脳内インストール

先日、ランチで一人焼肉をしていた時のこと。

「お肉、ぅんまぁ」と幸せを噛み締めていたら、隣のテーブルには、40代くらいと思われる女性２人が同じく「ぅんまぁ」って感じの顔で焼肉を頬張っていた。

なんとなくお二人の話を聞いていると、高校生の息子さんに関する話題に。

Aさん「最近、彼女、、、、、、」

Bさん「え！？彼女できたの！？」

Aさん「いや、まだ彼女じゃないらしいんだけどさ。好きな子、っていうの？」

私（よくそんな話お母さんにしとんな、息子くん）

Aさん「なんかその子と、塾が一緒みたいなんだけどさ。自分の受けてるクラスの授業終わっても、その女の子の授業が終わるの待ってるんだって。自習室で。んで、一緒に帰ってるらしいのよ。」

私（うわ〜〜〜〜〜すでにエモい。何その青春。うらやましすぎる。てか息子くん、どこまで母ちゃんに喋ってんのよ笑）

Bさん「家、近いんだ？」

Aさん「それがさぁ、一緒に帰るって言っても、一緒にいられるのたった二駅だよ！？！？」

Bさん「あらまぁ、可愛いじゃなーい！」

私（萌えすぎる。なんだその話。少女漫画？？？？？？？）

Aさん「いやぁさぁ、それで、帰ってくるの、１１時だよ？？こちとらそれから食事出して、お弁当箱洗ってって、、、こっちの身にもなってくれって感じ」

私（絶句）

そうか・・・そういう視点があったのか・・・・
私にとっては、まじでただの「萌え」エピソードでしかなかったもんな・・・・
まぁお母さんも、照れ隠し？的な感じで言っている部分もあるかもしれないけど・・・

私の頭の中には、「母」とか「子どもの世話をする人」とかっていう立場がインストールされていないんだなってことを痛感した瞬間だった。

まぁそれも当たり前っちゃ当たり前なんだけど、自分が経験していない「立場」って、すぐには理解できないんよなーって。「息子氏、可愛いじゃん」くらいしか思い浮かばなかったもん。

立場が違う人同士で、理解できないのは当たり前。争うのも、当たり前。その前提で色々経験して、考えて、人間として成長していきたいなぁ、なんて思ったのでした。

・・・・本当にそんなこと思ったのか？？？お肉食べながら？？？？？（´-`）.｡oO

Sae