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#27【インターン生が斬る】そもそも成長ってなんだろう。

こんにちは!斉藤光学製作所でインターンをして感じたことを、徒然なるままに記す【インターン生が会社を斬る】第27弾です!

今回は「成長」について考えてみました。よく成長しましょうって言われるけど、果たして成長することがゴールなのでしょうか?そもそも成長って自分で認識しないと意味なくない?とか思ったり...。その上で、会社では、成長に自分で気付ける従業員か部下の成長に気付ける上司、どちらにアプローチするべきなのか、書いてみました。

1. 成長とは?

人間は日々を過ごしていると、なんらかの成長をしています。成長は、直接モチベーションの向上に繋がるし、さらに自身の成長を自分で認識できれば、次のステップ・成長に進みやすくなります。こういう成長は、定量的でも定性的でも、どんな些細なことでも、いいと思うんです。昨日よりも一枚多く磨けた、先週よりも周りとコミュニケーションをとって仕事ができた...。

会社では特に、自己成長を重要視しているところが多いと思います。斉藤光学製作所では、従業員の自己成長・自己啓発へのアプローチの一環として、株式会社わらび座に協力を仰ぎ、自己表現力を身に付けるための講座を開いています。しかし、どんなに素晴らしい自己成長に繋がる機会を作っても、肝心の従業員が自分の成長に気づかなかったら、どれだけ機会を提供しようと意味がないと思います。

2. 「成長をすること」よりも「成長を認識できること」

私は、「人間は成長をすることよりも、その成長を認識できることの方が大事」だと思います。冒頭でも言った通り、人間特別新しいことに取り組まなくても、毎日同じ作業の繰り返しでも、誰でも成長はします。しかし、その成長に気づかなければ、モチベーションにはならないし、また次の自分の成長もできないままです。「成長=気づく力」と言っても過言ではないでしょう。

では、成長に気づくのって簡単なことなのでしょうか?会社では、自身の成長に気づける従業員か成長に気づいてあげられる上司か...先にどちらにアプローチする必要があるのでしょうか?

3. 自分の成長vs. 他者の成長  

私は成長に気づいてあげられる上司が先に必要になると考えています。

そもそも成長を認識するために必要なのは「洞察力」と「分析力」の2つです。自分なら自分、他者ならその人の些細な変化(=成長)に気づく。そしてその変化に気づくために、その現状を客観的に分析しなければなりません。

この2つのスキルを自分に対して行うのはなかなか難しいのではないでしょうか?人に言われて初めて気づいたという経験が多いように、なかなか自分の変化や自分の現状を把握することは簡単ではありません。その点他人に対しては、常に客観的に見れるので、成長に気づくことは慣れていなくても不可能ではないはずです。

だからこそ、会社は、部下の成長に気づいてあげられる上司を必要とするのではないでしょうか。もちろん従業員自身が自分の成長をコンスタントに認識できていれば、それにこしたことはないですが。上司が積極的に部下の成長を気づいて伝えることができれば、徐々に従業員自身で自分の成長に気づくことができ、会社全体として成長していくことに繋がるでしょう。

ということで今回は、「成長」について書いてみました。ブログを書き始めた時は成長ってどうしたらできるのかについて書いていましたが、どんどん考えていくと、成長はみんなできているけど、その成長に正しく気づけている人は多くないと気付き、このような結論に至りました。こう考えると、会社の取り組みで方向性を変えた方がいいものもあるのではないかなと思いました。
(文責:荒武)

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