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動いてる姿は見えれど
人は見えない、その人の中にある「思い」で動いてる。
響く作品を作る人。
響く言葉を話す人。
その見えない「思い」を見たい
その「思い」が世の中でどんなに不恰好なものでも
私はそれを好きになるでしょう
展示準備が終わったー
いよいよ明日から「アートキルト展2021 郷家啓子と北陸のキルターたち」開催です!
今回、初めて担当となったキルト展。
「いろんな人に助けられて形になったよな」とありがたく感謝ばかりです。
私はただもう妄想を抱えてオロオロしているばかりですが、それを形にする力を持つ人、センスを持つ人たち、が私のお尻を叩きながら一緒に歩いてくれるのです。なんか周りにはすごい人がいっぱいだ。
そして、キルト展の担当に
郷家啓子と栗原はるみ
栗原はるみさんの料理は本当に好きで、たくさん本を買って、たくさん料理を作りました。
栗原はるみさんの影響で、私もたくさんのシフォンケーキを焼きました。
でも、映像で栗原はるみさんを見たことなかったんです。
仕事場のお昼休みにはテレビがつくのだけれども、初めてぐらいに動く栗原はるみを見た。
もう釘付け。
自然体で、低い声で、朗らかで、オテンバ(私の勝手なイメージです)。
で、なんかどこかでどこか
第6回目を迎えるアートキルト展
の展示作業に取り組んでいます。
本当ならば、先週の土曜日(9月4日)に開催スタート予定でしたが、コロナ感染予防対策で只今休館中です。
なので、時間をかけて展示を作っています。
きっと、美術館はどこも人手不足です。通常であれば残業を重ねて時間に追われて見切って展示終了し、開催がスタートするのですが、今回は残業をせず、じっくりと時間をかけて考え、急かす事なくアーティストにこちらの要望をお伝えし、
noteはじめます。
地方の公立美術館で学芸員をしています。
学芸員歴3年目です。
学芸員資格を取ったのは25年前です。
子育てがひと段落して働きはじめた私の姿を見て、「美術館、つまんなくない?」と冷たい言葉を投げてくる二人の娘です。
今に見ておれ。
毎日お母ちゃんが、美術館でどんな仕事をしているか、見ておるのじゃ。