石原さとみさん@青淵文庫(飛鳥山公園)
贅沢なタイトルをつけてしまいました。最後までおよみいただければ謎が解けるかと思います。
素敵なタイルとステンドグラスのこちらの洋館は、東京都北区王子にある「青淵(せいえん)文庫」。なぜ白黒かって、それは当時の私が白黒に加工してしまいフルカラー版の画像がなくなっていたから、です。マイブームだったんですね、写真を加工するのが(苦笑)
さて、青淵文庫とは、東京メトロ南北線王子駅から歩いてすぐに大きな公園、飛鳥山公園にあります。ちょっとした丘。
青淵文庫とは?
"青淵文庫(せいえんぶんこ)は、渋沢栄一の80歳のお祝いと、男爵から子爵に昇格した祝いを兼ねて竜門社(当財団の前身)が寄贈した鉄筋コンクリートの建物です。1925(大正14)年の竣工で、栄一の書庫として、また接客の場としても使用されました。渋沢家の家紋「丸に違い柏」に因んで柏の葉をデザインしたステンドグラスやタイルが非常に美しい洋館です。"(渋沢史料館より引用)
つまり、1世紀近くこの地に建つ、ノスタルジー溢れる洋館なのです。
王子にある理由
なぜ王子にあるかって、それは渋沢栄一の旧邸 「曖依村荘」跡が飛鳥山公園の一部として存在しているから。なので王子のある北区は、今年の大河ドラマを首を長ーくして待っている、ようやく来たか!渋沢栄一の時代!って。そう感じました。(個人の感想です。でも実際に私がお話した北区のお店の人たちは、そう言っていました。そしてあなたそんな前から渋沢栄一マークしてたの?!すごいわぁ、って(笑)これについてはまた別の機会に)
渋沢史料館とこの青淵文庫、そして晩香廬(ばんこうろ)と呼ばれる茶室(レセプションルーム)が今でも飛鳥山公園に残っています。晩香廬は、渋沢栄一の喜寿を祝って現在の清水建設からのプレゼントなんだとか。自作の漢詩の一節「菊花晩節香」から命名されたそう。それにしても、喜寿の祝いに茶室をプレゼントされる人生って…そこまでいかなくても、喜寿になった暁には、漢詩が詠めるような人生を送りたいです。
石原さとみさんと青淵文庫
石原さとみさんの絶対的な可愛さ、美しさに、通勤通学時間、激励を受けた方も少なくないと思われる東京メトロの広告シリーズ「Find my Tokyo」。何を着ても可愛くて、美しくて、どこにいても不変。
2016年南北線王子駅バージョンでは、ここ、青淵文庫が背景の写真が採用されていたのです!リアルタイムに駅でこの写真を見たとき、一目で青淵文庫だとわかった私の興奮具合、おわかりいただけるでしょうか…!
しかも、「石原さとみ」「青淵文庫」でググってもこの写真はなかなか出てきませんし、東京メトロHPでもこの写真のロケ地情報まではなかなかたどり着けず…でもどう見てもこのタイルは柏の葉、青淵文庫でしょう、と何年もたびたび確認しています(笑)どなたかわたしに確信をください…
秋の桜
飛鳥山公園といえば桜。東京で桜といえば目黒川や新宿御苑、上野公園を挙げる人が多いと思いますが、飛鳥山は穴場だと思います。
ただ先日行ったときは、かなりの数の桜の大木に木の診断結果が貼られていて、残念ながら撤去または植え替えされる状況でした。木にもめぐりめぐって去るタイミングがあるんだなーと、この時代ですから、ちょっとしんみり感じてしましました。葉っぱのフレディもしかり。
ちなみに飛鳥山公園の桜、秋にも咲くみたいです♡
渋沢栄一の、魔法…?
今年の春は、どうなるかな。