子どもが熱性けいれんが起きても焦らず対応するためには?
ぷよーー( ^ω^ )
汗かき薬剤師saitorioと申します。
今回は熱性けいれんについて解説していきます👍
この記事で得られることは
☑熱性けいれんとは
☑体温の勘違い
☑治療法
ところで「熱性けいれん」って聞いたことあるでしょうか?
簡単に言うと子どもに多く見られる、体温の急上昇で起こるけいれんのことを指します。
この時期は風邪を引きやすく、熱性けいれんを起こりやすい。
だから、お父さんやお母さんが何も知らず、急に自分の子どもがけいれんしだしたらビックリしてパニックになると思います。
なので、出来るだけ冷静に対応できるように、熱性けいれんが何かから対応すべきことまで、分かる内容で記事作成させて頂きますので参考になれば幸いです。
🔻YouTubeはこちら🔻
ポイント
☑熱性けいれんは発熱によって誘発されるけいれん発作
☑6歳未満の小児の約2~5%に起こりますが、最も発症しやすい時期は生後6カ月~3歳
☑ほとんどの熱性けいれんは持続時間が15分未満
☑家で出来ることは、熱冷ましの薬(解熱薬)を飲ませること
子どもの発熱の症状
子どもの発熱の症状の特徴があります。体温計で測らなくても行動や様子を目で見て分かることもあります。
☑神経過敏になり、あまり眠らなくなる
☑食欲がなくなる
☑遊ぼうとしなくなる
☑周りに関心がなくなる
このような兆候が見られたら、発熱状態の可能性があります。
子どもの発熱を過度に心配する必要はないですが、まれに体温が急速に上がる、あるいは下がる際にけいれんが起こることがあります。これを熱性けいれん(後述)と言います。
子どもの発熱を過度に心配する必要はない理由
それは子どもの発熱にヒントが隠されてます。
☑正常な体温は人によって異なる
☑一般的には午後に最も高い
☑就学前の小児では体温は高めで、約1歳半~2歳で最も高い
☑直腸体温計による測定で約38℃以上の体温を熱と定義している
小児の体温は、直腸、耳、口、額、わきの下で測ることができる。
☑直腸温が最も正確
小児の体内の温度に最も近いから。
☑測定方法
体温計の球部に潤滑剤を塗る。小児をうつ伏せに寝かせてから、体温計を直腸の中に1.25~2.5㎝ほどそっと差し込みます。
親は体温の高さについて心配するが、体温が高いからと言って原因の深刻さを表すものではありません。
熱性けいれん
では熱性けいれんの解説に移りたいと思います。熱性けいれんには、単純型と複雑型があります。
☑単純型熱性けいれん:全身のふるえが15分未満で治まる熱性けいれんの90%以上が単純型。
☑複雑型熱性けいれん:全身のふるえが15分以上続くもの
熱性けいれんは発熱によって誘発されるけいれん発作であり、6歳未満の小児の約2~5%に起こりますが、最も発症しやすい時期は生後6カ月~3歳です。
熱性けいれんは家族内に多発することもあるが、ほとんどの熱性けいれんは持続時間が15分未満で、熱性けいれんを起こした小児の約3分の2では二度と再発しません。
子どもが熱性けいれんが起きてしまったら
では、もし家庭内で子どもが熱性けいれんが起きてしまったらどのようにしたら良いのでしょうか?
復習ですが、熱性けいれんの原因は発熱でした。
つまり家で出来ることは、熱冷ましの薬(解熱薬)を飲ませることです。
☑アセトアミノフェン
☑イブプロフェンなど
代表的な熱冷ましの成分は、この2つです。
中には、年齢によってお薬を飲ますことが出来ないものもあるので個人的には、アセトアミノフェンをおススメしたいです(*'▽')
体温を下げることは、直後のさらなる熱性痙攣の予防に役立つ可能性があり,熱性痙攣重積状態の停止を促す。
しかし、熱性けいれんの持続時間が15分以上の場合は、治療薬が変わってくるので病院で診てもらった方が良いのですね。
結論
☑熱性けいれんは発熱によって誘発されるけいれん発作
☑6歳未満の小児の約2~5%に起こりますが、最も発症しやすい時期は生後6カ月~3歳
☑ほとんどの熱性けいれんは持続時間が15分未満
☑家で出来ることは、熱冷ましの薬(解熱薬)を飲ませること
でした(*'▽')
最後まで見て頂きましてありがとうございます。
その他健康に関する情報を発信をしてますので、そちらも是非ご覧くださいね!!
皆さんの健康に繋がれば幸いです☺
今回の内容はYouTubeでも解説してますので併せて見て頂けると
より深く理解できると思います。↓↓
🔻YouTubeはこちら🔻
🔻Twitterはこちら🔻
🔻汗かき薬剤師による健康相談ブログ🔻
🔻引用🔻
P.S
この記事を面白いと感じて頂けた方の中で「♡マークのスキ」を押していただけれると今後の励みになります。(スキは非会員でもポチっとしててね)
この記事が参加している募集
派遣薬剤師|多汗症|人前が苦手|あがり症|使命→病気になって後悔される患者が大勢いることに気づく|健康な今からあなたの疾病予防に努めようとYouTubeやtwitterで(https://twitter.com/saitorio3)で健康情報を発信中|ゲームは嗜む程度