角尾 舞 | Mai Tsunoo

デザインを伝える仕事をしています。ライターをしたり、キュレーターをしたり。いろいろな街…

角尾 舞 | Mai Tsunoo

デザインを伝える仕事をしています。ライターをしたり、キュレーターをしたり。いろいろな街の美術館や蒸溜所をたずね歩くのがライフワークです。フットワークが軽いです。Photo by Harumi Shimizu http://www.ocojo.jp

最近の記事

そして、これから

昨年10月から6ヶ月に渡り書いてきたこのマガジンですが、ついに今日が最終回……!購読いただいていた方は、手違いにより4月中に更新できず申し訳ありませんでした。。なのですが、実のところ、家づくりは終わりません。 先日のnoteで「完成しました〜〜!」と書いたものの、まだカーテンもダイニングの照明も届いていないし、オフィスは整っていないし、入り口の植え込みは雑草だらけ。できることならば、ベランダはウッドデッキにしたいし、緑化もしたいところです。そう、完成はしていないのです。

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    • 完成と反省

      おうち、ついに完成しました〜〜!!まだ細かいところは調整中だったり、家具が揃ってなかったりはしますが、先週、無事に移り住んできました。想像以上に近隣環境がよく、比較的都心ですが夜も静かで快適にしています。 なによりも、家に対する愛がこれまでの賃貸とは比べ物にならず、夫婦で感動しています。こちらは、引っ越す前日に撮った写真。お花は、施工会社さんがサプライズで活けてくれていました!なんとうれしい心遣い…。 完成後のnoteということで、最終的にどうなったかの写真をお見せするの

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      • 塗り壁の色を決めよう(その他進捗)

        早くも年度末ですね。今日は主に塗った壁の話と、現在の工事の進捗について。 なお、購読いただいている方にはもしかしたらお知らせが行ったかもしれませんが、このリノベマガジンは家の完成に合わせて、4月末で終わりになります。今後どうまとめるかは考え中ですが、完成まで今しばらくお付き合いください。 ■塗り壁多くのマンションがクロス壁になっている昨今で、塗り壁はリノベーションや新築ならではかもしれません。なぜ塗り壁が少ないのか?といえば、答えは簡単で、コストがかかるのです。下地だけ作

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        • 家具工場へいこう

          日に日に春を感じる日が増えましたね。今日は久しぶりに、上着を持たずにでかけました。リノベ自体はだいぶ終わりが見えてきましたが、今月も月末の更新にお付き合いください。 ※大変申し訳無いことに、なぜかマガジンに追加されていませんでした。もし購読中の方で読めなかった方は、ご連絡いただければ幸いです。お送りいたします。 先日、施工会社さんに家具工場へ連れて行ってもらいました!今回はキッチン、テレビボード、洗面台などが造作なのですが、普段からお付き合いのある家具の木工所に依頼いただい

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        そして、これから

          キッチンの素材を決めよう

          まるで大学のレポートを滑り込みで出す学生のような時間の更新で申し訳ないですが、前回の造作キッチンについての続きです。 今回は造作なので、前回の記事でお伝えしたパーツ以外にも、そもそもの天板も引き出しのパネルもシンクも全部、建築家さんたちと相談しながら決めています。 リノベーションだから自分好みのおうちに住める!とはいえ、それは予算が潤沢にある場合のみで、結局のところ、素材のランクや仕様を落とす現実が大半。ですが、このキッチンに関しては極力、当初の希望を守れるように、建築家

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          キッチンの素材を決めよう

          キッチンパーツを決めよう

          (Header photo by Alex Robert from StockSnap) あっというまに、また月末です。2月みじかいよ! さて、今回はキッチンについて。今回のリノベーションで一番気合い(とコスト)をかけた場所です(わたしは料理がすきなのです。よく意外と言われますが)。今回は、長いです。長いのに前編です。 一般的に家を作る場合、キッチンの選択肢は大きく2つあります。一つはシステムキッチン、もう一つが、造作キッチン(オーダーメイドキッチンを分ける考え方もある

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          キッチンパーツを決めよう

          さて、お金の話をしようか

          Photo by Negative Space from StockSnap 今回はですね、みなさんも一番気になるだろうお金、そうマネーの話をしようと思います。 最近、自分でnoteを書いていてもお金の話よくするなぁと悲しくなりますが、残念ながら、リノベーションはほぼ予算との戦いです。 石油を掘り当てたい人生でしたが、いまのところはしがないフリーランスとサラリーマンの夫婦なので、払える金額に収めないといけません。家っていうのは、お金がかかるんですわ。 つい先日まで見積を

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          さて、お金の話をしようか

          ビルトインしちゃう?

