記憶の風景14 (須磨海浜水族園のサメたち! 2018年1月30日)

画像1 ここ最近、サメ的要素欠乏症(←笑)により、何やらエネルギーが足りなくなってきた感じがするので、本日の「記憶の風景」のマガジンは、いつもとは少し違う投稿をさせていただきます。そう、鮫尽くしの記事です!🦈笑 (※ サメだけは絶対に無理!という人は、スルーしてください m(_ _)m)
画像2 水族館に行くと、私は背景も何も考えず、一心にサメという対象だけを撮影しまくるので、これを「風景」のうちと見なしていいものかどうか、賛否両論あると思いますが、サメ好きの私の目には、これ以上の絶景はあり得ません(笑) ちなみに上の画像👆は、言わずと知れたハンマーベッド・シャーク。実はハンマーにも複数の種類がいて、これはアカシュモクザメと呼ばれる種。シロシュモクは身体が硬すぎてうまくターンできないため、水族館の水槽では飼えないのだそうな。
画像3 ここ須磨海浜水族園(神戸)には、特に私の好きなメジロザメ目のサメが多くいて、私にとってはパラダイス🌴✨ ちなみに私は「利き酒」ならぬ「利き鮫」で、顔立ちから個体識別ができるため、気に入った個体に勝手に名前をつけて、それぞれの成長を見守ってきました。上の画像👆は、メジロザメのなかまの中でもドタブカと呼ばれる種で、私が『マリオン』と名付けた子です🦈 幼魚時代からずっと見守ってきましたが、実に立派に成長したものです。かつてのあどけない赤ちゃん顔が嘘のように、鋭くて貫禄のあるカッコいい成魚になりました👍
画像4 こちら👆はそのマリオンよりも何年か後にやってきた個体で、私が『サム』と呼んでいる子です🦈 雄の名前っぽいけど、なんと一昔前のテレビドラマ『奥様は魔女』のサマンサの愛称から取ってきた名前です(笑) かなり成長の早い子で、一際大きく美しいヒレが特徴。でもよく見ると、口元がフニっと歪に曲がっていて、端正な魚前(←すごい造語:笑)のマリオンに比べると、いわゆるファニーフェイスなんですよね (^_^;)
画像5 こちらも同じドタブカですが、先ほどのサムより更に後からやってきた子で、『リンリー』といいます。まだまだ幼く、あどけないアイドル顔をした愛くるしい女の子。・・・・・・とは言え、マリオンやサムも、ああ見えて実は雌♀なんですけどね。サメは雌の方が大きく逞しい姿になりがちなようです (^_^;)
画像6 代わってこちらの大型鮫👆は、以前投稿した詩『鮫~ペールグレーの刃物』の解説文でもご紹介したシロワニという種のサメです。ここスマスイではシロワニはこの一尾のみで、私は『伊雑宮(いざわのみや)殿下』と呼んでいます。何やら物々しい名前ですが、七本鮫伝説の残る伊勢神宮別宮の名称から取ってきた呼び名です🦈 『殿下』は何となくゴロが良かったので敬称としてくっつけただけ、というテキトーな話💧笑
画像7 こっ、この生物はなんぞや!? 変な口!笑
画像8 正解はネコザメ。貝などを噛み砕いて食べる小型のサメで、人間に対しては全くの安全種のため、水族館のタッチプールにいることもある人気者。・・・・・・ですが、私に言わせれば、外見上は全然サメらしくないサメ。これこそまさにファニーフェイスですね(笑)
画像9 ネコザメ以上にサメらしくないのが、こちらのサメ。スマスイではネコザメと同じ水槽にいるオオセという種類です。ネコザメと同じく底生のサメで、ご覧の通り、ヒゲ?があるのが大きな特徴ですね。
画像10 オオセの全身像はこちら。やっぱ、サメっぽくないですよね?💧 柄も独特。
画像11 打って変わってザ・サメ!という姿のメジロザメ系から、今度はハナザメのご紹介🦈 この種のサメも、以前投稿した詩『鮫~ペールグレーの刃物』の解説文で触れましたが、中でもこちらの個体👆は、鯵ばかり好んで食べることから、私が『アジコ』と名付けた子。ファニーフェイスならぬファニーネームです(笑) ここのハナザメの中では一番小さい幼魚で、めちゃくちゃ可愛い子だったのですが、いつからか見かけなくなってしまいました💦 この写真でもわかるように、よく身体に噛み痕がついていたので、心配していたんですが・・・😢
