佐藤莉生

どうも、初めまして。 趣味の一環として作品が出来上がり次第 随時投稿していきたいと思い…

佐藤莉生

どうも、初めまして。 趣味の一環として作品が出来上がり次第 随時投稿していきたいと思います。 創作初心者で度々ご迷惑をかけるかもしれませんが 皆さま、どうかよろしくお願いいたします。

最近の記事

本を買いました(1)

『公益財団法人 日本産婦人科学会』さんが出版に関わってる訳ではなさそうです。👶 これは間違いなく、ホラー小説。 ……という訳で、昨日発売された 『近畿地方のある場所について』で話題となった ホラー作家、背筋さんの新作である 『穢れた聖地巡礼について』を買いました。 ❶ 簡単なあらすじ特徴的なのが主となる3人の登場人物です。 考えや価値観の異なる3人の人物たちにより、 物事が進んでいきます。 それにより、幽霊や心霊現象に対して斜め上な 違った考え方を知ることができるので

    • 短編•第五話

      東北地方の海沿いの街には妖怪伝説がある。 その名も線香花火の精。いかにもな名前に吹き出しそうになってしまったが、会社の後輩の仲野君が真剣な顔で話すので堪えることにした。ここで線香花火の精について簡単に紹介する。 察しの良い人は想像できるかもしれないが、線香花火の精は実に人間的な妖怪である。 言い換えれば、普通の人が線香花火の精のフリをすることだってできる訳だ。側から見れば、人混みに紛れている線香花火好きの人なのだから。 更に言えばこの街には花火工場があり、主力商品が線香花火

      • 短編•第四話

        普通免許取得のために自動車学校に通っていた頃の話。当時、実習などで関わる機会が多かった竹内さんという男性の教官から奇妙な話を聞いた。 「俺が教習所へ通ってた時は、教官が鬼みたいに怖くてさ。行く度に毎回泣かされてたよ。」 「時代が時代ですからね。」 「後、一風変わった指導の仕方をしてた教官がいたのをよく覚えているよ。」 その教官、後藤さんは何でもカセットテープを流しながら実習を行うそう。路上教習では類を見ないやり方だが、不思議なもので後藤さん考案のこの特殊な実習方法で安全運

        • 短編•第三話

          自宅近くのラーメン屋で中華そばをすすっていると母親からLINEが来た。どうやら閉幕したパリオリンピックの感想を私に聞いているようだ。 耳を疑うかもしれないが、私は開会式から閉会式までオリンピックを見ていない。ニュースでダイジェスト映像をちょこっと見ただけである。元々スポーツに強いコンプレックスを抱いていたため、憎いほど嫌ってはいないが、オリンピックを始めとしたスポーツ中継はあまり見ないのだ。 その旨を返信すると、今度は母親から電話がかかってきた。「社会人なら話題作りの為に見ろ

        本を買いました(1)

          好きな曲について♫

          皆さんこんにちは。 noteを始めて3週間ほど経過します 佐藤莉生(さとうりお)です。 初心者の匂いがそこはかなとなく香る 僕の記事にスキをしてくださった皆様 僕のアカウントをフォローしてくださった皆様 本当にありがとうございます❗️ これからも日々精進して参りたいと 思っている次第です。 何卒、よろしくお願い致します。 今回は【創作】ではなく、 僕についての自己紹介の一部を していきたいと思います。 好きな曲についての紹介です。 ❶ ザ・クロマニヨンズザ・ブルーハ

          好きな曲について♫

          短編•第二話【創作】

          専門学生時代のアルバイト先の後輩で稲垣君という男の子がいる。彼は12歳までスペイン北部のトレドという街に住んでいたそうだ。とはいっても現在はスペイン語を話せなくなったし、トレドにいた頃の記憶も年々忘れがちになってきている。しかし、スペインで多くの時間を一緒に過ごした男の子の親友のことはよく覚えているという。 名前はアレハンドロ君。彼と楽しい時間をたくさん過ごしたと前置きをして、当時の写真を見せる。 アレハンドロ君の外見は茶髪のマッシュカット。全体的に細身で端正な顔立ちをして

          短編•第二話【創作】

          短編•第一話【創作】

          まずはこちらをご覧いただきたい。 ※ぼかしで伏せている箇所あり これは職場の先輩である名塚さんから渡された5人組女性アイドルグループ『あかり組』のワンマンライブのチラシである。 すべての発端は昼休み。職場近くの食堂で一緒にお昼を食べながら雑談をしていた時のことだ。 「●●●●君(私の名前)はさ、アイドルとか興味ないのかい?」 「僕は断然ロック一筋なのでアイドルはあまり聞きませんね。話題に取り上げたってことは、名塚さんはいわゆるドルオタなんですか?」 「まぁそうだね。俺はこ

          短編•第一話【創作】

          京都の怪談会【創作】

          2023年7月16日 京都駅の改札を出ると、アスファルトを焼き尽くすような雲一つない快晴の青空の下に出た。取り敢えず胃袋に何か入れよう。そう思って京都駅から近い蕎麦屋に入った。大正時代から続く老舗のお店で、中は冷房が効いていてオアシスのよう、ではなく多くのお客さんで混み合っていたものだから涼しいはずなのにあまり落ち着けない。 「早い所出た方が良さそうだけど、老舗の味も堪能したいなぁ。」 複雑な感情でお品書きを眺めた結果、ざる宇治抹茶蕎麦を頼んだ。セットで聖護院蕪の千枚漬け

          京都の怪談会【創作】

          皆さん、初めまして。

          ついこの間、noteに登録したばかりの " 佐藤莉生 "というものです。 文章をまともに書いた経験がそんなない 不束者ですが、よろしくお願い致します。 ① noteを始めた経緯 僕は幼少期から自己肯定感が低くて 社会人になってからも 自分に自信を持てない鬱屈した日々が 続いていました。 「みんなは今頃どうしているんだろう」 「楽しそうな人生を送っているのかな」 学生時代と違って自由が効くようになった現在 やりたいことはたくさんあるけれど 明確には分からない。でも何か始め

          皆さん、初めまして。