恋するアラカン

アラカンおやじの悩める恋愛日記 還暦を迎える中年オヤジの恋愛日記です。悩みながらも熱…

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アラカンおやじの悩める恋愛日記 還暦を迎える中年オヤジの恋愛日記です。悩みながらも熱いロマンを求めて…

最近の記事

初のお泊まりデート❤️

先日、初めて「お泊まりデート」した。 初日は美術館をいくつか巡り、夕方から高級寿司店へ。 「いつもお世話になってるから」とサエコがご馳走してくれた。 その後、ホテルで一泊。 たっぷり愛し合う。 サエコは、オレのかなり情熱的な愛撫に蕩けて何度もエクスタシー… 翌日は2人で劇場へ。 久方ぶりに芝居を堪能する。 その後、行きつけの赤提灯で感想会をして別れた。

    • 結ばれる…

      4月半ば、サエコと横浜でデートした。 午後から中華街で食事し、その後バーへ。 そして彼女のオフィスへ。 ハイボールとワインで寛いでいるうちに午前1時を回っていた。 ソファに並んでかけている彼女の腰にそっと手を回して引き寄せる。 唇を奪うが、サエコは拒まない。 「あっちに行こうか」とオレ。 「あっち」とはもちろん寝室のことだ。 「うん…」とサエコ。 明け方まで数回愛し合う。 ピロートークで「この前、ちょっと待ってと言ってだけど、今夜は良かったの?強引に奪ったようでゴメンね

      • デートを重ねる

        サエコとは、その後、年末年始を跨いで何度かデートした。 出逢いの夜も含めると10回を越える。 そのほとんどが朝までコース。 いくら話しても話が尽きない。 よほど相性が良いのか… 最後の2回は彼女がオフィスに誘ってくれた。 泊まったというより、明け方に始発が動き出すまで待たせてもらったと言った方が正しい。 サエコのオフィスはちょっと変わっている。 一般的なオフィスビルではなく、3LDKのマンションをオフィスとして使っているのだ。 だから、キッチンもあるしバス・トイレもある。

        • 2回目のデート

          お互いコロナで延期となってしまったサエコとの2回目デート。 初デートから2ヶ月たった10月下旬の土曜日にやっと実現した。 コロナは快癒したものの、お互いに仕事が忙しく会えなかったのだ。 場所は彼女の自宅近く。 細かなことは省こう。 5軒はしごした。 当然、朝までコースだ。 家族の話、配偶者との馴れ初め、趣味や仕事の話、過去の恋愛体験…とにかく話しても話しても…話しが尽きない。 何時間一緒にいたんだろう… 還暦まぢかのオヤジにはけっこうしんどかった。 で、2軒目を出た時に、何

        初のお泊まりデート❤️

          かつて愛した女たち(7)ノリコ

          ノリコとは10年前、3年間の単身赴任中に付き合った。 実は高校時代の同級生で、同窓会で知り合った。ドラマなどによくあるパターンだ。 彼女は当時、旦那と別居していた。 ひとつ問題があった。 〈心の病〉にかかっていたのだ…いわゆる鬱病だ、それもかなり重度の。 それゆえか、オレに常にまとわりつくようにして愛を求めてきた。 仕事が忙しくてなかなか会う時間を作れないなど、すれ違いが高じてオレのもとを去って行った。 付き合った期間は半年くらいだったか… こう言うのもなんだか「やれやれ

          かつて愛した女たち(7)ノリコ

          マッチングアプリが全盛のようだが…

          ここでもよく見かけるが、既婚者用のマッチングアプリが全盛のようだ。 手軽に不倫相手を探せるからか? 何人もの男や女と会って…とっかえ引っ換え異性との交渉を楽しむ… 還暦間近のオレには理解できない世界だ。 どんな詐欺師や犯罪者が潜んでいるかわからないし、サクラも多いらしい。 利用したいとはまったく思わない。 やはり、直接相対し、好意を抱けばアタック…というのが恋愛の王道だ。 利用者にとって、異性は単なる消費材のようなものなのだろう。 気に入らなければ、即ブロック。 モノを

          マッチングアプリが全盛のようだが…

          かつて愛した女たち(6)ヒロエ

          ヤヨイと別れてすぐにヒロエと出逢った。 ディスコでナンパした。 いわゆる〈美人〉というわけではないが、ちょいと個性的で可愛い子だった。 既婚者だったが、子供がいなく、旦那とは夜の交渉もないという。 年齢はオレと同じ40だったが、35くらいにしか見えなかった。 胸が大きく、ベッドが楽しい女性だった。 本来なら旦那に求めるべきカラダの癒しをオレに求めている感じだった。 ユキとの別離が心に重くのしかかっており、誰でもよいからつながりたかったのだと思う。 とは言え、交際は、間にオ

          かつて愛した女たち(6)ヒロエ

          かつて愛した女たち(5)ヤヨイ

          ユキと別れて半年後くらいにヤヨイと出逢った。 きっかけは合コンでのことだ。 独身のOLだった。歳は35,6だったと思う。 さして美人とは言えなかったが、おとなくて素直な子だった。 ユキを失った喪失感からか、相手は誰でも良かったのだろう。 何度か一人暮らしのアパートに泊まった。 はっきり言ってカラダがあまり合わなかった。 ちょっと痩せすぎで、抱いていても燃えなかった。 そんな無理をしての付き合いだから長続きせず、3ヶ月ほどで別れたと記憶している。 「色々考えたが、やはり家族