          (Header Photo by Ryan McGuire from StockSnap) 大変遅ればせながら、今年もよろしくお願いいたします!毎度、ほんとにギリギリの更新で、自らの計画性のなさにうんざりするのですが、家は順調に進んでおり、ようやく来週から着工です! 1月はひたすらに見積もりの調整と、照明器具や家電などの選定をしていました。そのなかで、今回はちょっと特別な仕様になりそうな、洗濯機について。 最初の頃、間取りで洗濯機置き場を作ると書いていたのですが、扉の幅

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          ユニットバスのショールーム

          大晦日の更新になってしまいましたが、2020年最後のおうちリノベマガジンです。紅白歌合戦を見ながら書いています。YOSHIKI、すごかった。 さて内容に悩んだのですが、今回は先日ショールーム巡りをして決めた、ユニットバスについてです。 本当は陶器のバスタブに石の床、真鍮のシャワーヘッド……みたいなのに憧れますが、まぁ現実はユニットバスに落ち着きます。 ただ、ユニットバスといっても千差万別で、ランクもさまざまです。今回は、デザインと費用面から最終的に選んだお風呂を紹介しま

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          床と壁は大事。

          わーー!あっという間に年末になってしまいました……。毎度ギリギリの更新になってしまい申し訳ないです。 今回は前回最後に書いた通り、床についてです。それから壁も。 長いこと賃貸に住んでいて、個人的にずっと気になっているのが、ニスでテカテカのフローリングと、ビニールのクロス壁。 無垢の床と、塗装の壁に憧れること30年。ここだけでも変えられれば、どんな家具を置いても様になるのになぁ。。とよく思っていました。 せっかく家を買ってリノベするのなら、床と壁は気にいるものにしたい!!

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          素材を決めよう

          前回の記事では第一弾のCGを公開しましたが、今回は希望を取り入れて作ってもらった第二弾のCGと、いま選んでいる素材について。 ちなみにこれは、概算見積もり前の、超自由に素材を選んでいる段階なので、とりあえず好みの素材を詰め込んどけ〜〜〜!という状態です。(その後、こわい数字を見ることになる)

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          CGでみてみよう

          バタバタしており、更新が遅くなってしまいましたが、リノベーションの設計は進んでいます。リアルタイムでは、第一回の概算見積が終わり、予算オーバーに頭を悩ませているところです…。 前回は希望するする間取り図についてを載せましたが、今回は、建築家の方から提案いただいた間取り図と、作ってもらった第一弾のCGについて。 1階を寝室と水回り、2階をLDK、3階をオフィスというのは変わらないのですが、2階の分け方が少し変わりました。

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          間取りを変えよう

          前回は間取り図をお見せしましたが、今回は、この間取り図をどう変えるか?について。 現状、なかなかすぐに住める状態じゃないのはすでにお伝えしたとおりなのですが、壁や床のディテールの前に、間取りの問題は大きいです。 そこで、私から建築家の方に提案した間取りはこちら。

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          まどり図みせます

          前回は建築家について話しましたが、今回は現状の間取り図について。第一回のnoteを読んでくれた方は、特に気になるかと思います……。 家が売りに出た当初は、実は物件情報に図面がついていませんでした。 何枚かの写真があるだけで、図面は制作中と言われたのです。 いまどきそんなことあるの……?と思いつつ、内覧申し込みをして待つこと一週間ほど。 不動産屋さんから届いたものをみて、見た瞬間、思わず笑いました。その間取り図とはですね……

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          建築家とつくろう

          無事にnoteの審査も通ったのでおうちリノベマガジンをスタートします! 今日は、今回のリノベを一緒にしてもらう建築家さんの話です。 「家をリノベする」と言うと聞かれるのが「自分でがんばるの?それとも誰かに頼むの?」という質問。正解はない質問だけれど、わたしはたちはほぼ悩まずに、建築家に頼むと決めました。 もちろん床や壁を貼り変えたり、間取りを変更したりするのは、自分たちで一つずつ指定もできます。施工とデザインをまるっと請け負ってくれる会社も増えているので、そういう会社さん

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          建築家とつくろう

          おうち、買いました

          タイトルの通りですが、自宅を買うことになりました。 子どものころから転勤族、さらには引っ越し自体が好きなため、32年の人生で住んだ家は、仮住まいも含めれば12軒。結婚してからの7年間で、いまの家は7軒目です。そのくらい、移り住んできました。アリエッティ。(ヘッダの写真は、エジンバラで最後に住んでいたフラットです。いい家でした) しかしながら、引っ越しをし続けるためにはいくつか条件があります。それは、家具を増やさないこと。いろいろな家に住むためには、最低限の家具で暮らす必要

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