齋藤真宏@先生と呼ばないで/トラッドスタイル弁護士/地方のマチ弁のニューノーマルを模索中

ミカンLO@滋賀/「弁護士の本棚」と称し、時代が変わっても変わらない普遍の良書や、私自…

齋藤真宏@先生と呼ばないで/トラッドスタイル弁護士/地方のマチ弁のニューノーマルを模索中

ミカンLO@滋賀/「弁護士の本棚」と称し、時代が変わっても変わらない普遍の良書や、私自身の考え方に大きな影響を与えた本のほか、ビジネスに役立つ情報等をご紹介します。 https://mikanlaw.jp/ https://twitter.com/mikanlaw3110

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弁護士の本棚

みなさま、はじめまして、齋藤真宏と申します。 私は2020年の3月末まで、法テラスという組織に属し、サラリーマン弁護士をしていたのですが、このたび、いろいろ思うところもありまして、サラリーマン弁護士を辞め、ミカン法律事務所に移籍しました。 移籍して、さぁ、頑張って仕事するぞ、と思っていた矢先のコロナ禍で正直困惑しておりますが、感染予防しつつ、リモートで仕事しつつ、出来ることから頑張っていこうと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。 さて、突然ブログを書き始めた

    • ビルケンシュトック ボストン オフィスサンダル・室内履きの最適解 ‐フットベッド履き比べ‐

      ●オフィスサンダル・室内履きの有用性みなさんは、職場で室内履きに履き替えますか?  私は職場に着いたらなにはともあれまずは革靴を脱いでサンダルに履き替えます。 革靴のままですとムレますし、リラックスできません。デスクワークですので革靴のままでいる理由がないと思ってます。 オフィスサンダル・室内履きには、「カカトがないこと」、がとても重要だと思っています。 脱ぎ履きしやすいですし、カカトがないことによる開放感、ノンストレス感は言うまでもないことかと。 そんなわけで、これまで

      • 貝塚市ローカル線の旅

        ひょんなことから大阪・貝塚市をぶらり旅。 10月中旬、とある機会がありまして、大阪府貝塚市の名所を巡ることに。 その模様をお伝えいたします。 まずは、南海電鉄の貝塚駅前にある「料亭 古の木」さんで昼食。 古き良き料亭、という佇まい。 料理はどれも美味しかったのですが、特に、お菓子「村雨」は、初めて味わう食感。 和泉名産 村雨本舗「塩五」 (shiogo.co.jp) お腹いっぱいになったところで、貝塚駅に移動。 水間鉄道に乗車。 水間鉄道は、貝塚市内のみを走る鉄道

        • カズオ・イシグロ 日の名残り 弁護士の品格についての一考察

          イギリスで最も権威ある文学賞と言われるブッカー賞を受賞した、カズオ・イシグロの「日の名残り」。本書をつらぬくテーマを一言で表すとすれば「品格」でしょう。 そんな本書を読めば、おのずと、自分の職業における「品格」というものを考察せざるを得ません。 ソーシャルメディアの発展とともに、セルフブランディングの名のもとに、自らを大きく見せさえすれば良い、というような風潮が氾濫する昨今において、改めて「品格」について考察し、自らを省みる機会を持つことは大変重要ではないでしょうか。

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          チノパンについての一考察 弁護士の服装⑤ インコテックス モデル100

          こんにちは。齋藤です。 令和5年5月8日から新型コロナウイルスが5類に移行し、いよいよ3年にわたるコロナ禍に終わりが見えてきたわけですが、リモートワークの拡大等により他人に直接会う機会はますます減り、「良い身なりをしている」ことの意義がこれまでになく小さくなりつつあることを感じているのは私だけではないはずです。 事務所のある滋賀県草津市はもとより、大阪や京都のオフィス街でも道行くサラリーマンがビシッとスーツでキメている姿はますます少なくなってきているように思われます。

          チノパンについての一考察 弁護士の服装⑤ インコテックス モデル100

          ペッカリーグローブ(アンライニング)徹底解剖 革手袋の使い勝手 

          紳士的アイテム?というものは数あれど、なかなか手が回りにくいのがこの革手袋というモノだと思います。 スーツや靴、バッグにはある程度お金をかけることは理解できるが、手袋にまでお金をかける必要がどこまであるのか、そのようなご意見はもっともで、革手袋は実用品というよりも、マニアックなファッションアイテムというような位置づけである気はいたします。 しかし、何はともあれ、紳士的アイテムとあらば、まずは購入してみて、使ってみようというのが、私のスタンスでありまして、この数年、冬になる

          ペッカリーグローブ(アンライニング)徹底解剖 革手袋の使い勝手 

          タートルネックはアリ?ナシ? 弁護士の服装④ ジョンストンズのカシミヤタートルネック

          こんにちは。齋藤です。 めっきり朝夕が寒くなってきたこの頃です。 というわけで、今回は、タートルネックの話をしたいと思います。 以前、こちら↓↓↓の記事で、もうそろそろスーツ一辺倒ではなく、ジャケパンで仕事をしてもいいのではないか、という話を書きました。 ジャケパンのすすめ 弁護士の服装③ 日常業務の際の服装 リネンジャケットすらもアリなのか? | 滋賀県・草津市の弁護士|ミカン法律事務所 (mikanlaw.jp) といいますのも、新型コロナウイルス感染症の感染拡大

