見出し画像

黒崎神社式年例大祭、雑惑 #7

画像1

ここからの記事は、9割方「あ、これ午前やってたやつだ!」となると思うので、惰性で読み進めて貰って全く構いませんw

某歌手の歌の奉納があって、それがハケると小袖組が登場。

画像2

小袖は、自分の部落にある立山神社の五年祭との2days。台風で黒崎神社が1日ずれたため、自分たちのソレは平日にスライドしたという。事実、この次の日にやったそうですが、果たして仕事返上で奉納した人が何人いたことか。

画像3

と言っても、普段は小さな小さな立山神社。例祭こそ毎年やるそうですが、演舞奉納が伴う例大祭となると、なんと8年に一度!

気仙各地の神社のお祭りは多かれど、8年というスパンは長い方に分類されます。個人的に知る限りでは、小友町矢ノ浦の熊野神社は10年に一度でしたね。それに次ぐスケールではないかと。

1年に一度の祭を行うだけでも大変なこのご時世。8年周期となるといろいろ大変そうですね。それでも、黒崎の'ついで'にやると思えば楽なのかもしれませんが。ついで、の言い方が正しいかはさておいて。

画像4

中沢。今回は手踊りの奉納が無かったんですが、地区のスケール的には踊りが出てもおかしくないと思うんだけどなあ。まあ、練習場所のやりくりが困難という事情も想像できるんですけどね。4年後はどうなってるのか、果たして。

画像5

中沢が虎舞をやっている時間帯になると、雨がぱらついてきました。

実は黒崎神社の五年祭、過去に何度も雨にたたられています。今回こそ台風を避けた日程のため、どうなるかなと思ったんですが、やはり逃れられなかったですね。

例えば前回。三連休の真ん中の日のピンポイントで雨にやられました。とは言え、震災後に体育の日の三連休での開催が定着しつつありますが、その前は10月第一週の週末でしたが、遡ればやはり雨、風、雨。


画像6

いったい何ゆえに雨から逃れられなかったんでしょうか。前述の通り、前回は雨。前々回は快晴でしたが、震災の年だったために出し物はグッと少なかったので例外として。その前、12年前。この回は鮮やかな秋晴れの下で全祭組が奉納できた最後の回になるのかな。

16年前は雨でした。20年前は強風、24年前も強風、さらに28年前は雨、32年前も風、と、何かにつけて祟られっぱなしではないか。

画像7

幸いにも、通り雨だったようですぐに上がってくれました。何回も雨で祟られた教訓は大いに役立ったようで、各祭組の陣地では荷物を素早くブルーシートで覆っていました。

後日、とある長老に聞いてみました。ずーっと前から雨ばっかりだったのすか?、と。

是、という返事ーー、そうだったよ、昔から雨ばっかりだったよ、との答えでした。でも不思議なことに、毎回黒崎の前年に開催される、同じ広田町内にある根岬の鶴樹神社の式年例大祭は、くっきりと晴れるんですけどね。

そして何より思うのです。体育の日って晴れの特異日ではなかったっけ、と。

画像8

画像9

画像10

根岬の梯子虎舞が最後の奉納を始めるというタイミングで、、、また雨がやってきました。

画像11

黒崎の浜から神輿が帰ってきました。もうみんな相当な量をキメてしまっているようですなw 「じょーさい!」の声の勇ましいこと。

小雨は尚も降り続きます。でも、すでにここまでやっちまったからには最後までやると思いますが。事実、やりましたけど笑

画像12