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2019年10月の記事一覧
黒崎神社式年例大祭、雑惑 #9
前回の記事の最後は、神輿が浜から上がってくる場面の写真で終わった。上記の写真はその数分後。数mの距離、数段の段差をウントコヨイトコ言いながら、押し合いへし合いしながら登った。
衣装もはだけ、ぐでんぐでんになりながらのラストスパート。
最後のカッシャが天空から下りてくる。ついに今回は青空バックがおあずけということになった。
35分を3セットこなす太鼓衆も、本当に大変だったと思う。お疲れ様で
黒崎神社式年例大祭、雑惑 #8
ここからは、背後で神輿が徘徊しながら撮ることになる。すでに観客の大多数が帰り始めている。でもシャトルバスが人数を捌き切れていないようで、バス乗り場には長蛇の列。
出店の方まで列が伸びているのを見ると、およそ100人くらいがバスを待っているようだ。中には母方の祖父母の姿もあった。わざわざ孫が踊るのを見に盛岡から来たことを書き付けておきたい。
思いの外、小雨が止んでくれないので、杉の木の下で雨
黒崎神社式年例大祭、雑惑 #7
ここからの記事は、9割方「あ、これ午前やってたやつだ!」となると思うので、惰性で読み進めて貰って全く構いませんw
某歌手の歌の奉納があって、それがハケると小袖組が登場。
小袖は、自分の部落にある立山神社の五年祭との2days。台風で黒崎神社が1日ずれたため、自分たちのソレは平日にスライドしたという。事実、この次の日にやったそうですが、果たして仕事返上で奉納した人が何人いたことか。
と言っ
黒崎神社式年例大祭、雑惑 #6
神輿が神社を降りてくる。
海を目指して神輿が坂を下りていく。下りて、というか転がっていく、というか。
各組とも、お昼休憩モード。
いや、根岬は違う。根岬だけが3回演舞があるため、根岬の人たちだけは昼休憩の時間がずれる。
よって、梯子虎舞の囃子を聞きながらの休憩となる。
一瞬だけ晴れ間が覗いたが、また雲が出てきた。
本当ならば、青空バックでの写真を撮りたかったのだが、またの機会になり
黒崎神社式年例大祭、雑惑 #5
そういえば、書いてて思ったことが一つ。
今回のお祭りの会場、踊りの一番後ろのラインが後ろにせり出しすぎているために、否が応でも「中澤濱祭組」の看板が眼に入ってしまう。「あれ、長洞なのに」と思っても、どうしても。中沢の人たちには申し訳ないが、なんとなく、思ってしまったということで。
今回の長洞、子供の踊り手が総じてスニーカーなのは本当に残念だったなあ。
午前の部の最後も長洞だ。ここで「御祝い」
黒崎神社式年例大祭、雑惑 #4
決して#3の貼り間違えではない。
再びのガガニコニン、今度は中央祭組である。よく見ると才坊振りのズボンは広田小学校のジャージをそのまま使っているようである。
中央の虎舞、カッシャは四体。見ると正面の神社の名前が二体ずつ異なっているようだ。おそらく、普段は神社の建物に保管されているのだろう。「熊野神社」と「深山神社」。二つの神社の関係性は不明だが、ライバルなのか、それとも師弟関係なのか、はて
黒崎神社式年例大祭、雑惑 #3
ハシゴの下から人が消え、再び舞台は駐車場へ移る。
喜多、という不思議な地名、、、いや、果たして「喜多」は地名なのか。喜多という「字」は無いのだが、こんな"おあつらえ向き"な祭組の名前は無いだろう。
それもやるのは「七福神」の舞、ときている。
もはや、演者よりもスタッフの方が多いのではないか?な雰囲気がする喜多。今回、喜多からは七福神のみの奉納ともあって、実際に踊るメンバーの小中学生の他は小道
黒崎神社式年例大祭、雑惑 #2
プログラムの二つ目、この祭の目玉である「根岬梯子虎舞」が始まる。
虎舞、は三陸各地に点在するが、梯子虎舞、となると、こと珍しい。気仙沼、高田、大船渡の数カ所。さらに、この根岬(ねさき)のものは、ひときわハシゴの高さがデカいときている。
根岬、の地名が指す如く、根岬は広田半島の突端に位置する集落で、この梯子虎舞はその地区に伝承されてきたもの。
近年は人口減の影響で、この梯子虎舞も他地区からの助
黒崎神社式年例大祭、雑惑 #1
やっと来た「運命の日」。12年ぶりである。
この、秋の日の朝のスッキリした空気感。言葉にできない高揚。ドラマチック感。
あさ7時。12年前と同じ場所が、僕ら「長洞」の陣地になる。黒崎神社の下の駐車場。神社の土手と道路を挟み、駐車場があり、その駐車場のトイレの真正面が陣地。右に大陽、左に小袖。梯子虎舞の梯子を真正面に、入口側の鳥居を左奥に見る陣形だ。
山車のセッティング作業が始まる。
山車。
黒崎神社式年例大祭 観戦ガイド2019
さて、明日はいよいよ待ちに待った「黒崎神社式年例大祭」。通称、「黒崎の五年祭」。いろーんな人にマジで来て欲しい気持ちでいっぱいなのですが、あれ、果たして、みんな見所をご存じなんだろうか、、、と。
余計なお世話を承知で、今日は「観戦ガイド」のような記事を書いてみようと思います、ただし、多少の偏見を含んでいることをご了承ください。
まずは黒崎神社の大まかな概要から。
陸前高田市の中に、広田