          かつて愛した女たち(5)ヤヨイ

          かつて愛した女たち(4)ユキ

          ユキと出逢ったのは、カナエと交際し始めて数週間経った頃だった。 六本木のディスコでのこと。友人と3人で遊びに行ってナンパしたのだ。 先方も3人だった。声をかけたのはもちろんオレ。 「僕らも3人なんだけど、よかったら飲みませんか〜」と。 3人とも美容師だった。みんな美人さんだったが、中でもユキがひときわ輝いていた。 ハーフのような顔立ち、スラリとしたボディ。 すぐにメルアドを交換して付き合い始めた。ユキは既婚で、オレと同い歳、お互いに40歳だった。 初回デートで色々聞いた。

          かつて愛した女たち(4)ユキ

          かつて愛した女たち(3)カナエ

          カナエとは仕事関係の合コンで知り合った。 既婚のナースさんだった。 お嬢さんぽい可愛らしくて初心な娘だった。 歳は5つくらい下だったと記憶している。 やはり3回目のデートでホテルに連れ込んだ。 カナエはオレを〈尊敬の眼差し〉で見ていた。 おそらく、バンド活動にのめり込んでろくに仕事もしない紐夫との対比でのことだろう。 なぜ、そんな男と結婚したのかまでは聞く機会がなかったが、ナースさんなど自力で生きていく術を身につけた女性に多いような気がする。 そして、やがて「旦那と別れたい

          かつて愛した女たち(3)カナエ

          かつて愛した女たち(2)ヨシコ

          リエコと別れて3ヶ月後くらいだったか… 今度は歳上の女性と付き合った。 〈ヨシコ〉といった。 3歳上だった。 確か、韓国料理屋で開かれたバツイチ女性たちとの合コンだった。 先方は5人くらいいたと思う。 その中で最も綺麗だったのがヨシコだった。 太めのオバさんたちの中で一際目を惹くスリムな美人だった。 3回目のデートで愛し合ったと思う。 しかし、4回目のデートで「私、やっぱり不倫とかできない」と告げられ別れ、呆気なく終わってしまった。

          かつて愛した女たち(2)ヨシコ

          かつて愛した女たち(1)リエコ

          サエコとのデートまでちょいと時間が空いてしまった。 更新ネタがないので… 過去の女性遍歴を振り返ってみようか… かつてのオレは今と反対の〈遊び人〉。 特にモテたわけではないが、女性をナンパするのが楽しくて仕方なかった。 けっして女性をSEXの対象としてだけ見ていたわけではないが、結果的・客観的に見ると、そう思われても仕方ないかもしれない。 そんな頃のエピソードを思い出すまま紹介してみよう。 あれはもう25年くらい前か… 初めての婚外恋愛の相手は、行きつけのワインバーで知り

          かつて愛した女たち(1)リエコ

          次のデートが延期に

          サエコと初デートから1週間。 毎日LINEのやり取りが続いている。 「おはよー」から始まり… 仕事の状況やランチのこと、夜の宴席なども話題になる。 些細なことでも互いに声を掛け合うことで関係が少しずつ緊密さを増していくものだ。 互いに「自分のことを気にしてくれているんだ」という安心感・安堵感が得られる。 そんな最中、サエコから次のデート延期の要請が来た。 なんと新型コロナに感染したと言う。 これはどうしようもない。 7日間の自宅療養が明けるまで、家から出られない。 幸い症状

          次のデートが延期に

          初デート(3)

          気がつけば23時を回っていた。 終電が気になる時間帯だ。 サエコが手洗いに立った間に会計を済ませる。 今夜はオレの奢りと決めていた。 戻ってきたサエコと次のデートの約束を交わす。 「来週また逢いたいけど、出張とか入ってて…」2週間後の週末に逢うことにする。 終電まではまだ少し時間がある。 ぴったりと寄り添いながら「好きだよ」と改めて囁いた。 サエコは「でも私、おっぱい小さいよ。それでもいい?」と小声で答える。 胸の谷間からそっと手を差し込み、サエコの乳房をまさぐる。 確か

          初デート(3)

          初デート(2)

          「タケちゃん、好きっ」 いきなりサエコが耳元で囁き、いっそう強く抱きついてきた。 オレもサエコを強く抱きしめ返し「僕も好きだよ」と囁く。 どちらからともなく軽く唇を重ねた。 サエコは他の客の目が気になるのか恥ずかしそうにオレの胸に額を押し当てる。 この店ではよくある光景だ、別に気にすることはない。 やがてバラードも終わり席に戻る。 ぴたりと寄り添いあって無言の時間を楽しむ。 ふたりの心がひとつに溶け合っていくようだ。 何も語らないからこそ、いっそう強くそれを感じる。

          初デート(2)

          初デート(1)

          サエコとの偶然の出逢いから2週間。 週末の夜に食事することとなった。 それまでの間、毎日LINEでやり取りを重ねたことは言うまでもない。 初デートの場所は都心にある行きつけのベトナム料理店を提案した。 サエコは東南アジア料理に目がないようで、即座にOKの返事をもらった。 午後6時、某駅で待ち合わせ。 サエコはきょうも黒を着ている。 前回よりもっとボディラインがはっきりわかるワンピースだ。 大きく開けた白い胸元にプラチナのネックレスが美しい。 ベトナム料理を食べながら仕事

          初デート(1)