人生の岐路
こんばんは。
この数日、娘は悩み続けています。
4月からとうとう高校3年。受験生です。
娘が通っている高校は、中高一貫の進学校で、中学に入学と同時にまず志望大学を書かされるような、そんな学校です。
この学校を受験するにあたり、小学生のうちから受験しなくても。と私には色んな思いがありましたが…娘が決めたことだったので、大きく反対もしませんでした。
そんな環境で5年学んだにも関わらず、彼女の決めた道は「大学進学はせず、海外に留学する」というものでした。
うーん。実に娘らしいなと思いました。
海外の専門学校で学びたいことがあること、その為にこうしようと思う、ああしようと思うと、しっかり夢について説明してもらいました。
ただ、2年生で選択したクラスは理系クラスです。そのまま3年に進級して、国公立大を目指す子がほとんどです。
そのため担任の先生から文系クラスに変更することを勧められたそうです。英語の授業も少し増えるし、何より理数で苦労せずにすむと。
娘としては最後の1年、馴染みのないクラスに変わるぐらいなら、大変な思いはするだろうけど、今のクラスのまま卒業したいそうです。
先生との面談を重ねても、なかなか折り合わず、娘も先生の言っていることは理解できる、でもクラス変更はどうしても決断できない。
今日「どうしたらいいかわからない」と泣いていました。
泣いている娘を見て、彼女にとって今初めての人生の岐路なんだろうなと思いました。
大人からしたら、迷わず文系にいって、理数の勉強に費やしている時間を英語に使えばいいのにと思うのですが。
まだ17歳。
天秤にかけて有利な方向を選択するという、大人の考えには至らないようです。
最後の1年、笑顔で過ごしてほしいなと。親としてはそれだけが願いです。
読んで頂きありがとうございました。
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