マガジンのカバー画像

♡「スキ」まとめ。パン屑みたいなもの。

657
☆から♡にアイコンが変わった♪ https://note.mu/fladdict/n/ncf1b60148e27 →スキの一覧が標準装備になった♪ https://note… もっと読む
運営しているクリエイター

#エッセイ

弟が大金を稼いだので、なにに使うかと思ったら

岸田家の歴史を揺るがす大事件が起きた。 わが弟が、莫大なお金を稼いだのである。 大金とは、彼が三十年働いて手にするはずの金額だ。 それを数時間で。 田舎の片隅にある剥がれたフローリングの我が家から、絶世の富豪が爆誕した。血統書のない梅吉(犬)も、高貴なチャウチャウに見えてくる。 弟は生まれつきダウン症なので、障害のある人が集まる福祉作業所で、平日の朝から夕方まで働いており、日給は500円だけど昼食が450円なので、手取りは50円だということは、一旦、横に置いておく。

色弱だったデザイナーが過ごした10年とこれから

実は色弱だけどデザイナーしてました。 どれくらい色が見えないかというと、以前詳しく検査していただいた時には12段階中でLv11くらいに色が見えなかったので結構キツイほうなんじゃないかなと思います。例えばサクラの花はモノクロに見えています。 この記事は、自身がデザイナーとしてのプロフィールを語るときに「色弱だけどデザイナーやってます」と公言していこうという儀式みたいなものです。 この個性についての特別な知識だったり、安易に「色弱でもデザイナーなれるよ」みたいなエールを伝えら

The grass is always greener on the other side.

人にはじぶんの向き不向きがあると思ってて。学歴というブランドを手に入れられたのなら、それを駆使して一流ルートを目指すも良し。それがないのならそれを逆手にとってプライドが邪魔しない我流のルートを創るも良し。結局は、その人がじぶんのこれからをどうやってつくっていくか、かと。 ただ、なんとなく感じるのがハコに入るとそのハコに関わる人たちからの学びは大いにあるんだけれども、ハコの ナカノヒト になって ソトノヒト 視点が無意識になくなりがちになるのかもなぁ、ということ。環境が人を育

京都は、旅行するより「住みたい」場所になった

以前京都に行ったのは、4年前の11月中旬。街が鮮やかに色づき、どこでシャッターを切っても絵になる京都が大好きだった。 大学時代は大阪に住んでいたため、街が色づくこの時季になると毎年行っていたが、東京で働くようになってからはタイミングが合わず、ここ数年行けていなかった。 ニュースを見ていると、今年はこの時季でも京都の訪問客が少ないらしい。ならばこのタイミングで行ってみようと思い、善は急げで、新幹線を予約した。 どこに泊まるか、それが大事だ人それぞれ、旅行で大事にしているこ

死なない工夫

死ぬ理由があるわけではなく、生きる理由がなくなったとき、人は自ら命を断つ選択をするのかもしれない。ふと、最近思った。 一応書くと、これは別に、死にたい人を励ますための文章ではない。 自分自身の「死なないためのライフハック」の、覚書に近い。 あまり大声で言う必要もないけれど、わたしはあまり生への執着がない。少し前に「10分遺書」で夫に宛てたものを書いたけれど、結婚するまでは皆無に近かった。 10代の頃は、とても不安定だったらしい。高校の担任の先生に卒業後会ったとき 「お前

反論をいただいたので、少しコメントしました

以前に書いたnote「来年の9月7日から、日本の本当の下り坂が始まる」について、反論とご指摘をいただいたので、少しコメントします。 まずはご意見、ご指摘、ありがとうございました。 本「明日のプランニング」や「ファンベース」を書いたときも、初稿を多くの若い人たちに読んでもらい、厳しいダメ出しをもらい、推敲を重ねて今の形になっています。 ご指摘は常にありがたいです。 ただ、バットを持って今にも乱暴するような男のタイトル画像で、しかも文章冒頭に「データという棍棒で殴ります」

アートをどうやって勉強していくか

前回の「アートの教養を身につけたい3つの理由」の続きです。 今回は、じゃぁいったいどうやってアートを知り、教養にしていくのか、というのをボクなりに考えてみました。 ボクは「さとなおオープンラボ」というのを主宰していて、そこで自分が得てきた「広告/コミュニケーションの知見」を10期に渡って共有してきたんですね。 そのラボは各4〜5時間くらいを10回、スライドにすると4000枚くらいを共有していくのですが、10期に渡る試行錯誤の末、やることは大きく言えば3つに絞られてきてい

