綺麗事の発言が多いことについて。理屈で考えたら、そっちの方がハッピーになれるからやで。
飲食店経営者が集まって飲み会があるときに、「辻さんは、綺麗事な発言が多いですよね~?」って言われたことが何度かある。
僕は胸を張って
「はい!綺麗事を判断基準にしています!!」と答えている。
現場で頑張ってくれているスタッフには
「売上は追っかける必要はない。お客さんにしっかりとした価値を提供すれば、数字は後からついてくる。」
従業員のことを語らせれば
「うちのスタッフはよくやってくれている。こんな小さい会社に入ってきてくれて、真面目に頑張ってくれているだけで十分やし、ありがたい。」
こんな発言ばかりする理由はなぜか?
僕が聖人君子みたいな性格だから?
いやいやいや(笑)
僕の元々のベースは喧嘩っ早くて、ザ・短気が代名詞の男やで(笑)
相手のことを考えるより、自分の意見を通す。
通せなければ、手が出たり、口論ふっかけるような人間やったんやで、、、。
※20代前半までかな💦
うん、今では大丈夫なはず💦
口論は・・・たまにあるかな???
ベースは短気やねん(笑)
せやから、元々の人間性とはちゃうねんで~。
今の考えに至ったのはね、、、、
そうやって考えるほうが、、、
発言していくほうが、、、
・効率的に物事がうまく運ぶからっていうことに気付いているから。
・自分が豊かになるためには、まずは周りを豊かにするために動く方が効率的だと気付いているから。
・僕が憧れている成功した人や、教育者など、うまくいっている人は、み~んな綺麗事をいっているから。
なんよね。
今とは逆に、、、
現場のスタッフに
「今日は〇〇円売れよ~!予算達成しろよ〜。客のグラスが空いたら、すぐにお代わりを取りにいけよ〜。客単価あげていけよ〜。」
とか
従業員のことを
「うちのやつらはアホばっかりですわ~。ほんま、経営者は苦労ばかりでっせ〜。」
って、毎日考えて、発言していくとする。
そんな飲食店、そんな経営者。
うまくいくと思わないのよね。
実際、沢山見てきてる。
一見うまくいってても、楽しくなさそうやしね。
だから、嫌なことがあっても、歯を食いしばってでも、明るく笑顔で綺麗事を言うていかなあかんよね。
だって、人生、ハッピーに過ごしたいやん。
満太郎に足を運んでくれているお客さんに、「この店に来てよかった。また行こう!」と心から思ってもらいたい。
会社を強くしていき、そこで得た利益を力を貸してくれているスタッフに還元(お金だけではないよ)していき、「この会社に入って良かった」と心から思ってもらいたい。
そのうえで、僕自身を支えてくれている、家族や身内を大切にしたい。
価値を提供していくことが、僕らの仕事やで。
お客さんを楽しませたら、僕らも楽しいやん。
楽しんでもらうことが価値提供やねん。
楽しんでもらって、僕らも楽しめて、その上でお金を頂く。
こんな綺麗事が通じるのが、シンプルな構造である飲食店経営の世界。
もちろん、綺麗事を突き通すには、努力して成長して、力をつけないとあかんけどね。
これが、投資銀行や大手商社のようなザ•ビジネス!の世界とかなら別やと思うねん。
マーケットが絡んできたりとかして、サービス業の現場のような「お客さんと店」ほどシンプルな構造ではないからねー。
綺麗事を突き通せるのは、サービス業の特権かもねー。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?