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「教養としてのスーツ」レビュー

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「教養としてのスーツ」をもとに、士業の服装について考えていきたいと思います。
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#オーダースーツ

弁護士の服装① 裁判所で判決を受ける場合

弁護士の服装① 裁判所で判決を受ける場合

こんにちは。齋藤です。

 ビジネスにおいて服装が重要な役割を果たすのはもはや言わずもがなですが、街を歩いていてビシッと服装が決まっているビジネスマンを見ることは数あれど、裁判所等でビシッと服装が決まっている弁護士を見ることはほとんどありません。

 一般論として、弁護士は本の虫であり、十代の頃は学校の勉強に忙しく、二十代の頃は司法試験の勉強に忙しい人生を送ってきており、ファッションに興味を持つこ

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「教養としてのスーツ」② シャツのサイズ感

「教養としてのスーツ」② シャツのサイズ感

こんにちは。齋藤です。

「教養としてのスーツ」の第2回目です。

今回のテーマは「シャツ」です。

前回の話ですと、ジャケットを脱いでシャツ姿になるというのは、「ルール」と「クラシック」に反するというわけですが、そうはいってもこう暑いとさすがにジャケットを着たままでは外を歩けません。

そこで、ジャケットを着ているときは当然として、ジャケットを脱いだ場合でも様になるシャツのディテールを、前回同様

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「教養としてのスーツ」① 「ルール、ミニマル、そしてクラシック」

「教養としてのスーツ」① 「ルール、ミニマル、そしてクラシック」

こんにちは。齋藤です。

今回は、服装の話について書いていきたいと思います。

近年、クールビズがすっかり定着してきたこともあり、オフィスにおいて服装の自由度が上がってきた(カジュアル化が進んでいる)ように感じているのは、私だけではないと思います。

加えて、新型コロナウイルスの感染拡大によりビジネスのリモート化がさらに進めば、ビジネスにおける服装のカジュアル化がより一層進んでいくことは間違いない

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