          タートルネックはアリ?ナシ? 弁護士の服装④ ジョンストンズのカシミヤタートルネック

          腕時計革ベルト考 クリッカー仕様への改造DIY

          クリッカー(ワンタッチで革ベルトを取り外せるバネ棒)が標準装備されているものも増えている中で、まだまだクリッカー仕様でないものも多いです。 愛用する松重商店(大阪)の商品もそのひとつ。 ネイビーのコードバンなのですが、夏の使用がたたり、裏材のカーフがボロボロになってしまいました。そこて、いっちょDIYでクリッカー仕様に工作してみるか、というのがこの企画です。 表の革材にカッターで穴をあけるので、よほど腕に覚えがない限り新品にいきなり行くのは避けたほうがよいかと… ちなみ

          腕時計革ベルト考 カミーユフォルネを買ってみた 

          腕時計革ベルト「この一本」腕時計の革ベルトの色に悩み続けている。 腕時計の革ベルトの色は革靴・ベルトの色に合わせろとよく言われる。 革靴・ベルト・時計ベルトが黒や茶で統一されているときのあの一体感は、見る者に細かいディテールへのこだわりを感じさせずにはおかない。 革靴の色は黒・茶であり、それに合わせてベルトも黒・茶を持っていることが多いだろう。 他方で、腕時計は一本しか持っていない…ここが悩みの根本にある。 一本しかない腕時計に装着すべき革ベルトの色は黒か茶か、それともアナ

          国内最高峰オーダーシャツを作ってみた。南シャツ体験記

          国内最高峰のオーダーシャツと評判の「南シャツ」についにチャレンジ。 京都ビスポーク、鎌倉シャツ、銀座山形屋などでコツコツオーダーシャツを作ってきましたが、ついにここまで来た! というわけで、レビューです。 南シャツのご紹介まずは「南シャツ」の紹介です。 南氏は千葉に店を構えておられるシャツ職人さんで、自宅兼工房のようです。 マチ弁という私の性質上、鎌倉シャツ等の大手よりも南シャツさんのような商いにシンパシーを感じます。 南シャツに関してはこちらもわかりやすいです↓↓↓

          かけだしクリエイター向けセミナー体験記 

          今般、知人が主催するかけだしクリエイター向けセミナーに参加(ほんの少しだけ設営のお手伝い)させて頂きましたので、レビューを書いてみました。 滋賀でクリエイターが集まる機会はほとんどなかった、とのお声を多数頂戴いたしましたので、こんなセミナーもやっている、というようなご参考になれば幸いです。 セミナー開催のきっかけきっかけは、以前にご紹介させて頂いたこの本です↓↓↓。 ↓↓↓本のレビュー記事はこちら。 著者の山田邦明さんは、クリエイターのバックオフィス業務等を行う会社を経

          嫌なクライアントの断り方

          ●はじめに ー事件の筋より人の筋?ー弁護士業界には、「事件の筋より人の筋」という格言があります。 「事件の筋」とは、なんとも表現しにくい感覚ではあるのですが、あえて言うならば、「依頼者の意向に沿いやすい事件(仕事)」ということになりましょうか。 「人の筋」とは、端的に言えば、依頼者の人柄、ということです。 そうしますと、「事件の筋より人の筋」という前述の格言は、要するに、依頼者の意向に沿いやすい仕事だったとしても、依頼者の人柄によってはこれを避けたほうが賢明であり、逆に

          「クリエイター1年目のビジネススキル図鑑」レビュー(忖度一切無し)

          ロースクール(法科大学院)時代の友人の山田くんが本を書いたので、勝手にレビュー。 かれこれ長い付き合いですが、公正・公平、客観的にガチレビューしたいと思います。 装丁・レイアウト 極めてポップです。図やイラストが多用されており、サクサク読み進められる印象です。 従来的な「弁護士が書いた本」とは一線を画します。また、難しい話も(そこまで)出てきません。 いかにわかりやすく伝えるか、ということに比重がおかれています。 余談ですが、弁護士という人種はその職業柄、不正確な記述を嫌

          「クリエイター1年目のビジネススキル図鑑」レビュー(忖度一切無し)

          シャツを修理に出してみた。Part2 京都ビスポーク編

          今回修理するのは、京都ビスポークで4年前にオーダーしたシャツです。 襟がボロボロになり、袖口も薄汚れています。 オーダーした際に渡された残布とともに京都ビスポーク京都伊勢丹店に持ち込みました。 カフスと襟は残布で修理可能だが、襟の台の部分は残布では足りないので別の生地での修理になるとのことでした。 京都ビスポークでは、全てのオーダーについて顧客管理がされており、いつ、どの店舗で作ったのかまでデータがあるようです。 襟とカフスの交換のついでに首周りを+1cm、左カフス周

          【オーバーサイズになじめない】

          数年ぶりにユニクロでインナー以外を購入。 ガシガシした厚手のアメリカン?な感じの綿100の生地に一目惚れ。 特に試着もせずMを速攻で購入(身長約172cmなのでユニクロ製品は常にMを選択)。 なんかデカい気がする… 肩は完全にドロップしてる…着丈も股下に届きそう… ユニクロさんにもオーバーサイズな流れが来ているのか… ユニクロさんがこのサイズ感を推奨なら文句を言わず着ておけばいいのだとも思いつつ、やはり何となく納得がいかず、М→Sに交換。 Sだと自分的にはジャストサイズ

          シャツを修理に出してみた。ー大量生産大量消費からの脱却ー

          シャツの捨て時というのはなかなか難しいもので、2~3年着ていれば襟の後ろがほつれてくるもの。 また、襟や袖口に皮脂汚れがたまり、どことなくクタっとした、うらぶれた感じになってしまいます。 他方で、前身頃、後身頃はシミさえついてなければまだまだキレイなことも多い。こんな時、襟や袖口のほつれだけを理由に捨ててしまうのは何とももったいない。 プチプラ的なシャツを買って使い捨てるように着るというのはいい歳をしたオトコのやることではない・・・ というわけで、税込6000円弱の鎌倉シ