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激辛🍛でストレス発散!ストレス解消に辛味は体に大丈夫?

時々、急に辛いものが食べたくなってきます。普段は辛い物が苦手なのですが、なぜかレトルトカレーの辛さ20倍が美味しく感じたり…

my激辛ブーム

激辛ブームは周期的に世の中に流行するそうです。

中年の私、今まであまり激辛は食べられず「なんで金払って、苦労しながら汗や涙を出して、激辛を食べるのか」という疑問さえ持っていました。

カレーはせいぜい中辛。キムチも日本製のもので、キムチチゲなどは食べられませんでした。

韓国や東南アジアの辛い料理、ほとんど食べられず。旅行の際はチャーハンなどの味がわかるものを食べるようにして、間違えて辛い物を食べないようにしていました。

激辛が食べられるようになったきっかけ

スパイスをふんだんに使ったインド料理。食べ放題の店があり、そこで興味半分で激辛を食べてみた所、一斉に汗が吹き出したのを覚えています。

その瞬間は「美味しい」とは思えなかったのですが、なぜか再びあの刺激を求めてしまうようになってしまいました。

カレーに始まった激辛。少しずつ、レトルトカレーも辛口を選ぶようになってきました。

ストレスとの関係

最近のように辛いものが食べたくなってきたのは、調べてみると、ストレスと関係していることがわかってきました。

以前、私の講義した中にもあるのですが、ストレス解消の方法のひとつ。
自分ですっかり忘れていました。

それは次の二点。「強い刺激」と「体液の分泌」

強い刺激

辛味は味覚ではなく痛覚です。

急な痛みを抑えるため、脳内のエンドルフィンが分泌され、多幸感を感じてしまう。ランナーズハイに近い状態という事でしょう。

また、痛覚により、脳の働きが統一されます。

食べている間もテレビを見たり、問題を片付けていたりしては味がわからない事などあります。強力な刺激はそれらを吹っ飛ばし、食べ終わることに集中させます。

「痛み」や「熱」を快感に繋げて、多幸感や集中力の増大は、確かに効果ありそう。様々な「大人の実践記録」がネットに上がっています。

ただ、残念なことに、これらの刺激には「慣れ」があります。徐々にその刺激に慣れていってしまい、更に強い刺激を求めてしまいます。

体液の放出

人間の体の中から体液を出す際、少なからず「快」を伴います。

放尿や発汗もしかり。デトックス効果なども発汗が基本になるようです。

また、ストレス解消に涙を流す、という女性も多く見受けられます。

さて、激辛を食べた際、髪が濡れるほど体中から汗をかき、涙も出ます。また、唾液もかなりの量が出ています。

体の中の老廃物が汗などで体から外に出る、浮腫みなどの水分バランスも改善されるほどの水循環。

気・血・水の巡りが良くなりそうです。

激辛注意点

ここまで激辛の魅力について書かせていただきました。ただ、冷静に考えると、これらは自分の体を壊している事にもなります。

激辛が欲しい時はストレスが溜まっている

ストレスは数値で測ることができません。激辛が欲しいというのはストレスが溜まっていると考えた方が良いでしょう。

激辛でストレス解消をするのも一つかもしれませんが、そもそものストレスを減少させることが大切です。

季節外れ

東洋医療などでの「辛味」は秋です。春先や夏に辛い物を取り過ぎるのは、季節との相性が悪くあまりお勧めではないといえます。

春は酸味、夏は苦味です。土用は甘味、秋は辛み、そして冬が鹹(しおからい)。

残暑の土用は「甘味」ですが、ここでの辛味は次を育てるので、良いかと思います。

刺激に慣れて益々過激に

上にも書きましたが、刺激というのには人間慣れてしまうものです。

私も、今まで中辛がせいぜいだったレトルトカレー。ピーク時は30倍を食べていました。

今はまた普通のカレーに。

もっと強い刺激を求めてしまう。人間の欲としては当然なのですが、気が付かないうちに自分を傷めているので、落ち着かなければなりません。

「激辛」は人によって毒に

今もやっているのか分かりませんが、TVバラエティー番組「激辛の早食い」。監督者や専門家、いざという時の連絡先などしっかりしているのは裏方の仕事。

罰ゲーム等で、激辛を無理やり食べさせるのは暴力以外の何物でもありません。先ほども述べた通り激辛は「痛覚刺激」です。下痢や脱水、臓器不調、状況によってはショック症状を表します。

味覚であれば口の中だけですが、痛覚は消化器官全体に作用します。激甘、激酢味の我慢大会が無いのはこのため。(あってもいいと思うのですが)

熱湯を無理やり口を開けて飲ませるようなもの。

なにより、もったいない。

そういえば、数年前、どこかの教職員が新人教員に激辛カレーを食べさせましたが、明らかなイジメを越して傷害罪、犯罪です。美味しく食べることができる人が美味しく食べればいいのです。これを教えるのが学校。

健康上で言えば、傷害罪、殺人未遂レベル。
このような事件が二度と起きないことを祈ります。

まとめ

周期的に訪れる激辛ブーム。私もハマってしまっています。

激辛はストレス発散やデトックスなど言われます。

ただ、刺激に慣れてしまいさらに過激なものを求めてしまう、体を壊してしまうなどあります。

原因になっているストレスを見直すことが大切です。

そして、好きなものは人それぞれ。絶対に嫌がっている人間に強要してはなりません。犯罪です。みんなで美味しく食べましょ!

こちらも見てください~https://sairyu-sensei.com/stress-curry/

参考note

うううみうさんの写真。激辛マサラカレー。なぜかハニーチーズナンが美味しいんですよね~。甘味と辛味は相性がいい(前述)


都内の辛いお店を紹介しています中村成浩さんの記事。見ているだけで辛さが伝わってきそうです


在外邦人にとって、日本の激辛は「辛い」とわかっているので、ある意味安心。時々恋しくなることが。日本からオーストラリアに行く際に、食べ残しないように~。海外では油断すると容赦ない辛さの料理が…。
いつもありがとうございます。たか in Sydneyさんの記事です。


カレーについての考察。勉強になります。西尾克洋さんの記事


行ったことある店が紹介されると嬉しいものです。オカランガイドさんのカレー店紹介。新宿駅構内のお店。お世話になりました~


現在、本家noteさんで募集中です。皆様ふるってご参加ください。noteフードの募集要項

こちらもどうぞ。食欲の秋、読書の秋、カレーの秋

フライパン一つでできる

カレーは「飲み物」ですか?いいえ、「宝物」です

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