アメリカで 日本酒ぜんぜん 流行ってない【今日の一句】

えらい人たちに怒られてしまうのかもしれない、と思って、いままで書かなかったことがある。米国ロサンゼルスに来て約10ヵ月になるけれど、そろそろいいかぁ、と思うようになってきた。自分が嫌われることよりももっと大切なことがあるんじゃあないか、とも、これくらいで嫌われるならそれはそれで自分以外のものがやばいんじゃないか、とも。 怒られそうなこと、ひとつ目。 アメリカで日本酒はぜんぜん流行っていない。 *** 確かにアメリカの日本酒輸入量は年々ぐんぐんと伸びており、消費量は10

近所の寿司屋のクーポンを記録し続けて3年が経った

寿司が好きだ。そもそも白米がうまいし、おまけに刺身は超うまい。それを重ねるなんて、個性が衝突しておかしくなりそうだ。でもメキメキうまいんだ。だから寿司はすごい。寿司 is King. 寿司を愛するから寿司屋にはしょっちゅう訪れるし、なんならこの記事も寿司屋で書いてる。 特に会社の近くに「魚がし日本一」、通称「魚がし」というチェーン店があって、調子の良い時は昼と夜に行く。手頃な価格でうまい寿司が食えて、少し雑多で気を使わない感じもいい。 魚がしには「LINEクーポン」が存

ヘビースモーカーが、多分禁煙できた簡単な方法

仕事と暮らしの方で慌ただしく1週間が過ぎた。出社できたのが金曜日のみで基本的には家で缶詰状態。その間、思い立って禁煙が急にスタートした。勢いで買ったニコレットを噛み続けて、気がつけば禁煙8日を迎えた。不思議とたった1週間だけの違いなのに、かつて当たり前だった喫煙が無くて良いものに変わった。 以前にも一度、禁煙を試みたことがある。アイコスがでて、ひとまずこれでいけんじゃないか?と思ったが電池が切れる。僕は重度のヘビースモーカーだ。充電器持ち歩くのも面倒で結局数日で喫煙者に戻っ

黒煙が上がる

まいにち日記が更新されない時=飲んでる時という感じで昨日もめちゃくちゃディープなメンバーで飲んでいた。ので今日は二回更新。 昨年、京都で嫉妬するほど良いイベントがあった。 その時、ちょうど東京の桜ヶ丘で同じく嫉妬するほど良いイベントで嫉妬しまくっていたため参加できなかった。 それがこれ。MAZEUM。 京都の人間がやるべきことをできなかった悔しさと、そうそうこれを待ってたぜという喜びのハンバーガー状態でMAZEUMのライブ写真を撮っていた井上さんにぐちぐち言っていた。じ

エッセイとコラムのちがい

「エッセイって、なんの意味があるんですかね?」 白いお皿にのった鶏肉にナイフをいれながら質問する。テーブルクロスの先に座っているのは、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院の教授を務める柳瀬博一さんだ。 柳瀬さんは編集者として、矢沢永吉の『アー・ユー・ハッピー?』や『小倉昌男 経営学』、『養老孟司のデジタル昆虫図鑑』などヒット作を数多く作ってきた日経BP社の名物編集者だった。 東工大で教鞭をとるのも、ジャーナリストの池上彰さんが東工大の教授になった際に作った『池上彰の教養

noteという特殊な場所

何かを作って公にするとき、躊躇する大きな要因となるのがネガティブな反応への懸念だ。 「他人など気にするな」 あまりに正論だが、私はそんなに強くない。 noteにはネガティブな反応がないので書きやすい。 フォントやメインカラーなど、デザイン面でかなり工夫が施されているし、戦略も明確。その話は加藤さんや深津さんが語っているのを聞くとおもしろい。 コミティアと文フリが混ざった雰囲気 いちユーザーとして感じるのが、展示会的雰囲気がここにはある。「クリエイターのため」と打ち

365日書き続けたら、どうなった?

昨年の今頃から、ふわっとスタートし、実は昨日365日目でした。うっかり飲み会楽しくて366日目の今日書いてます。この緩さが継続の秘訣かもしれませんが、詰めが甘い。まぁそれでもいい。この1年間、何日かだけ当日かけず翌日2個とかあったりした。それでも365日の出来事や思ったことや日常を言葉に変えていくことを365回やったことになる。 この1年間のビュー数は569,829となった。月平均5万ビューほど。日記1個で1,561ビューみたいな平均。 スキの数は9915。1個の記事に平均