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「教養としてのスーツ」レビュー

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「教養としてのスーツ」をもとに、士業の服装について考えていきたいと思います。
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2021年1月の記事一覧

「教養としてのスーツ」③ シャツのディテール

「教養としてのスーツ」③ シャツのディテール

こんにちは。齋藤です。

「教養としてのスーツ」の第3回目です。

今回も、第2回目同様、シャツの話です。

前回は、シャツのサイズ感の話でしたが、今回は、シャツのディテールの話になります。

これまで同様、「教養としてのスーツ」(井本拓海 二見書房 2019年12月)に従って見てみていきます。

1 生地はコットン(綿)100%一択

まずは、シャツの素材の話です。

著者いわく、化繊のシャツは

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「教養としてのスーツ」② シャツのサイズ感

「教養としてのスーツ」② シャツのサイズ感

こんにちは。齋藤です。

「教養としてのスーツ」の第2回目です。

今回のテーマは「シャツ」です。

前回の話ですと、ジャケットを脱いでシャツ姿になるというのは、「ルール」と「クラシック」に反するというわけですが、そうはいってもこう暑いとさすがにジャケットを着たままでは外を歩けません。

そこで、ジャケットを着ているときは当然として、ジャケットを脱いだ場合でも様になるシャツのディテールを、前回同様

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「教養としてのスーツ」① 「ルール、ミニマル、そしてクラシック」

「教養としてのスーツ」① 「ルール、ミニマル、そしてクラシック」

こんにちは。齋藤です。

今回は、服装の話について書いていきたいと思います。

近年、クールビズがすっかり定着してきたこともあり、オフィスにおいて服装の自由度が上がってきた(カジュアル化が進んでいる)ように感じているのは、私だけではないと思います。

加えて、新型コロナウイルスの感染拡大によりビジネスのリモート化がさらに進めば、ビジネスにおける服装のカジュアル化がより一層進んでいくことは間違いない

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