あえて保育園を責める書き方をしてみる

この痛ましい事故……
まずは、何よりも犠牲となった幼い命にお悔やみを申し上げるとともに、遺されたご遺族、園児、保育士など、皆様の傷が心も身体も、1日も早く癒えることをお祈りいたします。

右折車の運転手が、「前を見ていなかった」と言うのは、原則、右折車は直進車および左折車に道を譲るという、運転免許を取るうえで常識中の常識が欠けているので、論外です。
約10年ペーパードライバーの私ですら、スッと出てくる程度の常識を問う話は、ベテランドライバーの方々にお任せするとして、少し別の視点で書こうと思います。

本当に保育園は100%悪くないのか?という話です。

実はYahooニュースのコメント欄を見ていて、気になったことがありました。
それは、現場の道路が自動車のスピードが出やすく危険と以前から言われていたらしいことです。
幸いにして、保育園の子どもたちはいない時間帯ですが、夜間には現場の道路でスピードをかっ飛ばしてストレス発散をする……。という方もいたくらいの道路らしいのです。

あの場所に保育園を作ったのが間違っていたかもしれない……
私にはそんな疑問が残ります。

現場となった保育園近くの道路に、危険という認識が保育園の運営側に全くなかったのが事実だとすれば、それはそれで大きな問題であったと考えます。
また、認可保育所ということであれば、認可した自治体の責任において、ガードレールを設置し、道路の安全性を少しでも高めるべきだったのではないかと思っています。

「子どもの声がうるさい!」という大人たちの声で、保育園が作りづらい実情もあるかもしれません。
しかし、危険な道路沿いには、小さな子どもたちの命を預かる施設は作ってほしくないと思っています。

ここまで書きましたが、私は決して保育園が悪いとは思っていません。
場所が悪かっただけで、方針や散歩の方法には何も問題はなかった認識です。
むしろ、保育園側を責め続けるマスコミには、気分が悪くなりました。

それでも、こんな視点で記事を書くのには訳があります。
実は、自宅から割と近いところに、新しく託児所か保育園か、子どもたちを預かる施設ができることになったそうです。
ですが、その場所は、以前に自動車が突っ込んだことがあるそうです。
保育園そのものに自動車が突っ込んで来るとなれば、今回のお散歩よりも防ぎようがないです。保育園にいるだけで、自動車がぶつかってくるのなんて、どうやって防げばよいのでしょうか?
ちなみに交差点の曲がり道に沿って建物が建っています。ガードレールを作るのも大変そうです。

私は、そこに保育園、託児所を作らないという選択肢が必要だと私は思いました。

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