陥多動性障害、学習障害等)または情緒障害(選択性かん黙等)がある児童・生徒です。

特別支援教室対象のお子さん

小中学校の特別な支援を必要とする児童・生徒は増加し続けており、通常の学級においても、通級による指導を受けている児童・生徒が増加しています。

特別支援教室に入級する児童の推移(江東区)

特別支援教室は区立小中学校全校に設置

区では「特別支援教室」を、区立小学校・義務教育学校(前期課程)全校に「ひまわり教室」として設置しています。
区立中学校・義務教育学校(後期課程)については、令和元年度より段階的に「通級指導学級」から「特別支援教室」に移行し、令和2年度より、全校に「つばさ教室」として設置しました。

江東区ホームページより

今回の予算について

現在、区では小学校10校、中学校3校を特別支援教室の拠点校とし、拠点校の教員が担当する学校(巡回校)を巡回して指導を行っていますが、指導を一層充実させるため、令和6年度から拠点校を2校ずつ増設し、小学校12校、中学校5校に増やします。
4月からスタートをきるための経費を計上した補正予算となります。


江東区の拠点校と巡回校


特別支援教室の先生たち

特別支援教室の先生たち

拠点校には巡回指導教員が在籍し、対象エリアの学校を週に1回巡回しています。これまではこの巡回指導教員の負担が大きく、授業以外の仕事をこなすには十分な時間が確保できないという課題がありました。
今回小中学校各2校教員が増えることで、担任との連携や保護者への相談対応などが可能になることが期待されます。

その他に、特別支援教室には全校に特別支援教室専門員が配置されています。専門員は円滑な運営に必要な業務(連絡調整、児童の行動観察及び指導記録の作成・報告、個別の課題に応じた教材作製)及び関係事務処理を行っているいわばコーディネーターです。

その他にも、巡回相談心理士が巡回し、指導上の配慮について教員へ助言を行っています。


相談窓口

江東区教育センターでは、教育に関するさまざまなご相談をお受けしています。
■学校生活・学習に関する相談
■子育てに関する相談
■発達の課題に関する相談
■教職員との関係に関する相談
■不登校に関する相談
教育相談員が、相談内容を伺い、適切な相談先(臨床心理士・スクールソーシャルワーカー・ブリッジスクール相談員・就学相談員・指導主事)をご案内します。
また、必要に応じて臨床心理士の資格を持つカウンセラーが面接して、専門的な立場から助言をします。
 
お申込み後、数日以内に、教育相談員からお電話または電子メールにてご連絡させていただきます。

江東区ホームページより



これまで日中電話することが難しかった方も、電子申請により24時間相談のお申し込みが可能です。
保護者のみなさんは、お子さんの教育に関するお悩みについて、お気軽にご活用いただけたらと思います。

ワンストップ型教育相談(江東区)

【2023.10.27追記】

9月27日に予算審査を行い全員賛成による可決。(委員長として委員会進行を行いました)
10月25日の区議会最終本会議にて採決し、本予算は賛成多数で可決しました。

委員長として議会に報告する様子


関係者のみなさんによい報告ができ、ホッとします。

引き続き声をお寄せください。

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