泣き声の向こう側
もし心の中を見える力があれば
嘘ばかりつく君を守ってあげられるのに
頼ってほしいけど甘えることが苦手な君を
あなたを泣かせるものから遠ざけてあげるのに
何で見えないんだろう
君は本当に嘘がうまい
僕が帰った後
泣いていることを知ってるから
ドア越しに君のすすり泣く声を感じてる
今すぐにドアを開けて抱きしめたいけど
それは僕ではなかったことに
君が見つめる先を知ってしまったら
僕の心はまた一つ、ひびが入る
君の幸せを願うのは正しい
でも本当は君を僕だけのものにしたい
でも僕はただの友達
僕の居場所はない、だから
気持ちを押し殺して、君のそばにいる
君が僕を必要とする限り
儚く/美しく/繊細で/生きる/葛藤/幻想的で/勇敢な 詩や物語を作る糧となります