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「生物と出逢う工夫のビオトープ」参加レポート
12月6日(火)に長野県烏川渓谷緑地にて開催された「生物と出逢う工夫のビオトープ」に参加したので報告する。
なお見出しは当日配布資料に準拠している。
講師:須田真一氏
ビオトープとは日本ではしばしば人間が作り出した水辺環境や公園施設のことを指すと思われることが多いが、ビオトープとは人が手を入れるか否かにかかわらず、ある生物群集が生息できる均質な環境の場所のこと。
ビオトープの区分保全型ビオト
【感想】「三ヶ月 外来種食べたけど質問ある?」(2022年6月23日@Twitterスペース)
本稿は2022年6月23日に行われたTwitterスペース「三ヶ月 外来種食べたけど質問ある?」の感想である。
外来生物問題は関心を持っているテーマであり、駆除や啓発、法手続きの実務も多少担当したことがあるので、このスペースにも関心を持っていた(当日は仕事のため聞けず、後日録音を聴いた)。またメインホストのさかな芸人ハットリさんをはじめ、スピーカーの皆さんの活動にも興味があった。
本稿では、スペ
「奄美大島における生態系保全のためのノネコ管理計画」における捕獲に関する考察
はじめにツイッターでは、しばしば「奄美大島における生態系保全のためのノネコ管理計画(以下「管理計画」)は殺処分前提で捕獲している」という趣旨の言説が話題になる。本稿はそれを受け、「管理計画に基づく捕獲は殺処分が前提か否か」を考察するものである。なお、執筆にあたって関係各所へのヒアリング等は行っていない。すべて公開情報に基づく考察である。
「殺処分を前提に捕獲」論の論拠管理計画内の次の記述である。
天然記念物「越ヶ谷のシラコバト」の保護等に関する考察
はじめに本稿は天然記念物「越ヶ谷のシラコバト」の保護等について、公開されている資料をもとに個人的な考察をまとめたものである。従って、ある種の思考実験であり、提案するものではない。また、埼玉県並びに関係者の取り組みを批判する意図はないことを予めご承知いただきたい。
背景ことの発端は下記のニュースである。
シラコバトは外来種とする説が有力だが、環境省のレッドリストで「絶滅危惧ⅠB類」に選定されてい
#俺のビオトープ 第二期工事!完全体へ…
第一期工事完了から5年と44日。満を持して第二期工事が着工しました。
俺のビオトープの”完全体”とは、「井戸水かけ流し」である。
そのためには井戸を掘らなければならない。この5年間のブランクはその資金をためるための期間であった。まだもう少しかかる見込みであったが、新型コロナウイルス対策関連の「特別定額給付金」のおかげで目標額に達し、着工することができた。全額井戸に費やすことを承諾してくれた家族に感
#俺のビオトープ創生日記
2015.6.10 着工。穴は外構業者に掘ってもらった。まずは溜まった雨水を掻き出すところから。
成形。段差は遮水シートを石で抑えるための棚。水平は手前に見切れてる木杭とiphoneで確認
古絨毯の上に遮水シートを敷く。奥はエコトーン(移行帯)とするため、さらに土を敷く。
あとは砂利。真ん中は循環ポンプを置くために開けてある。この写真を撮った後、一番奥にオーバーフローを地下浸透させる穴を