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公立学校の世界へようこそ
小学校教師編
③お金や福利厚生について
この点については、公立学校の教師は、地方公務員という身分なので、とても安定していると思います。
世の中的には、もはや珍しいと思うのですが、定期昇給もありますし、年功序列である程度のところまでは給料が増えていきます。
ただ、昔よりは給与制度改革が進んだことがあり、給料の頭打ちが早くなったようには感じます。
それでも、少なくはない一定額をいただけるのは本当にありがたいことだと思います。
また、不祥事を起こさない限り、懲戒免職などの解雇はほぼありません。
さらに、病休や産休・育休の制度も充実しており、私自身もお父ちゃん育休をとらせていただきました。
そして、その際に、代わりの先生が来られるので、その点も恵まれている職場だとは思います。
ただ、前のコラムでも申し上げた通り、労働時間が長いので、時間当たりのお給料は実質そんなに高くありません。
また、確かに教員は地方公務員ですが、教育職という行政職とは違った給与体系であり、勤務形態であります。
ですので、世間でよく言われている点ですが、どれだけ残業してもその分の手当がありません。
基本となる給与に調整額として4%の額が含まれているのですが、実質その額が残業代として考えられています。まぁ雀の涙ほどの額ですが…。
しかし、私自身、確かに労働時間が長かったようには思うものの、給料の額自体は決して少なくなかったように思うので、たとえ時間当たりの給与が少なくても、その点に関してあまり不満を抱いたことはありませんでした。
諸外国では、本当に少ない給与で働いている教員の方々はたくさんおられますし、解雇も日本以上に簡単にできてしまう国もあるようですし…。
なので、その点はむしろ恵まれていると感じていました。
まぁ主観的なことなので、このあたりは人それぞれに感じ方があるのではないでしょうか。
それでは本日はこの辺で👋
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