COvyl57WwAAyAMWのコピー

自治会主催の運動会(太秦区民体育祭)がもたらすもの。

#先日の余談

僕は2011年12月に京都市右京区太秦に引っ越してきました。思うところがあって、その翌年から地元の消防団「右京消防団太秦分団」の消防団員として所属している。(気がつくと7年か...)

右京区と言えば、嵐山・渡月橋ぐらいしか知らなかったにもかかわらず、、特にご縁もなく、昔から何か気になっていたわけではない地域に住み始めた。今思うとオンラインストアでポチっとする衝動に近い引っ越しをした気がする。

右京区に来る前は上京区の長屋(戦後あたりに建てられた)に住んでおり、その頃から自治会へ顔を出す機会ができた。住所には反映されない市区町の下の区分になっている「組(隣組)」にお地蔵さんの祠があって「地蔵盆」という特有の仕組みがあったりする。普段、近所の住人らとは挨拶程度の関係だけど、その祠の近くにテントを建ててスペースを設け、お地蔵さんを囲んで住民の子供たちが大きな数珠を一緒に回したり、食事をしたりする時間がある。価値観は異なるのだけれど、同じ地域に住んでいるという条件で括られた老若男女がそこに集う不思議な空間だ。


また、京都には区や町以外に「学区」という分類があって、今、僕が住んでいるのは太秦小学校の区域で分類された「太秦学区」という地域。その学区単位で、地域社会のさまざまな組織(自治連合会、体育振興会、社会福祉協議会、自主防災組織など)が機能している。全国の自治会の在り方とは少し違うのかも知れないが、市や区以外の階層としても学区と住民との窓口として町内会という仕組みが非常に重要な役割を持っている。

誰しもが生活の拠点として住まいが機能している。その住まいは様々な階層の区分の中にあると考えると、正直なところ、利己的で居心地の良い生活を過ごしていくにしても、利他的な行動は必然なんだろうかと思う。そのため、消防団にしても自治会で役を引き受けることも、その根本は住まいの居心地の良さを求めることが土台になっている。


太秦学区の区民運動会(太秦区民体育祭)

昨日、開催されたんだけれど、毎年行われている学区の行事の一つだ。

体育祭中は関係者以外は自動車やバイク・自転車での進入は禁止されいるため、その関所のような役割と、校門の前は特に通行止めをしているわけではないので、交通安全のための警備を消防団が担っている。自治会には「交通安全推進会連合会」という組織もあるが、そちらは駐輪場の警備をされている。

毎年かなりの疲労が残ってる気がする。一日中、校門の警備(消防団)で立ちっぱなしなのが辛い♪ そんな中、朝は「おはようございます」昼は「こんにちは」帰宅される方には「おつかれさま」と、挨拶することが警備の役割以上に大事な行動なんだろうと思ってやっている。そういう方針を警備の冒頭で言われたことはないので、自分の中でのテーマみたいなものだ。(校門で先生が挨拶をする光景は自分の記憶を遡ると、小学校までは素直に挨拶していたけれど、中高は無視をしており、まったくもって気にも留めていなかった。今思うと青臭く恥ずかしい...)

太秦学区の体育祭は学区内にある各町を5つの区(区と呼ぶのがわかりにくい)に分類して、地域対抗で競う催しとなっている。その中の競技の一つに5つの区分けとは異なる各種団体の競技として「ボール送り」が行われており、僕は太秦消防分団として参加している。例年消防団はベスト3以内に入る実力なんだけれど、毎回トップは若い教員も含まれる小学校PTAか、中学校PTA。今年の消防団は2位でしたー

70歳超の年配者の参加も多く、若くて走れる組織はいつも断トツなんけれど、ハンデも設けず同じ競技をするのはちょっと清々しくも思う。

ん、、投稿のタイトルとしてまとめきれていないので、また機会のある時に....


余談1:こういうの、まさに自治会の催し(太秦区民体育祭)が解決していると思う。


余談2:下記の統計は自治会の催しで可視化されている。(参加は2割以上だけれどね)


追記:2018年10月2日
時代祭の打ち合わせ出席したんだけど、ちょっとした文化祭のような団結力だった。大人になっても体育祭も文化祭もあるのだ♪


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僕のnoteは自分自身の備忘録としての側面が強いですが、もしも誰かの役にたって、そのアクションの一つとしてサポートがあるなら、ただただ感謝です。