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ねこぜの教育実践

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教育論よりも具体的な現場の話
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2024年8月の記事一覧

国語教材としての宮沢賢治

国語教材としての宮沢賢治

◇こんにちは。子育てからちょっと寄り道します。学校教育での国語で必ず通るのが宮沢賢治ではないでしょうか。『やまなし』や『雪わたり』、『雨ニモ負ケズ』、『永訣の朝』など・・。

 「教科書を学ぶのではなく、教科書で学ぶ」と言われますが、国語の物語文に限っては、その作品を学ぶことにも大きな意義があると感じます。それは宮沢賢治に限らず、新美南吉や夏目漱石なども挙げられますが、今回は宮沢賢治に絞って学んだ

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子どもが安心して通えるように

子どもが安心して通えるように

◇「〇〇さんから仲間外れにされた」「〇〇くんに叩かれた」子ども同士のトラブルに、教師として、あるいは親としてどのように対処していますか?

 子育てにも生かせるように、教師・保護者のどちらの立場でも分かるように書いていきます。
 ステップは3つ。聞く⇒指導する⇒経過観察する です。

1.聞き取り

 トラブルが起きた際、まず聞き取りをします。ここで不適切・不十分な聞き取りをすると、調べた結果全体

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