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家庭円満のためのお掃除ロボット選定業務

こんにちは!2020年に東京から埼玉県に引っ越してきて、友達とスタジオサイタマという会社をやっている加藤といいます。

仕事や趣味に熱中することはいいことですが、その反面家事がおざなりに...両方しっかりこなして外・内ともに健全な状態でありたいですよね!

今回のテーマは「掃除」なのですが、これにかかる工数がバカにならないとのことでお叱りを受けています(自分がほとんどやらないからです...ごめんなさい...)

人の時間を奪い、クリエイティビティがアウトプットに影響せず、かつオーバーヘッドとして叱られる時間をつくってしまうような、そんな業務はアウトソースすべし!ということで、解決策としてお掃除ロボットを買うことにしました。

購入までの調査過程を記して行こうと思います。

アウトソース先の選定

一応前段にアウトソース先選定をしました。種類としては

・家政婦サービスを頼む
・お掃除ロボットに任せる

の2つがあり、より高度な掃除ピカピカの実現を目指すなら家政婦サービスだろうと思ったのですが、

・結局家にいて同席しなくてはならない(掃除時間分の拘束がある)
・スケジューリングという別タスクが発生する

ということから選択肢から削られました。

全体像の把握

自分は何をするにしてもまずはじめに全体像を把握して、共通の物差しで比較できるようにしたいタイプなので、例えば家電やガジェットの場合は

・市場の主なメーカーとそれぞれの特性(リスト)
・商品の性能を分ける技術要素が何か(指標)

を抑えることから初めます。

そんな時に役に立つ、技術的解剖からの家電の比較といえば、モノマニアさん。だいたいこちらを参照します。

お掃除ロボットの性能を分ける技術要素3点

モノマニアさんによるとお掃除ロボットの性能を分ける技術要素は以下の三点だということがわかりました。

1. 位置センサーの精度→掃除時間に関係
2. 障害物検知センサーの精度→家具ダメージなどのトラブルに関係
3. 床面・ゴミ検知センサーの精度→ゴミの取り残しに関係

1. 位置センサーはロボットの走行方式に影響していて、SLAM(スラム)技術でによりロボットが自己位置推定と環境地図作成をこなせるマッピング走行、基地からの相対位置を統計で割り出すAIセンサー走行があるようです。

2. 障害物検知センサーは赤外線センサー、超音波センサー、レーザーセンサーの種類がありますが、複合しているものを選ぶとより性能が高い。

3. 床面・ゴミ検知センサーは床面との負荷や材質、ゴミ集積を判断します。

クライアントのニーズの確認

目的のズレが発生すると本末転倒ですので、ここでニーズを確認します。

・部屋の隅々のゴミがしっかりと取れること
・吸引力
・部屋を把握して広範囲掃除してくれる
・お手入れが簡単
・できれば拭き掃除ができると良いこと

ここから見るに、技術要素に照らすと選定時の要件としては

・床面・ゴミ検知センサーの精度 + モーターパワーが優れているもの
・走行方式がより優れているもの
・あとはおまけがあればあるほど

といったところでしょうか。

価格帯で3つに絞る

あとは1番大事な価格帯で絞ること。2万円〜15万円と幅がスゴイのですが、はじめての買い物なので5万円ぐらいに照準を定めます。

センサー:赤外線・落下防止・床面センサー
吸引力:2300Pa
走行方式:SLAMマッピング・レーザースキャン走行式
段差:1.3cmまで
バッテリー:150分/6時間
拭き掃除:○
センサー:赤外線・Wゴミ・床面検知
吸引力:???
走行方式:AIセンサー式・ランダム走行
段差:2cmまで
バッテリー:90分/3時間
拭き掃除:✗
センサー:壁際・レーザーなど15種
吸引力:2000Pa
走行方式:SLAMマッピング・レーザースキャン走行式・ルート走行
段差:2cm
バッテリー:180分
拭き掃除:○

なかなか決定的な要素がないので難しいですが、ポイントとしては
・掃除性能は仕様的には差はなさげ
・ルンバのみこの価格帯だとマッピング走行してくれない
・ルンバのみ水拭きハイブリッドない
・ankerとroborockはほぼほぼ同じ仕様

という感じです。

AnkerかRoborockのいずれかにしようと思います!以上業務報告でした!

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