マック・ザ・ナイフ
1977(昭和52)年6月、クールス・ロカビリークラブのアルバム『クールス・ロカビリークラブ』がリリースされた。キャロルの親衛隊として登場したクールスは、暴力的で且つお洒落なルックス、暴走族が社会問題となる時代を背景にバイクに跨る反社会性は、ツッパリにとっては兄貴的存在となっていた。そんなカリスマ達が奏でるロックンロールのノリは、カッコイイ歌詞も含め共感を呼んだ。それぞれ個性的なメンバーの中で、当時から注目していたジェームス藤木。氏がリードボーカルをとる「マック・ザ・ナイフ」