画像12 こちら👆は、私が『サッキー』と名付けたハナザメの、何年か前の幼魚時代の写真。子供の頃はハナザメ独特の特徴(ヒレの先端の模様など)が見られなかったので、種の同定が困難で、長い間何者だかわかりませんでしたが、その謎めいた存在感と、シュッと引き締まったメタリックなボディや尖った鼻先も、何から何まで絶妙に私好みだったので、正体不明のままでも個としてお気に入りでした。今現在は、すっかり成長して尾びれ下葉の黒斑もハナザメらしくなり、期待通りのカッコいい姿になりました👍
画像13 そしてなんと! ある時このサッキーが水族館のパネル案内のモデルになっているのを発見!😲 やっぱり水族館の人たちの目から見ても、サッキーは可愛いんだ!と、ことほどさように都合のいい解釈をして、思わず小躍りしそうなくらい嬉しかったです(笑)← いや、たぶんたまたま写真として一番クリアに撮れていたのが、この一枚だったというだけでしょうヾ(゚Д゚#)
画像14 ドタブカによく似たメジロザメのなかまで、ガラパゴスザメの剥製展示! 今のところ日本国内でこのサメがいる水族館はないと思うのですが、かつてのスマスイには、このガラパゴスザメもいたのだそうな! 是非見てみたかった!(T0T)
画像15 今年の年始のご挨拶の記事にも載せていた、ネズミザメの剥製。このサメはメジロザメ目とは別系統の種で、シロワニやホホジロやアオザメ等のなかまです。というか、それらの鮫々が属する『ネズミザメ目』という名前の由来は、まさにこのサメですから。寒い海域でサーモンばかり食べている偏食家でもあり、プリプリとした体つきがたまらなく愛くるしいサメちゃんです😍
画像16 こんな具合👆に、何故か高い天井にインテリア?として吊るされています。うちにも一匹欲しい!☺️
画像17 👆メジロザメのなかまでもかなり小型の部類に入る永楽鱶(エイラクブカ)。希少種ではないため、鮫愛好家たちにもあまり注目されることのない地味な種ですが、私はこのしなやかで優美な姿に首ったけ💘 水槽に咲く可憐な花。そのスラッと長い身体に光を受けたときの輝き具合は、マーメイドのような印象すらあります✨ しかも流し目が色っぽい(笑)
画像18 目(もく)の名前の基となっているメジロザメ。ヤジブカという呼称?もありますが、ドタブカ同様、語源は不明。目立って大きな背びれが特徴で、他のメジロザメ目の鮫々と比べて、外見上の区別がしやすい一種ですね。ちなみにこの子👆は飛鳥ちゃん♀ サメに飛ぶ鳥と名付けるのって、どうよ? ・・・と思われるかもしれませんが、遊泳力のあるキレのいい動きでギューン! と飛翔するように泳ぐ姿を見ていると、自然にその名が思い浮かびました🦅
画像19 小型のメジロザメ系だけど、エイラクブカよりは大きくなりがちなネムリブカ。名前の通り、昼間は水底で休んでいることが多い大人しめのサメです。でも夜になれば、活発に動き回って獲物を狩りに行くんですよ😉 水族館では、昼間に投げ入れられる餌にも食いついていますけどね (^_^;) ・・・あ、もちろん、小さいサメですから、人間のようなデカイ獲物は狙いません。岩間などに潜り込んで、夜間そこに隠れて休んでいる小魚とかを、器用に捕食するんです。
画像20 最後は、背びれと尾びれのはっきりとした黒斑が特徴の端黒鮫(ツマグロザメ)。ツ・マグロ(鮪)ではありませんので、お間違えなく💧 この鮫についても、以前投稿した詩『鮫~ペールグレーの刃物』で紹介しましたよね👉( https://note.com/saekiharuka/n/n060370d91cee ) ──ああ、早くサメたちに会いたい😭 世界のあちこちで、すでに水族館や動物園の閉園や倒産が相次いでいるので、ここも心配です😢 またこの子たちに会えますように!💨

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