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☆フジミドリームランド☆

自分のために書く。その自分とは何か。前回はそんなお話でした。今回、どうして書くと気分がよくなるかについて考えましょう。

まず、こちらの動画です。

物語を書いてみよう。なーんて思った方なら必見の映画です。まだの方が羨ましい。

あ。

ご覧になってない方。今回の講座を読む上で問題ございません。ご安心下さい🌷

既にご存知の方は是非、思い出しましょう。いえいえ。映像を捜す必要ございません。一度見聞きしたものは忘れないのです。

覚えても忘れる?

という在り方ですと、脳はそのようにしか機能できません。思い出せるのよ。在り方を見直せば脳の情報処理が変わります✴

さて。

この物語、筋立てそのものが奥深い。書籍で味わうなら、もっと感じ取れるでしょう。

英語だとさらに良い。語彙のレベルから、中高生にはハリーポッターよりお勧め👍

しかしながら今回、筋立ては扱いません。ご興味おありの方はこちらをご覧下さい。

物語に関心わかなくてもいいのです。

作者のエンデさんがどのような取り組み方であったのか、内奥を探りながら、書く折りの心理状態についてお伝え致します。

ちなみに、映画をご覧になったエンデさん、ラストが原作の趣旨に反するとご立腹、訴訟を起こされていらっしゃる💦

エンディングが気に入らなかった😡


 ⭐ ⭐ ⭐


ネバーエンディングストーリー。果てしない物語と訳されております。どっしり長い📚

当初、エンデさんは短編を書くつもりだったそうです。ところが、物語の中へ入り込んでしまう。主人公と一体化する。

どんどん長くなっていく。終わらない。様子を心配して、自宅へ寄って進み具合を尋ねる編集者にエンデさんはこう答えます。

「出て来られないんだよ」

主人公が別の世界へ誘いこまれ、そこから脱出できないというストーリーの状況ですが、それは作家自身の心理状態でもあった。

物語世界から抜けられない👼

いかがです。この感覚。

おわかり頂けますか。はい。何かしら思い当たることがございますでしょう。夢中になってハマっちゃう状態ですね。

ASCのことで変成意識状態と訳します。


 ⭐ ⭐ ⭐


私が書く理由はこれですね💖

書くことによって変成意識状態となる。トランスとも言いますが、細かな区分けは拘りません。とにかく気分がいいわけです🌿

私は、ゼロになる・一体感を取るという表現がとてもしっくりきます。心地よい・このままでよいと感じられる心境です🌸

自分の書く物語と一体化する。体の境界線がなくなり、意識は物語空間へと広がります。何もかもが自分の中で起こっている。

思わず全てに感謝🎶

心地よい・このままでよい・ありがとうの頭文字をとって【ココアの法則】なーんて名づけました(*⌒▽⌒*)

私は書く前に、必ずこの在り方を確認するのです。書き終えた時そうなるよう、書く前にあらかじめ成り切っておく。

途中で行き詰まることがあれば、うまい表現の浮かばないときもあるわけです。そんな時も同じようにして在り方を確認する。

心地よい
このままでよい
ありがとう

そうしますと、次に何をすればよいかスッと浮かびます。自己暗示ですね。保留にする。他のものを書く。寝ちゃう。調べておく。


 ⭐ ⭐ ⭐


スランプございません。

ネタがない。どう書いたらいいのだろう。書く気力がわかない。読むだけになる。ということは、一度もないのです。

もし、書けなくなっても別に構いません。どんな状態であれ【ココア】ですから。

だっていつか終わります。

私、この5月1日で62歳になりました。作家のピークって幾つくらいでしょうね。しかもこの非常事態です。いつどうなることやら。

ですから、まさに一期一会。これが最後と思いつつ、味わいながら書くのです。【ココアの法則】を囁きながら。


 ⭐ ⭐ ⭐


ふと思います。

この世は、自分が書いている物語かも。物語を書くうちに入り込んでしまい、出て来られなくなっているんじゃないだろうか😪

書いている本体の自分はどこか別の次元に住んでいる。いや。今ここで、この自分と一体化している。そんな妄想が浮かびます。

ラストはハッピーエンド♡

これはもう決めてあるのです。最期は笑って死ぬ。いい人生だったと囁いて。予行演習。いつも囁いていれば自動化されます。

ああ。いい人生だった!


 ⭐ ⭐ ⭐


さて、最後にご紹介させて下さい。桜井健次さんはX線の研究者でいらっしゃる。私と近い年齢。親近感が湧くのです。


専門的で高度なお話ですから、数学や物理を教えてはいるものの、門外漢の私がきちんと理解できる内容ではございません。

なぜ読み続けるのか。

一つは文章の力です。明確でわかりやすい。専門家は正確であろうとして論理が入り組みます。桜井さんの文は心地よく読める。

既成概念を手放すため

難しい、わからないという思いが浮かぶ。こんな思いがあった。だから不自由する。

自分にとって理解を超える難しい文章を、あるがままに素直な感覚で坦々と読んでいく。透明な心境になる瞬間があるのです。

心地よい☆

そのような在り方で読み始めます。読めば思考の枠が取り払われ自由自在になっていく。心地よく過ごす糧となるだろう。

そのような在り方です。

とはいえ、後半にこんな展開があればエッと驚いてしまう。科学者とファンタジー。いいなあ。こういうの。嬉しくなります🙌



ではまた☆


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