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お役立ち情報~ヒートショック~

皆さんこんにちは😊
今日は冬場に多い『ヒートショック』について。

『ヒートショック』と聞くと『高齢者が引き起こすもの』と思っている方も多いのではないでしょうか?
実は最近では健全な若い方でも気温が低下している冬場には引き起こすと言われております💦

高齢者人口の激増に伴い、ヒートショックで亡くなられる方の9割方は65歳以上の高齢者の方ですが、その人数は年間19,000人を超えるとも言われており交通事故で亡くなられる方の約3倍~4倍とはるかに上回っております。

ヒートショックの原因はほとんどが『温度変化』です。
冬場は暖房の効いた暖かい部屋で過ごします。入浴をするために冷え切った浴室へ入る際や、入浴後の浴室から脱衣所へ移動する際など、温度差のある場所へ移動すると心臓に大きな負担をかけてしまいます。
最近では浴室のみならずトイレでも引き起こす可能性があると言われております。

温度変化が急激過ぎると血圧が一気に上下して心臓や全身の血管に異変が起こります。

若い方の場合だと「若いから大丈夫!」と思い、温度差を気にもしないでお風呂にザブンと飛び込むように入る方もいらっしゃると思います。
そこで血圧が変動してしまい、過去には20代の方の死亡例もあるそうです。

ヒートショックによる心筋梗塞・脳梗塞・脳卒中・不整脈のリスクは高く、軽く失神だけの場合でも浴室の為、滑って頭を打つなど大変な危険が伴います。

【ヒートショックの予防(入浴)】
①脱衣所を温め温度差を減らす。
②お風呂の温度は38℃~40℃にする。
③お風呂から出るときはゆっくり出る。
④入浴前の飲酒を控え水分補給をする。
⑤入浴前は家族や同居人に声をかける。
⑥湯船に浸かる前に必ずかけ湯をする。
⑦浴室に手すりを設置する。
⑧入浴前に血圧を測る。
⑨食後1時間後に入浴をする。

上記の9点が主に挙げられる入浴時のヒートショックの予防法です。
大寒は過ぎたとは言え、まだまだ寒い日が続きますので皆さんお体には
お気を付けくださいね(*^▽^*)



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