チャレンジしたことで得られる経験値は無駄にならない
昨日、受けた報告。
バングラデシュ人のサキブが関西を離れて、親族が住んでいる関東に引っ越す可能性が出てきた。
本人はどうするか?悩んでいるということ。
サキブは19歳で日本語学校の1年生。
半年前に採用する際、もう1年、日本語学校に通った後、日本の大学に進学する。
大学を卒業するまでの間、5年間は満太郎で働き続けたい!という話だった。
サキブを仲間に迎え入れたことは、満太郎にとって、初めての外国人採用。
言葉や文化の壁は高く、現場は大変な思いをしてきた。
漢字が読めないサキブ用の、ひらがな表記のメニューをつくったりもした。
サキブに、満太郎で働いてよかった!と思ってもらえるように、サキブを勝たせるように、社員全員で頑張ってきた。
まだまだだけど、、、少しずつ、サキブも仕事に慣れてきた。
「せっかくサキブが満太郎の仕事に慣れてきたのに、、、。戦力になるのは、これからなのに、、、。」って思うのは、人の感情としては、当然。
けど、そんな感情にとどまらず、、、。
もう一歩先の思考へ。
サキブのおかげで、外国人を採用して戦力になるよう育てるため、脳みそに汗をかいてきた経験値は無くならないし、僕らの能力もパワーアップしたんやで。
今回の経験を経て、僕らの外国人採用へのハードルは下がった。
仮に今回、サキブが退職することになったとしても、僕らは、この経験を元に、積極的に外国人採用へチャレンジできる。
話は変えて、、、
現在、若手社員がショート動画を頑張って作ってくれている。
たとえ、これらの動画がバズらなくても、、
ほとんどのお客さんに見られなかったとしても、、、
視聴回数が身内だけの10回だったとしても、、、
彼らの動画を撮影して編集してアップするということで得られた経験値は無くならない。
この経験値は、仕事でもプライベートでも、役に立つ可能性は一生残り続ける。
僕だって、そう。
沢山の出店をしてきた。
売れない飲食店の現場を沢山経験してきた。
飲食店やデリバリーの現場で沢山のクレームを受けてきた。
アルバイトスタッフさんとの関係がうまくいかない経験も沢山してきた。
満太郎以外のお店は、全て閉店してきた。
閉店時の残置物の取り扱いで家主さんとトラブルになったこともあった。
FCに加盟していたとき、フランチャイザー本部と訴訟になったこともあった。
それらの経験値は、すべて自分の肥やしになっている。
チャレンジしたことで得られる経験値は無駄にはならない。
チャレンジしていなかったら経験値を積むことができていなかった。
さあ、41歳のおっさんとなる辻孝太郎。
今日はどんな経験値を積んでやろうかな。
楽しみやなぁ。
<最後にnoteを見ている社員へ>
経験を積むことは大切やけど、経験に縛られたらあかんで。
自分がしてきた経験なんて、まだまだ足りていないと認識しよう。
この言葉を意識していこ~。
歴史→
本読んだり、動画見たり、人の話を聞いたり、人の仕事見たりして、インプットすることも含むんやで。
経験を積みつつ、常にインプットしていったほうが、ええことあるで~
と、、、
自戒の念を踏まえつつ、社内向けメッセージで締めくくろか~。
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